2018年06月24日

SBI証券でslimよりもコスト高の「つみたて新興国株式」を選ぶと得するレアケース!?

新興国株式インデックスではeMAXIS slimの信託報酬0.19%(税抜)がファンドオブETFタイプを除けば突出して低い状態にあり、これに追随する他社は現れずに0.1%以上の差を付けて独走状態です。
これに続くライバル他社ファンドは0.3%台なので、敢えてslim以外を選択する理由も見当たらない・・。

でも、本当にそうでしょうか?
いくつか条件が重なればそうとも言い切れず人によってはslimを逆転するかも・・というお話です。

今回の話は購入先をSBI証券に限ります。
もうわかりますね!?SBI証券には投信マイレージサービスがあり投信保有残高に対してポイントが付与されます。

インデックス投信の低コスト化により通常の0.1%が付与されないケースも増えましたが、その中でも信託報酬が高めの新興国ではまだ多くが通常に付与されます。
slimは安過ぎるので0.05%付与に下げられましたが、信託報酬0.3%台の他ファンドでは0.6%台のeMAXIS本家同様に0.1%がポイント還元されます!
実はマイレージを考慮すると0.3%台の新興国ファンドはとてもラッキーなのです!

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2018年06月18日

eMAXIS slimにS&P500登場で本家の廉価版から看板シリーズに脱皮するか?

三菱UFJ国際投信のeMAXIS slimシリーズに米国株式(S&P500)が登場します。
(プレスリリースPDF:https://emaxis.jp/text/release_180615.pdf

設定日:7月3日
信託報酬:年率0.1728%(税抜0.16%)
販売会社:SBI証券、楽天証券
概要は以上ですが(笑)、有名指数のインデックス投信ですからね。

iFreeシリーズS&P500の信託報酬0.225%を大きく下回り、S&P500指数に近い楽天・全米株式インデックスの信託報酬0.1696%に肉薄しています。
税抜きでは0.16%で揃えているので、先進国・新興国インデックスと同様にslimシリーズの公約通りで最安水準に揃えて来ました。

このファンド自体の興味よりも注目すべきポイントは別にあります。
eMAXISシリーズにはないS&P500を何故slimにだけ投入したのか?
そして何故このタイングなのか?

Slimシリーズは今でこそコストに敏感な投資家から注目され評価されていますが、当初は本家eMAXISシリーズのネット限定廉価版と見られていました。
三菱UFJ国際投信がメインで売りたいのは信託報酬を乗せて儲けられる本家で、slimは他格安ファンド対抗で渋々出したから本家より目立たせたくないと・・?
故に本家あってのslimなのでS&P500なんて出すつもりもなかったし、本家よりもslimの方が目立って貰っては困る。
だって劣化版ではなく廉価版の二重価格に過ぎないから本家の存在意義がなくなってしまう。

しかしながら、slimの利ザヤを削って対抗値下げを公約通りに繰り返す内に、もうこのシリーズを前面に押し出して拡販していくしか生き残る道はなくなってしまった。
最安を守り続ける方針も評価されたのか、マネックスや松井証券の限られたiDeCo商品にも選ばれ何十年にも渡る資金流入が期待できるようになってしまった一方、赤字だからと簡単に償還したり値上げしたりすることも難しくなってしまった。
もうslimは本家eMAXISシリーズのネット廉価版とは位置付けられず、ほぼ別シリーズとして扱って独立で薄利商品を積極的に多売していくしかない。

それなら、積立NISAの対象インデックスであるS&P500も出して、楽天バンガードシリーズにも真っ向対抗して国産ファンドが顧客も奪ってしまえと・・。
三菱UFJ投信にとってもslimシリーズの位置づけが大きく変わって来て本腰を入れた証拠ではないかと?

こうなるとslimシリーズが次に投入する一手とどこまでシリーズを拡大していくのかに興味が湧きます。
今回は積立NISA対象インデックスでしたが、今後は幅広く多種多様なインデックス投信まで最安水準公約で投入することを期待したい!

もう本気ならシリーズの名称変更を検討してもいいと思いますよ。
eMAXISの廉価slim版ではなく、三菱UFJ投信のネット限定看板商品であると前面に押し出せるように、eMAXISは無関係として異なる名前を付けて別ブランド扱いにしましょう!
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posted by 韋駄天太助 at 11:07 | Comment(0) | 全般共通 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年06月11日

しょうゆや遊園地など人口減で縮む日本の内需代表企業は外需を取り込み成長企業へ?

日曜日の日経新聞に日本の内需企業に関する2つの対照的なニュースが掲載されていて興味深い。
1つは、東京ディズニーリゾート等の遊園地7施設で17年度の訪日客が16年度を上回ったとのこと。
2つ目は、キッコーマンとヤマキが米国で拡大する需要に対応し、しょうゆや削り節の現地生産を増やすとのこと。

両方ともに日本の内需企業の代表みたいなものですが、1つは訪日外国人(インバウンド)需要の拡大で、2つ目はほぼ日本に閉じていた商品が外国で受け入れられ外需が拡大したことによる恩恵です。
TDRは以前からアジアのインバウンドはあったと思いますが、日本の遊園地や削り節・しょうゆメーカーは少子高齢化で人口減の日本では将来性が高く評価されることはなかったと思います。
ある意味、神風が吹いたと言えるのかも知れませんね。

TDRを例に出すと普通に見えますが、浅草花やしきでも入園者増加分の2/3が外国人だと言われると、インバウンドは比較的弱小な遊園地まで救うという状況が見えてきます!?
勿論、各遊園地が取り込む努力をしているのは確かでしょうが、取り込み対象の需要である訪日外国人の急増という「神風」(?)に助けられていることも確かです。
TDRに行くために訪日する外国人はいても、浅草花やしきに行くため訪日する外国人はほぼおらず「東京の浅草に来たついでに行ってみようかな」需要を取り込めなければ増えないでしょう!?

しょうゆも今や米国で6割の家庭が持っているというから驚きます。
勿論、キッコーマンが企業努力で開拓して来たことは否定しませんが、欧米で和食がブームから日常食へと受け入れられるようになったことも大きく、一企業から見れば「神風」が吹いたと言えます。

要因をもう少し大きく捉えると、グローバルなネット社会で元々世界に受け入れられるポテンシャルはあったものの日本に閉じていた「内需」が発見され「外需」化したことが大きいと思います。
ネット社会では世界共通語である英語圏の文化がますます世界を席巻するかと思われましたが、実は非英語圏のグローバル基準で良い「モノ」が英語圏の人たちにより発見され英語で紹介されて浸透しているという役割を果たしてくれました。(英語を中国語に変えても同じ)
シャイで宣伝下手で職人気質の日本人と企業はネット社会に助けられたのです!?

言ってみれば、しょうゆもケチャップも全世界での家庭普及率が同じでもおかしくなくどちらも素晴らしい調味料なのに、日本のしょうゆはケチャップに遥か遅れてようやく発見され正しい評価を得られるようになっただけなのかも知れない。
日本の縮む内需の中に閉じこもっていれば減収減益となってしまう企業にそれを補って余りある外需が良いタイミングで作り出されている現状は、単なる偶然と個々の企業努力によるものだけではなく、神風が吹くべくして吹いたと言えるのかも知れません。

良いモノやサービスを愚直に黙って適正価格で提供していれば売れるという日本の職人気質が最後に報われたのかも知れないし、「しょうゆ」という縮む内需企業の代表みたいなキッコーマンがPER40倍で将来性を評価されている現状が逆転ホームランを象徴しているのかも知れませんね!?
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posted by 韋駄天太助 at 09:54 | Comment(0) | 全般共通 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年06月03日

セルインメイの後に南欧政治リスクで6月はラテンがW杯も市場も席巻!?

5月が終わりジメジメした梅雨の時期に入りますが、セルインメイの意味はざっくり5月の高値で売っておいて6月以降の軟調相場に備えよという意味です。
そういう意味では6月直前から急浮上してきたイタリアとスペインの政治リスクは軟調のきっかけとなるかも知れませんね。
EU内では割と大国であるラテン兄弟国がほぼ同時に政治リスクを顕在化させているのも意味深かも知れません。

しかも、今月は4年に一度のサッカーワールドカップが開催されます。
不思議とラテン系の政治リスクが騒がれている時はサッカー主要大会が重なり当該国が活躍することが多い。
ギリシャの時もサッカーで遊んでる場合かと突っ込んだ覚えがありますが、EURO2012で番狂わせを演じて準々決勝まで進み政治でもイジメられていた(?)ドイツと対戦した時だったでしょうか?

イタリアとスペインはギリシャより遥かに格上だし、政治リスクが騒がれている今は強さを発揮して決勝まで進むかも知れませんね?
と思ったら、なんとイタリアは予選敗退でW杯に出場できませんでした・・orz。
更にはオランダも出場できずユーロ内の熾烈な予選を勝ち抜くだけでも本当に大変ですね。

それに比べてアジアの緩いこと。
日本は監督も直前で変えて一体どんな戦いを見せてくれるのでしょうね。
これについては言いたいことも沢山あるのですが、心底ゲンナリするし本題と関係ないので置いておいて・・。

Jリーグのヴィッセル神戸に加入するイニエスタも頑張ってスペインが決勝まで進みW杯はラテンのノリで盛り上がるが、市場はスペイン(イタリア)の政治リスクによりラテンの悪乗りで盛り下がるというシンクロが見られるかも知れませんね!?
でも、ラテン国は政治経済が深刻な状況なのにサッカーで大盛り上がりしながら踊り狂っているという構図は過去にも見られたし似合うんですよね!?

いや、優勝はインフレで政策金利を40%に上げた南米ラテンのアルゼンチンかな!?
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posted by 韋駄天太助 at 23:33 | Comment(0) | 全般共通 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年05月28日

大学無償化はマイナンバーで資産把握できることが条件で多額なら除外に驚き!?

日経に大学無償化制度の骨格案が固まったとのニュースがありましたが、大変興味深く目が点になる内容がさらっと書かれていました。
ここでは主旨である大学無償化制度案の是非について論じるつもりはありませんが、そこで触れられている「マイナンバーによる資産把握」についてはスルー出来ません!

寡聞にして知りませんが、これまで税制や各種優遇制度の中で具体的に「マイナンバーによる資産把握」によって収入のみならず資産によっても制限を設けて設計される制度は他にありましたっけ?

具体的には
「マイナンバーを使い、支援対象者は所得だけでなく資産も把握する仕組みを整える」
「(支援の)基準は・・・2人親の世帯で資産2000万円以下との目安を参考に検討する」
という内容らしいですが、目が点になりました。

さて、大学無償化は2020年度から始まります。
しかしながら、マイナンバーと銀行口座の紐づけは現状任意であり、21年以降の義務化も目指している段階に過ぎません。
実質上は制度開始時点でマイナンバーによる資産把握は出来ないので、おそらく文面からも支援対象者はマイナンバーに預金口座を紐づけて資産2000万円以下であることを証明することが条件になるのではないかと推測します。

つまり、当面は支援者が自己申告する資産額をノーチェックで正しいとして受け付けるのと大差はない。
何故なら、マイナンバーに紐づける口座としない口座に分けて紐づけ口座を2000万円以下に抑えれば把握されようがない筈だから。
仮に全面的に義務化されてマイナンバーで銀行口座の総預金額が正確に把握できたとしても、個人の総資産額は把握できないので問題と不公平は残ると思います。

マイナンバー開始時に金庫が沢山売れたとの話がありましたが、自宅等の金庫に入れている資産は把握不可能で、今後もなし崩し的に「マイナンバーで資産把握」を進めればマイナンバー外への資産移転が進むでしょうし、富裕層であればある程その動機は強くノウハウにも長けています。
つまり、公平性を求めて資産把握を条件に入れても不公平で意味のない「マイナンバーで把握される資産額」で税や社会保障や各種優遇が左右される逆の結果を招きかねない。

