2015年02月23日

総務省はネット拡大で受信料を見直す前に「当たり屋」商売のNHK自体を見直せ!

言いたい放題の巻!

総務省がNHKのネットサービス拡大を踏まえテレビのない世帯からも料金徴収する検討を始めると日経新聞が報じました。
その徴収案として、
●PCなどネット端末を持つ世帯に納付義務を課す案
●テレビの有無にかかわらず全世帯から取る案
などが検討されるようです。

これまではNHKがそんなことをほざいているとは報じられましたが、今回は通信と放送の監督官庁たる総務省が天下り先でもある「NHKの総務省によるNHKの為の」料金徴収を検討するとはビックリ!
NHKのあり方や受信料については私も過去に何度か記事にしました。
●NHKは職員給与10%削減なんて甘い!給与半減か完全民営化で生き残りを選べ!?
http://financial-free-fx.seesaa.net/article/322180171.html
●NHKは受信料全世帯義務化なら税金で国営放送化?嫌なら潰すか民営化を選べ!
http://financial-free-fx.seesaa.net/article/381860816.html
●NHKの理念はネットが代わりに実現した!値下げよりも受信料を月120円にせよ!?
http://financial-free-fx.seesaa.net/article/232302126.html

言い尽くした感はあるのですが、今回の件に限って言えば、
通信と放送が融合される中、何故放送法に規定されたNHKという異物にだけ特権を与え守り、通信の範疇で見ることが可能な通信端末とネット契約がある者にNHKへの支払義務を正当化し課せるのか?

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posted by 韋駄天太助 at 11:25 | Comment(0) | TrackBack(0) | 放談雑談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年02月16日

原油落ち着きウクライナ停戦もギリシャ燻り米利上げ・ドル高懸念が今年前半のテーマか?

2月も半ばとなりましたが、昨年後半から1月まで市場を上に下にと撹乱してきた原油価格の暴落も一旦終わり、落ち着きを取り戻したように見えます。
昨年前半は100ドルを超えていたWTI原油価格が、わずか1年後に40ドル台まで暴落することを予期した人は殆どいないでしょう。
ボラの高いコモディティとは言え、相場に絶対はないし「まさか」が起こることは日常茶飯事であることを改めて肝に銘じたい異変ですね。

更には、ウクライナ政府と親ロシア派の停戦合意が15日から発効しました。
これらの昨年から続く懸念が和らいだこともあり、株価は高値圏で推移している国も多いようです。

ドイツなんて、ユーロ圏で問題が生じ売り浴びせでユーロ安になる度に、株価は最高値を更新して益々一人勝ちに!?
また、日米ともに株価(ダウと日経)は18,000を超えて高値圏で推移しています。

一方では、昨年末から再浮上(何度目だ?)してきたギリシャ問題は燻り続けて、本日16日もギリシャねたを料理するユーロ圏の重要な会合が開かれます。
ドイツは適度にギリシャをイジメれば、ユーロ安で自国の株価は上昇してウハウハなのですが、イジメすぎてユーロ離脱なんて事態になればドイツにも大きな痛手となる。

ギリシャもわかっているから、狐と狸の、ラテンとゲルマンの化かし合いとなり(!?)、埒があかない!
ギリシャが理性的な判断をするという前提を置けない以上、原油が40ドル台に暴落するよりもギリシャがユーロ離脱する可能性の方が「まさか」とは言えないのかも知れない!?

ギリシャ問題もまだまだ燻りそうですが、今後数カ月の単位で意識される懸念は米利上げとドル高の方が影響は大きいでしょう。
米国の大手企業CEOからもドル高を懸念する声が出ていますが、バフェット氏もドル高を理由に年内利上げは実現性が高くないとの見解を示しました。
バフェット氏の見解通りとなれば株価にとってはプラスですが(その為にFRBへ投げた牽制球でしょうが)、逆に6月にも実施と言われる利上げを行う為にはその前にドル安へ持って行けば良い訳です。

ユーロ安・円安にも表立って批判せず「強いドルは国益」を是とする米政府・当局が口先やあの手この手でドル安へと介入して来る可能性もあるのではないかと?
円とユーロが弱過ぎる中でドルを更に強くする利上げに踏み込むのは慎重になり、ドル高基調を変えられなければ利上げ延期という企業側からのプレッシャーも大きくなりそうです。
この辺りが当面の中期テーマかなと思います。
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posted by 韋駄天太助 at 11:34 | Comment(0) | TrackBack(0) | 全般共通 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年02月09日

e-taxでの確定申告の本人確認が17年に住基カードから携帯電話となり安易に便利に!?

日経新聞によると、政府は2017年からインターネットでの納税手続きする際の本人確認を携帯電話で行えるようにして、納税者負担を減らして事務効率化を図るとのこと。

記事では、「電子納税」という書き方なのですが、納税にかかる確定申告の「電子申告」とは手続き・工程が異なるので、詳しくない人が読むとネットバンキングで納税する手続きの簡素化と誤解を与えかねない書き方に思えますが・・。
現在は電子証明書の交付を受けた住民基本台帳カードをICカードリーダーで読み込めば電子申告が可能で、税務署に紙の確定申告書を提出・郵送する必要はありません。

私も電子申告をしていますが、カードとリーダーを取得する初期費用と有効期限3年の電子証明を更新する維持費用が若干かかり面倒な面もあります。
(やっている者から言えば、それをクリアした者が得られるメリットだろと思わなくもない!?)

これを17年からなんと携帯電話があれば本人確認可能とし、ほとんどの納税者が費用も手間もなく電子申告できるようになるのですから素晴らしいですね・・。

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posted by 韋駄天太助 at 13:11 | Comment(0) | TrackBack(0) | 全般共通 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年02月02日

スカイマークとホンダに感じた企業の曲がり角サインはミニスカと自己陶酔CM!?

スカイマークが民事再生法の適用を申請し、西久保社長も退任して3月1日に上場廃止となります。
LCC参入により乗客減、円安によろ燃料費高騰等々で今期は過去最悪の最終赤字136億円の見通し。
負債総額は約710億円ですが、これにはエアバスが要求する違約金7億ドルは含まれておらず交渉次第では負債額倍増の可能性もあります。

もうちょっと踏ん張れば原油安が少しはフォローになったかもとか、悪条件が重なり過ぎたから来期は・・とか、タラレバや言い訳はできるでしょうがやはりエアバスの違約金が重く圧し掛かって来るし難しいのでしょう。
でも、企業が曲がり角を迎える時は様々はサインが出てくるもので、エアバス違約金騒動の前にミニスカ騒動でこの会社は大丈夫なのだろうかと私は不安を感じました!?

その時も(不)真面目に記事にしましたが(↓)、今冷静に振り返っても航空会社がCAにミニスカ履かせで集客するような奇策に打って出る時点で、9回裏ツーアウトで一か八かの逆転満塁ホームラン狙いだったのか知れません!?
http://financial-free-fx.seesaa.net/article/402883399.html

スカイマークが新たな経営で構造改革を経て形を変えても再生されることを願います。
ミニスカのサインほど強烈ではないのですが、私が大丈夫か?と感じるサインがあって最近若干調子が悪くなって来た企業が他にもあります。

スカイマークと一緒にする次元ではないのですが、リコールの費用とイメージダウンや日中の販売減で営業減益となるホンダ・・。

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posted by 韋駄天太助 at 12:15 | Comment(0) | TrackBack(0) | 株式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする