2017年12月11日

EXE-i つみたて新興国株式ファンドが信託報酬0.19%で登場!もう海外ETFは要らない!?

12月6日からSBI証券にてEXE-iシリーズの「つみたてグローバル(中小型含む)株式ファンド」と「つみたて 新興国株式ファンド」が割とひっそり取扱開始されました!

信託報酬はグローバルが0.15%程度、新興国が0.1948%程度と低廉ですが、低廉すぎて投信マイレージ付与率はグローバルが年0.03%、新興国は年0%で付与対象外になりました。

SBIアセットのホームページを見ても、お知らせ欄では取扱開始を伝えるのみでどんなファンドかの説明もなく、ファンド情報ではEXE-iシリーズにしれーっと追加され積極的に売る気がないことが見て取れます。(笑)
考えられる理由は2つ。

楽天バンガードシリーズに対抗するために出した商品で薄利なので、そこの層だけが移行してくれればよく薄利商品を世間一般に広く売るつもりはなく、商品棚の端っこに置いておきたいだけ。
あまりアピールすると既存EXE-iシリーズとのコスト差が浮き彫りになり既存客の不満を買うし、そこの層が移行してくれてもSBIアセットには減収になるだけなので気付かないように目立たせない。
つまり、とても良い商品ということです。

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posted by 韋駄天太助 at 12:26 | Comment(0) | 全般共通 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月04日

日興アセットが中国H株等3ETFを繰上償還も乖離の酷いパンダ(中国A株)は継続の何故?

海外指数に連動する国内ETFが投資家から信用を得るために正して欲しいと感じることが常々あって記事にするつもりだったのですが、今回グッドタイミング(?)で関連ニュースがあったので書いてみます。

日興アセットマネジメントが11月27日付で
S&P日本新興株100 (コード:1314)
FTSE日本グリーンチップ35 (コード:1347)
中国H株 [ハンセン中国企業株](コード:1548)
の3ETFについて来年3月12日を信託終了日として繰上償還する予定と発表しました。

理由は何れも「純資産総額が減少していることから、当ETFは対象インデックスへの
連動性を維持した運用の継続が困難」で「繰上償還することが受益者にとって有利と判断」したとのこと。
2つの日本株関連ETFは確かにニッチでしょうが、新興国とはいえ中国H株ETF(1548)はニッチではありません。
表面的なスペックは香港市場に上場する中国本土株に信託報酬税抜0.55%で分散投資できるETFで廃止されるべきモノでは断じてない。

MSCIやFTSEの新興国指数連動の投信でもETFでも買えば、最大シェアはこの中国H株が占めているはずです。(テンセントとか)
私もこのETFに手を出したことはないので運用に問題があったのかは知りませんが、これが結果償還されてしまう状況は恥ずかしいし情けないですね。

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posted by 韋駄天太助 at 12:22 | Comment(0) | 全般共通 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月27日

eMAXIS Slim新興国株式インデックスが信託報酬0.19%に値下げで乗換えも検討!?

三菱UFJ国際投信がeMAXIS Slim新興国株式インデックスの信託報酬を12月13日より0.339%から0.19%(税抜)へ引き下げると発表しました!
他社類似ファンドの状況を見て引き下げを決めたとのことですが、取り敢えず今回は他社ファンドとの比較ではなく、老舗(?)の新興国インデックス投信から乗換えに値するかという観点で書いてみます。

2017年に新興国インデックス投信の信託報酬が税抜きで0.2%を切ってくると誰が予想できたでしょうか?
私は常々新興国の信託報酬は先進国に比べまだ大きな値下げ余地があると言ってきましたが、今後はもう下げる余地が極めて小さいと思います。
先進国と変わらないレベルまで信託報酬を下げて採算が取れるのかと逆に心配になりますが、簡単には取れないんでしょうね。(笑)

次々と新たなファンドが出て既存も対抗で値下げしたりとなかなか最安ファンドに乗り換えるタイミングも難しいと思いますが、ここまで下がって来ると検討に値します。
特に新興国インデックスは信託財産留保額0.3%が設定されているファンドが多いので、安易な乗換えは逆にコスト高になりかねません。

年末までに損益相殺の状況を見ながら新興国ファンドの旧から新への乗り換えを行うのも良いかも知れません。
老舗と言っては失礼かも知れないが、かつて一世を風靡した(?)SMTとかFunds-iとかeMAXIS (fat?)等の新興国インデックスは信託報酬0.6%(税抜)で設定されています。
リターンを同一と仮定しその他コストを考慮しない場合に信託財産留保額を払ってもeMAXIS Slimに乗り換えて何年後からコストダウンになるのでしょうか?

0.6% x 1.08 x T > 0.19% x 1.08 x T +0.3%
0.4428% x T > 0.3%
T > 0.6775年(=8.13ヵ月)

ということで、乗り換えて8ヵ月と少しで信託財産留保額は元が取れて以降はコストが下がります。
まあ1年間ホールドするなら乗り換えても損はしません。ここまで信託報酬が下がったからこそですね。

以上で「損益調整次第でどんどん乗り換えましょう」でいいのですが、SBI証券でマイレージポイントを貰ってる人は若干計算式が異なるので補足。
新興国インデックスはポイントが通常の0.1%貰える美味しいレベルに信託報酬が設定されていました。
eMAXIS Slimも信託報酬0.339%でもポイント0.1%付いたのですが、さすがに今回の値下げでそれは無理がある。楽天バンガードのように0.03%付与されるかも知れないが試算なので厳しめにポイント対象外で考えます。

<平均保有額が1千万円以下(ポイント0.1%)の場合>
(0.4428% - 0.1%)x T > 留保額0.3%
T > 0.8751年(=10.50ヵ月)

<平均保有額が1千万円以上(ポイント0.2%)の場合>
(0.4428% - 0.2%)x T > 留保額0.3%
T > 1.3465年(=16.16ヵ月)

まあ、それでも1年前後で元は取れますね。
現状信託報酬0.34%前後のファンドは対抗値下げするかも知れないし、乗り換えても元を取るのに何年も掛かるので、また新たな動きを眺めながら様子見でいいと思います。

守りに入って値下げ競争に背を向けている老舗ファンドには忠誠尽くす必要もなく、fatからslimへスッキリと乗り換えも検討しましょう!
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posted by 韋駄天太助 at 12:10 | Comment(0) | 全般共通 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月20日

基礎控除を50万円程度に引き上げ!?証券関連の減税になる?

まだ詳細は信用すべき情報ではないと思いますが、政府・与党は給与所得控除を縮小する一方で基礎控除を拡大する方向で調整に入ったとのこと。
目的は雇用形態の多様化でサラリーマンに手厚い給与所得控除を減らしフリーランス等で働く人との格差を縮小するとのこと。

但し、高年収ではないサラリーマンが増税にならないように調整するので、実質増税となるのはそれ以外の方々(=高年収サラリーマン)ということになりそう。
これを詰めて年末にまとめる18年度税制改正大綱に盛り込むことを目指すとのこと。

ここでは、サラリーマンは控除が大きくて有利だから縮小は当たり前だとか、いや収入の捕捉率はトーゴーサンで丸裸のサラリーマンは控除が大きくて当然だから5の自営業からもっと取れとか、百年議論しても平行線の是非には触れずに淡々と事実(噂)に基づき書きます。

金額等は現段階で全く信用できませんが、基礎控除38万円を50万円程度に引き上げる案が一部報道で伝えられています。
基礎控除は万人に適用されるから基礎なので、株式であれFXであれ、総合課税であれ分離課税であれ、所得があれば差し引けます。

但し、給与や事業所得で差し引いた後で控除が使われず残っている場合なので、結局高所得ではないサラリーマンが給与所得控除を縮小された分だけ基礎控除が増えるとするなら何も変わらないし株式譲渡益等からは差し引けず意味がありません。

しかしながら、特に長期積立をしているようなサラリーマンが退職後に売却する時には年金との兼ね合いもありますが基礎控除が大きいと有利に働く場合もあります。
年金を無視すれば年間50万円までの売却は基礎控除で非課税となります。

50万円はあくまで現時点の仮定ですが、基礎控除12万円の増加で税率20%とすると年間2万4千円の減税となります。
(なーんだ、はした金の話かと思った方はここまで読んでご苦労様でした[笑])

因みに、市民税と国保の基礎控除は国税と異なり33万円で設定されていますが、これも国税と同じ幅で引き上げられるのかも確認事項です。
(恐らく引き上げなければ給与所得控除を減らされたサラリーマンは市民税が増税になるので引き上げと予想。
市民税の基礎控除に連動すると思われる国保の控除も引き上げるのが自然だが、こちらはサラリーマンには関係なく全員保険料引き下げサービスになるので据え置きか?わからん!)

ということで、サラリーマンも源泉徴収上は何も変わらなくても退職後は影響ある「みんなの基礎控除」なので投資家なら情報は追っておきましょう。
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posted by 韋駄天太助 at 21:18 | Comment(0) | 全般共通 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月13日

ブラジル株に投資したいなら野村NEXT FUNDS[1325]かピクテ投信が有力な選択肢!

前回のインド株に続いてブラジル株へ比較的低コストで容易に投資する方法を考えてみます。
インド株と同様にMSCIエマージング指数等に連動する新興国分散型の投信(or ETF)をべースにすれば信託報酬0.3%台から投資できます。

しかしながら、ブラジルの国別構成比は約7%程度でシェア1位の中国は勿論のことインドよりも若干低いシェアです。
ブラジルに低コストで70万円投資したいからと言って、無理に新興国インデックス投信を1000万円買い付けるのはやめましょう!?

このようなニーズのためにブラジル1カ国単体で投資する手段があります。
HSBCブラジルオープン等のアクティブファンドはインド同様に信託報酬は約2%程度と高コストです。
海外ETFもありますが容易な手段ではないのでここではスルーして国内ETFを考えてみます。

ブラジルのETFはNEXT FUNDS ブラジル株式指数・ボベスパ連動型上場投信(1325)の1種類だけで信託報酬は税抜0.95%です。

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posted by 韋駄天太助 at 11:08 | Comment(0) | 全般共通 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月06日

インド株に投資したいなら国内ETFの野村NEXT FUNDS[1678]は最有力の選択肢!

世界分散型のインデックス投資なら投信に対する国内ETFのコスト的な優位性はなくなりつつあると以前書きましたが、個別国投資ではまだ国内ETFは有効活用できるという視点でインドを例に挙げて書いてみます。

日本でインド株に投資したくても手段は限られます。
一番低コストで基本となるのはMSCIエマージング指数等の新興国分散型投信(ETF)をベースにしてインドに投資すること。
国別にコストが違う訳ではなく信託報酬0.3%台でインド株も買い付けてくれるのですから使わない手はない。
MSCIエマージング指数でインドの構成比は約8%なので、100万円買えば内約8万円はインド株を買うことになるので、これで満足であれば信託報酬0.3%台の超低コストでインド株投資の出来上がりです!?

しかしながら、エマージング指数ではシェア1位の中国が約25%と大きく、南アフリカがインドと然程変わらない高比率だったりと不満があり、インドへの投資割合を自分で調整したい場合があると思います。
その場合に主な選択肢はアクティブ投信と海外ETFと国内ETFがあります。

インドはどの手段でもコスト高になりがちなのですが、アクティブ投信は信託報酬2%前後なので第一候補にはならない。
海外ETFはインデックス投信を買ってインドを少し増やしたいだけの人には敷居が高く、インドの場合は0.8%程度の信託報酬が掛かるのでコストもそんなに抑えられません。
既に外国株やETFに投資している方で抵抗も敷居も感じない人には良いかも知れません。

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posted by 韋駄天太助 at 14:01 | Comment(0) | 全般共通 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月30日

国内上場の海外指数連動ETFは日本時間に動かない!インドとブラジルの売買を例に

最近、国内上場ETFでNEXT FUNDSブラジル株式指数(1325)とインド株式指数(1678)を何度か売買する機会があったので気付いたことを書いてみます。
まず第一に、この2つを含み多くのETFは1単元10万円未満なのでちょこちょこ売買すれば証券会社によっては手数料が掛からないので、投信との比較でデメリットに挙げられる点はクリアできる。

なるべく安く買いたい時に少し下で指しておく手法を取る人も多いと思いますが、例えば地球の裏側ブラジルの株価は日本時間に動かないので値幅がとても小さい。
取引時間中には為替の影響(おそらくドル円でBRLも殆ど動かないし動いても反映されるのか不明)程度しかマーケットメーカーは板に反映しないと思われ、参加者のもたらす流動性で上下に大きく値が動くこともない。

前場と後場の寄り付き時にはそれなりの出来高はあるが、場中では1時間以上取引が成立しない状況は当たり前にある。
なので指値をしても気配値の一番上に置かないと約定せずで終わる可能性も高い。

銘柄毎に特徴があるのでマニュアル的にこういう買い方がベストとは言えないのですが、1325と1678に限って言えば参加者が少なくてもスプレッドは開かないので、成り行き買いで放置しておいてもトンデモない上方で約定することは考えにくい。
(スプレッドがないと言うより、1325ETFの現在価格をザックリ200とすると「1」で0.5%の変動に相当するのでマーケットメーカーは201に売り200に買いを出せば鞘抜きが出来るんだと思います。)

故に前夜寝る前に成り行きの買いor売りを出して放っておくのが一番楽でベストな方法かなと。
もう少しわかっている方は朝にボベスパ指数上昇率を確認してドル円の変動率、もっとわかっている人はブラジルレアルの変動率も確認すれば、本日のブラジルETF寄り付き価格も大方予想できるので気に入らない価格になりそうなら注文取消しも出来る。(笑)

インドETF(1678)も同様でスプレッドは拡がらないので前夜に成り行き注文して放置でいいと思いますが、インドの場合はアジアなので日本時間の14時頃には市場が開き株価変動もETFに反映されるはずなので、張り付ける人は価格を確認して買う、あるいは下落を期待して若干下に指して放置しておく作戦も取れます。
(でも大して動かないし場中の出来高が小さいのでやりにくい。)

この2ETFに関しては基準価額と取引所価格の乖離が大きく開くことも少ないので、何も考えずに前夜の成り行き注文でも良いと思います。
しかしながら、基準価額って何?という初心者には勧められないし、その乖離率をチェックして現状なら売買して問題ないことを確認できるレベルの人でないと難しいし、できればボベスパ指数や為替を見て当日の基準価額を自分で推定できる人が望ましいので、やっぱり敷居は高いですね。
(他にも正確にはETFではなくETNであることの認識とか等々)

国内ETFに不満を言えばキリがないのですが、それでも東証でインドやブラジルのETFを気軽に売買出来ることは魅力ですし、投資家にも使いこなすだけの知識は身に付けることが必要ですね。
本当であれば、日経平均ETFのように乖離とか気にせず潤沢な流動性で指値でも成行でもいつでも売買成立する状況がベストですが、高い投信を避けてインドやブラジルのETFに手を出すなら最低限の知識と理解がないと勉強代を払って結局損するという事態にもなりかねませんからね。
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posted by 韋駄天太助 at 12:08 | Comment(0) | 株式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月23日

適温相場に暴落なし?ダウは最高値を更新し続け日経平均は15連騰?暴落求む!

ゴルディロックス(適温)相場が続いて右肩上がりの上昇となっていますが、今年も残り2カ月余りとなりましたが暴落らしい暴落ってありましたっけ?
日経は3月から4月に若干調整と言えるものはありましたが、米国では今年押し目らしい押し目も作らず緩やかな上昇となっているような・・。

前回の暴落と言えるのは、昨年の英EU離脱ショックとトランプ大統領当選ショックまで遡らないとないかな?
トランプショックは数時間で終わったので、昨年6月の英EU離脱ショックから1年半近くプチ暴落も発生していないと言えるかも知れません。
大体1年に2回程度はプチ暴落が起こるものですが、トランプという波乱を予想させる米大統領が登場したのに緩和的な「適温」により相場が安定を増して上昇するのは皮肉というか、予想の難しさを物語っているのかも知れません。

日経平均もなんと56年ぶりの14連騰を記録していますが、週末のダウは上昇して引けて為替も円安に振れているので週明けも寄り付きは連騰で始まる可能性が高いと思います。
選挙結果は自公の安定多数という結果になり、政局期待で買って来た層が事実で売るという方向があってもマイナス圏に沈むこともなさそうな?

定期的に軽い暴落が起きてくれないと大きいのが来そうで心配になるのはリーマンショックを経験しているからですかね?
適温相場に心地よさは全く感じません。
そろそろ10%はドカーンと落ちろよと思っていますが、あまり年末になって下げるのも嫌だし、10月中は大暴落のイメージが強いので11月のプチ暴落を期待します!

トランプさん、色々問題は振りまいても相場は全然波乱にならないから、そろそろ軽いトランプショックを期待!
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posted by 韋駄天太助 at 01:39 | Comment(0) | 全般共通 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月16日

残念だけど国内上場の新興国株ETF(1681)からインデックス投信に乗り換えようかな?

前回エントリーでiシェアーズの新興国株ETF入れ替えについて書きましたが、国内上場ETFにはもう1つ「上場インデックスファンド海外新興国株式」ETF(1681)があります。

私もiシェアーズ廃止予定の1582は持っていませんが、1681は少しホールドしています。
でも、大変残念ですが応援したい国内上場ETF(1681)を売ってインデックス投信に乗り換えようかなと考えています。

何故か?
残念ながら単純に新興国株ETFのリターンがインデックス投信に負けているからです。
このグラフは新興国株インデックス投信3本(eMAXIS,SMT,Funds-i)とETF2本の2年リターンを比較したものです。
20171016.png

20%を超える一番上のラインが1本に見えますが、これはインデックス投信3本がピタリと重なって1本に見えるだけです。
つまり、このグラフではどの投信を選んでも2年リターンは目視できない誤差に過ぎない。

その下に20%を若干下回るリターンでいい勝負をしている2本がETFで橙色(1582)と黒色(1681)です。
どれも対象指数はMSCIエマージング(1582だけ類似のエマージングIMI)指数でどれも配当・分配金は出していない。
信託報酬は投信が税抜0.6%、1681が税抜(実質)0.25%、1582が税抜0.14%。
で、ETFのリターンが投信を下回る要素がどこにあんねん?
信託報酬の差で2年なら1%弱上回るリターンを当然期待するのですが、このグラフは数字が出ないので目視ですが2年で5%程度負けていますかね?なんで?

1681を見るとどうもここ1-2年のリターン差が大きいようですが現状基準価額と大きな乖離がある訳でもなく、3年でも5年でも投信に負けていることは変わりません。
詳しい要因はわかりませんが、1681は課税等の問題により先物で運用されているようですが配当がないことから差が付いているのかなー?

各社知恵を絞ってコスト高になりがちな新興国株への投資を低信託報酬で出しているとは思いますが、販売会社への信託報酬が不要で投信よりも低コストで設計できるETFが費用控除後でインデックス投信のリターンに劣後するのでは部分的な低コストに意味がない!

非常に残念ですが、グラフが事実を表しているし今後のトレンドも変わりそうにないし、信託報酬0.6%台の投信に負けているのに最安0.34%ならもっと差が付くだろうし、スイッチングを検討せざるを得ません。
国内ETFには頑張ってほしいし応援したいのですが、同じ指数を対象にしながら投信にリターンで負けるETFには個人的に意味を見出せません・・。

iシェアーズが入れ替えで出した1658や1681の盛り返し、新たな新興国株ETFの登場に期待しつつ、損益相殺に絡めて1681を売ってインデックス投信へのスイッチングを検討します。
厳しいことを言えば、能書きはいいから黙って結果の数字で優位性を示してくれETF!

本当にこのままでは低コストの進んだ投信市場に食われて存在意義がなくなってしまうので国内上場ETF市場が盛り上がるように巻き返しを期待します!
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posted by 韋駄天太助 at 11:43 | Comment(0) | 全般共通 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月07日

iシェアーズがフロンティアを含むETF10銘柄を廃止も日本市場に後ろ向きではない!?

iシェアーズがS&P500やMSCI先進国・新興国株を含む5銘柄のETFを9月28日に東証に上場して、8月上場分と合わせて7銘柄が追加されました。
あれ、でもMSCIの先進国・新興国は既にあるよなと思ったら、ひっそりと(?)これらを含む既上場ETF-JDRの10銘柄が来年1月に廃止予定となっています!

10銘柄廃止だけを見れば、iシェアーズを擁する世界的なETFプロバイダーのブラックロックが日本市場から撤退に向けた後ろ向きな姿勢かとも勘繰りたくなりますが、同指数連動を含む新規7銘柄と入れ替えていることからその意図はないと思います。
まあ、個人のポートフォリオ入れ替えみたいなものですかね?
(オイオイ、振り回される立場の人もいることを考えろ!)

重複課税の問題があるJDR形式のETFを全て廃止して、米国は指数をメジャーなS&P500に変えて、先進国・新興国は指数をそのままに新ETFへ切り替えるのはそれが重要銘柄だからこそでしょう。

しかし、フロンティア株ETFが廃止の中に含まれていて復活がないのは残念!
まあこれがバカ売れするのもおかしいですが。新興中の新興であるフロンティア市場に経費率0.79%で投資できるETFは日本で画期的かつ貴重だったのに・・。
一度も買わなかった私が言うのも何ですが、タイミング等の問題だけで選択肢の1つには入れていたんだけど、廃止なら結果買わなくて良かったかな。

また別で書くつもりですが、世界分散型インデックス投信の信託報酬が劇的に下がり国内ETFの優位性が消滅しつつある状況下では、フロンティア市場とか個別国とか投信では太刀打ち出来ない商品性で勝負した方が良いと思います。
これに懲りずにフロンティア株ETFの復活を是非検討頂きたく!

●MSCI先進国・新興国の入れ替え銘柄
【新規上場】
1657 iシェアーズ・コア MSCI 先進国株(除く日本)ETF 0.19%以内
1658 iシェアーズ・コア MSCI 新興国株 ETF 0.23%以内
【廃止予定】
1581 iシェアーズ 先進国株ETF-JDR(MSCIコクサイ) 0.25%
1582 iシェアーズ エマージング株ETF-JDR 0.14%

先進国の経費率は下がり、新興国は逆に上がっていますが元々が低いので新興国で0.23%は申し分のない低コストと言えます。
これを見てもインデックス投信の最安レベルを意識して信託報酬を定めているように思えますが、新規S&P500連動ETFの経費率0.15%を含めてインデックス投信よりコスト優位が大きいとは言えなくなって来ました。
(それ程投信側のコストが劇的に下がっているのが理由ですが)

個人的には新興国ETFに一番興味がありますが、税抜き信託報酬0.34%レベルのインデックス投信が複数登場している現状で、0.1%程度のコスト優位は決定打になりません。
少なくとも1年間は様子見で[1658]の実績を見てから考えれば良いかなと思います。

私個人は上場廃止で売らされる状況をそこまで気にしませんが、バイ&ホールド長期投資家にとっては今回のブラックロックによるiシェアーズ銘柄入れ替えが、外資ETFは長期投資に向かないと思わされてしまった面があることは否めないでしょう。
入れ替えETFの首尾良い運用や魅力的な新商品の投入でiシェアーズブラントと本邦投資家の信用を回復し、フロンティア株ETFを復活させることも期待します!?
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posted by 韋駄天太助 at 11:55 | Comment(0) | 全般共通 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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