他にも証券口座の資産はどう把握されるのでしょうか?
証券会社はマイナンバー提出が資産把握のためではないと言っていますが、現状はそうでもマイナンバー資産額が各種条件に使われるようになれば、掌返して証券口座の資産額と紐づけられ把握されることを想定しない方がお花畑ということになります。
マイナンバーが振られている銀行口座から同じく振られている証券口座に資金移動すれば、その分だけマイナンバー資産額が減るのもおかしいし、それが許容されるなら金庫なんか買わずに皆やるし不公平が生じますね。

こういうことも整理して明確にして方向性も示されないうちに、突然大学無償化制度の中でマイナンバーによる資産把握なんて話が出てくるのはオカシイと思うし、全体で整理されてゴーサインが出ないうちに勝手にフランイングしていることにならないのかな?
マイナンバーの資産額が重要な各種制度の中で重要な条件となるのなら、マイナンバーで資産把握して使うと国民に宣言して公平性をどう担保するのか示すのが筋だと思います。

タンス預金した者勝ちを許さない公平さや沢山ありそうな抜け道をどう塞いで「マイナンバー資産額」という単なる数字を意味あるものにするつもりなのかを国は示せる?
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posted by 韋駄天太助 at 14:11 | Comment(0) | 全般共通 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年05月21日

りそなが成功報酬だけで手数料ゼロ投資信託を販売と思ったら顧問料つきファンドラップ!?

日経によると、りそなホールディングスが手数料を成功報酬だけにした投資信託を6月から銀行で販売するようです。

運用益の3割が成功報酬で取られるようですが、信託報酬ゼロならそれでもいいんじゃない?
ヘッジファンドはたいてい信託報酬と成功報酬の両取りで売っているし、3割はボッタクリと批判するのは簡単だけど、保守的な銀行が信託報酬ゼロで新たな試みをすることを否定していてもね
と、一瞬は思ったのですが・・・orz。

これはファンドラップに追加する1商品のようです。
つまり、信託報酬はかからなくても、りそなに対して定常的な投資顧問報酬が発生するのでは?

見方がよくわからないのですが、成功報酬併用型の顧問報酬が資産2000万円以下の場合は年率0.8316% or 1.1880%に設定されているので、信託報酬はゼロでも約1%の顧問報酬が掛かった上に運用益の成功報酬30%でしょうか?

更には、契約期間が5年で、元本の5%の収益が上がればその時点で契約終了とのこと!?
何を投資対象とするのかもわかりませんが、普通に国内株式で運用しても上げ基調なら1週間で5%上昇して契約終了となる可能性があるのでは?
多分に実験的客寄せ的な新商品なのかも知れませんね。

市場環境がどうあれ、運用を任せてもらって顧客に赤字が出ている時には運用側も手数料は取らないのなら男気があるのですが・・。
固定報酬なしで儲かった時だけ引かせて貰うという考え方は投資家にも受け入れられ易いし、そういう方向性なら評価もできたのですが・・。

まあ安定大好きで保守的な銀行員が一番嫌いそうなビジネスモデルですけど、これがそういう方向に進むなんらかのキッカケになれば新たな取り組みも歓迎ですね!?
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posted by 韋駄天太助 at 11:39 | Comment(0) | 全般共通 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年05月14日

上場インデックスファンド Nifty50 先物(インド株式)がやはり上場廃止へ・・orz

前々回のエントリーで「上場インデックスファンドNifty50先物(インド株式)」(証券コード1549)が繰上償還される可能性の告知について書きましたが、5月11日付けで可能性ではなく上場廃止予定がアナウンスされました。(PDFへのリンク↓)
http://www.nikkoam.com/files/lists/eannouncement/20180511_1.pdf

一応予定とはなっていますが、継続のケースは「当ETFが実質的に投資対象としているシンガポール証券取引所上場のNifty50指数先物について、2018年6月4日の上場廃止が撤回された場合」に限られるので、ほぼ決定と言っていいでしょう。

スケジュールは以下の通り、
5月11日(金) 東京証券取引所における監理銘柄(審査中)への指定(予定)
6月4日(月) シンガポール証券取引所上場の「Nifty50 指数先物」廃止(予定)
       当ETFの繰上償還決定(予定)
       東京証券取引所における整理銘柄への指定(予定)
6月14日(木) 東京証券取引所における最終取引日(予定)
6月15日(金) 東京証券取引所における上場廃止日(予定)
6月19日(火) 当ETFの信託終了日(予定)
7月27日(金) 当ETFの償還金支払開始日(予定)

となっていますが、「繰上償還に備えた資金化を2018年5月25日に行なう方針で、2018年5月28日以降、当ETFの基準価額は対象指標の値動きに連動しないこととなる予定」と記載されているので、それ以前に市場で売却を行うのが無難だと思います。
4月24日の時点で上場廃止・繰上償還の可能性を示唆してくれたのは良心的な対応だったと言えるかも知れませんね。

少し注目しておきたい点は、「運用を継続させるための対応策も検討いたしましたが、・・対象指標の変更は・・・、受益者の皆様に対する書面決議の手続きが必要となり、2018年6月4日までに約款変更を完了させることは断念せざるを得ないと判断」との記載。
スケジュールに余裕があれば連動指数を変えて約款変更して継続できた?
ならば、このETFを廃止した後に新たな指数に連動するインド株ETFを新規上場させることも困難ではないはず。

今回のケースは対象指数がシンガポール取引所で廃止されることに起因するもので、運用会社にその意思があった訳ではない。
野村アセットのインド株ETF(1678)はありますが、インド市場に低コストで投資できる商品は貴重でETFが2つあって競争が生まれた方が良い効果もあるし、日興アセットには継続させようとした代わりの指数で是非ともインド株ETFを組成し新規に上場させて頂きたいと思います。
(私を含む)被弾の皆さま、めげずにまた頑張りましょう!
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posted by 韋駄天太助 at 10:16 | Comment(0) | 全般共通 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年05月07日

独走のeMAXIS Slimにストップをかけ真っ向勝負を挑む国産ファンドは現れるのか?

常々言っているのですが、日本は規制に守られ競争が緩いとトコトン高料金(コスト)が維持され消費者は不利益を被るものの、上手く競争を促進してやるとトコトン価格競争が進み止められず世界トップレベルの低料金(コスト)が実現される傾向がある。
理由はどちらも横並び体質だからです。

投資信託という金融商品も同様で、高コスト体質に楔を打ち込んだのが金融庁肝入りの積立NISAという官製市場!
官の力で非課税制度に低コストしか採用しないという制限を発動し、この市場を取りたい運用会社が既存ファンドのコスト引き下げや圧倒的低コストの新ファンド投入でインデックスファンドの劇的な低コスト化が促されました。

やっぱり大きな流れは楽天バンガードの投入とそれを下回るコストで対抗したSBIの「EXE−i つみたて」で、積立NISA口座を獲得したい2大ネット証券グループの採算度外視目玉商品戦略。
これで終わらずに公約通りに最低コストの「EXE−i つみたて」にほぼ合わせた三菱UFJ国際投信のeMAXIS Slim引き下げにより、日本でも先進国と新興国のインデックス投信は世界でもトップレベルの低水準が実現されました。

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2018年05月01日

Nifty50先物(インド株式)ETFを繰上償還する可能性についてのお知らせ!?

日興アセットマネジメントから4月24日付けで「上場インデックスファンドNifty50先物(インド株式)」(証券コード1549)に関して、
んで?どうせえっちゅうねん!と突っ込みたくなるお知らせがありました。
http://www.nikkoam.com/files/etf/_shared/pdf/etf_180424.pdf

●このETFの対象指標はシンガポール取引所におけるNifty50指数先物である
●シンガポール取引所がNifty50指数先物を6月1日最終取引日で上場廃止する
事実としてのお知らせはここまでです。

あー、そうですか。でも、対象指標がなくなるETFが今後存続するのかという自然な疑問が湧きます。それについては、
●対象指標が廃止された場合の約款規定通りに書面決議を行うことなく当ETFを信託終了し繰上償還する可能性あり
●また対象指標廃止の際は約款に定める「運用の基本方針」に則った運用ができなくなる可能性が高い
●よって、当ETFへの投資には上記の点を十分に留意すること

なるほど、このような状況で1549インド先物ETFへ新規に投資することは留意以前に避けた方が無難ですね。選択肢は他にもある訳ですし。
んで?既に1549を少しホールド中の私はどう対処したら宜しゅうございますか?

