2013年03月31日

明日から新年度入りだがキプロスからイタリアへと南欧危機は連鎖するのか?

明日から新年度入りですね。
早いもので2013年も4分の1が過ぎてしまいました。

キプロス危機も取り敢えず方針が決まって銀行も再開され大きな騒動にもならなかったので、一旦落ち着いたように見えます。
しかしながら、南欧の喜劇役者達(?)がまたびっくり仰天のセリフや演技をして、EUやロシアという一癖も二癖もある(?)脇役が絡んでまた大騒動となる可能性も否定できません。

今回の騒動が落ち着いても、金融と観光が取り柄のキプロスが片翼をズタズタにして(されて)今後どうやって食っていくかを考えると、先々も厳しい道のりが待ち受けていると言わざるを得ません。
EUにとってキプロスは0.2%の経済規模に過ぎず、蚊に刺された程度の痒みしか感じていないのかも知れませんが、マーケットがそのようには捉えなかったようにイロイロと象徴的な出来事であり、他人事ではなく未来を写す鏡なのかもと受け止めるべきなのかも知れません。

さて、イタリアでは先週末に行われた連立政権再協議が決裂したようです。
ナポリターノ大統領は再選挙に否定的でなんとか連立させたいようですが、遠い国の詳しくもない政治の話ですが「あのメンツで連立が纏まる訳ないだろ!」という感想しかありません。
トライはしたが結局再選挙というシナリオが一番有力ではないかと思います。

そのタイミングとベルルスコーニ右派と五つ星運動が票を伸ばして反緊縮・反EU政権となる可能性が高いのかが焦点になってくると思います。
今回のキプロス危機が直接飛び火しなくても、政治家の掲げる政策や国民の判断に間接的な影響は与えるでしょう。

ナポリターノ大統領の苦悩も大きいでしょうが、さんざん決められない政治で苦悩していたナポリタンの国はアベノミクスで株価絶好調ですけどね!?

新年度入りですが今週は、ナポリタンの国では新総裁を迎えた日銀政策決定会合があり、ハンバーガーの国では雇用統計の発表もあります。
ナポリタンのじゃぶじゃぶ金融緩和でアゲアゲか、イタリアからナポリターノの悲鳴が聞こえてサゲサゲとなるのでしょうか!?
ブログランキング・にほんブログ村へ
posted by 韋駄天太助 at 23:54 | Comment(0) | TrackBack(0) | 全般共通 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年03月25日

Keep Lossのキプロス劇場はロシア富豪にロス転嫁でデフォルト回避しエピローグ!?

”Keep Loss”(キープロス)状態で右往左往したキプロス劇場もエピローグに近づいているのでしょうか!?
(”Cyprus”の英語発音は”サイプラス”言うてますけど細かいこと言わない!)

キプロスがキープロス国のままではデフォルトやEU離脱も懸念されましたが、ユーロ圏財務相会合はキプロスとトロイカによる支援合意を承認したようです。

詳しい内容や状況も現段階ではわかりませんが、ドイツ財務相が「キプロス議会の承認は必要ない」「ドイツ議会が採決する可能性あり」「トロイカが支援策についてロシア政府と接触する」などの発言をしているようで今後決定が覆る可能性があるのかないのか私にはわかりません。

支援の条件には10万ユーロ以上の預金に何十%かの課税をすることは盛り込まれた(=EUに飲み込まされた)ようですが、庶民の小口預金には課税なしとなりそうです。

さて、ベターな方法で正義は為されるのか?

続きを読む
posted by 韋駄天太助 at 13:15 | Comment(2) | TrackBack(0) | 全般共通 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年03月17日

キプロスが預金封鎖で強制課税!?強欲金融資本主義に制裁と犠牲?

キプロスの突然の強制預金課税にはビックリです。
キプロス政府が16日から銀行口座の資金移動を制限する預金封鎖を開始し、19日までに10万ユーロ以上の預金には9・9%、それ以下なら6.75%の税金を課し、口座から抜いて政府が召し上げてしまいます!?

利子が付くから銀行に金を預けているのに、土曜日に強制課税を知らされて3連休明けの火曜日には口座から残高の7〜10%を税金として引き抜いて貰って行くからと政府に言われたら、日本だって暴動が起きますよ!?

これはEUがキプロスに金融支援する条件として銀行債務を削減する手段として求めたものらしい。
しかし、独裁国家でもないのに事前予告もなしに(すれば取付騒ぎで空っぽになり課税できないのだが)こんな措置が取られるのだろうか?