さて、この可能性をどう解釈すべきなんでしょうか?
対象指標の廃止は決定事項なので、逆に1549ETFが繰上償還されずに継続される為には別の適切な指標に連動させてETFのコンセプトも変わらないことが条件となりそうです。
あくまで可能性であり繰上償還を決定事項としていないということは日興アセットが類似の指標に連動させて継続させる可能性も探っているということだと思います。

しかしながら、私は継続される可能性は低いと見て償還される(可能性の)前に売却する方向で考えます。
元々インド株連動ETFとしては1549より野村アセットの1678ETFの方が優位性があると考え、以前にも記事に書きました。
『インド株に投資したいなら国内ETFの野村NEXT FUNDS[1678]は最有力の選択肢!』
http://financial-free-fx.seesaa.net/article/454697043.html

既にインドETFの保有比率は[1549]が[1678]の1/3程度しかないので、なるべく早く1549を売却して1678への一本化を進めるつもりです。
更には2月頃から1678の取引(市場)価格が基準価額より上方乖離する状況が続いていましたが現時点は乖離が小さくなっているので、現時点でほぼ乖離のない1549から乗り換えるのには良いタイミングであることも好都合です。

繰上償還の可能性を知らされても何%の話をしてんねん!と突っ込みたくなり情報不足にモヤっとしますが、可能性が判明した時点で繰上償還をちらつかせてくれるのは感謝すべきことなのかも知れませんね。
そんなリスクを抱えながらしがみついてホールド続けなくても他に選択肢はあるのだから。
償還されずに1549が継続されても手放した私はホルダーの皆さんに「おめでとう」と言うだけですね!?
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posted by 韋駄天太助 at 00:15 | Comment(0) | 全般共通 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年04月24日

住信SBIネット銀行がスマートプログラムを改定し条件緩和!?もっと勝負しようよ!

住信SBIネット銀行が優遇プログラム「スマートプログラム」を6月から改定し条件を一部緩和すると発表しました。
https://www.netbk.co.jp/wpl/NBGate/i900500CT/PD/corp_news_20180423

見てみると、うーん期待外れかな?
これまで優遇を受けるための最低条件であった「総預金の月末残高が1,000円以上」を廃止したのが今回の目玉のようです。
しかしながら、千円なら定期にして預けっぱなしで拘束されても痛くはない金額で大きな緩和とは思えません。

スマプロポイントが付与される対象商品は増えますが、最高のランク4であれば付与されていた毎月50ポイントは廃止されます。
従来のSBIカードから一般でも保持して引落口座に設定していれば1ランクアップしましたが、ミライノカード一般はランク判定対象外となっています。

銀行側にとっても痛くない月末残高1000円という一番低いハードルを外して条件緩和に見せながら、実は改悪も多く忍び込ませて改定したという印象です。(笑)
以前は金利も高くて私もネットバンクではメインを住信SBIにしていましたが、金利に限らず高条件は消えてしまい、ミライノカードにしても魅力的な還元とはなっていないようです。

個人的には他行振込手数料が月7回まで無料となるランク3を狙って、「総預金月末残高が3百万円以上」の条件を月末だけ資金移動でクリアする作戦を続けるだけなので、特に今回の改定で恩恵はありませんね。

住信SBIはネット銀行の中では後発で、顧客獲得のために最初はある程度利益削っても手数料優遇したり金利良くしたりと高条件をずっと続けられないのはわかりますが、顧客基盤が整って大手になってからの手のひら返しと変わり身の早さには驚きます。

ネットでは一瞬で資金移動出来るので、金利の付かない所に置いておく必要もないんですよね。
守りに入らず以前のように他行に勝る条件を出して勝負する姿勢を今後は期待したいですね。
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