背景には、キプロスの銀行にはマネーロンダリングでロシア富豪等の怪しげなマネーが大量に流れ込んでいて、何故ドイツの善良な納税マネーを注入してキプロスの銀行破綻を防いでやって、結果として怪しげなロシア富豪達の脱税マネーを守ってやらねばならないのかという不条理があるようです。

続きを読む
posted by 韋駄天太助 at 21:16 | Comment(0) | TrackBack(0) | 全般共通 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年03月10日

日経リーマン前回復・ダウ最高値更新・ドル96円台は既に年初予想超え!?

5日にNYダウが5年5ヵ月ぶりの市場最高値を越えましたが、その後も上げて金曜の雇用統計も好結果で上昇フィニッシュしました。
日経平均も金曜日に狂ったように(?)300円超上昇して、2008年9月のリーマンショック前の水準を上回りました。

確かに米国の最近の経済指標は好転を示していますが、雇用統計も結果良すぎればQE早期終了が意識されるという見方もあったのに、とにかく上方向に反応したくて仕方がないようにも思えます。
ドル円もとうとう96円台を付けてしまい、あれ遥か遠くに見えていた100円ってもう一押しで到達じゃないの、まだ今年2ヵ月過ぎただけなんですけどスピード違反ちゃうの?と思っている人は私だけではないでしょう。

アベノミクスは米政府からも表立って批判されていないし、日本の大胆金融緩和方針はFRB議長ヘリコプター・ベンのお墨付きも与えられたので、日米しゃぶしゃぶ接待談合、もとい日米じゃぶじゃぶ金融緩和同盟がアホみたいにリスク資産を押し上げているのかも知れません。
勿論理由は様々後付けできますが、日経平均が1万2千円の水準から金曜日の雇用統計発表前に300円も上昇するのはやっぱりアホみたいですよ!?

しかし、ダウ14,400とか日経12,200とかドル96円とか、年初のエコノミスト・評論家諸氏による楽観の年末予想値・個人投資家のこんなこといいなできたらいいなドラエモン年末願望値を2ヵ月で既に超えてしまったのでは!?

年初に年末は1ドル100円以上って予想したらビックリされただろうけど、ほら出始めましたよ年末100円越え予想!
(てか、今月や4月だって有り得ない水準ではないよね、今となっては・・。)

しかし、日経平均も千円上がる度に年末予想値も千円上げていく評論家のデイトレード順張り適当予想はなんとかならないものかな?
何故、年末は1万円割れって逆張り予想が1つもないのか!?

ということで、来週以降も予測不能ですね。
まだ今年10ヵ月も残っているのに、FRBや日銀とケンカせず安易にじゃぶじゃぶ過剰流動性の勢いに乗るのもハシゴが外れた時を考えるとね・・?
俺を日銀総裁にしろとわめいていたリフレ派モリタクの年末日経平均2万円トンデモ説が成就するのだろうか!?おー恐い怖い!

ブログランキング・にほんブログ村へ
posted by 韋駄天太助 at 00:01 | Comment(0) | TrackBack(0) | 全般共通 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年03月04日

伊選挙結果と米歳出強制削減に垣間見える民主主義の機能不全!翻って日本は?

先週始めはイタリア総選挙で安定政権不成立となり、週末は米国でオバマ大統領がサインして強制歳出削減が発動されました。
イタリア国民も米議会も期待通りの行動でした!?

放漫財政を招き、かつ脱税やその他スキャンダルが疑われるベルルスコーニ爺さん率いる中道右派が巻き返し、コメディアンのグリッロ率いる「五つ星運動」が躍進するのはイタリアらしくて、結果連立政権を組むのも難しい状況が生まれました。

イタリア政治の舞台に国民がコメディアンを押し上げて、掻き回して演出され今後繰り広がられるドラマはまさに得意の喜劇なのか、それとも悲劇なのか、それとも何故かシリアスで知的なイタリア再生の奇跡の物語をコメディアンが紡ぐのか!?

先週の米伊のサプライズ(?)ニュースは選挙における国民の選択と政策における議会の決定という性質の異なるものではあるが、背景には「財政赤字」という大きな問題があることは共通している。
更に今回の結果をもたらしたのが「民主主義の機能不全」であることも議会と国民の違いはあるが共通している。

更に、この2つの共通点は米伊のみならず多くの先進国に共通している時代の大きなテーマであると何度も書いてきました。

続きを読む
posted by 韋駄天太助 at 21:09 | Comment(0) | TrackBack(0) | 全般共通 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする