信託財産留保額の設定もありません。
既存で最安値のiFree新興国インデックスに揃えて来た形ですが、iFreeは連動指数が異なるので主流のMSCIエマージング・マーケット・インデックスに連動する中では圧倒的な最安値になります!
先進国インデックスのコストはほぼ下がり切ったものの新興国インデックスはまだまだ下げの余地があると主張して来ましたが、MSCI指数連動で他社を大幅に下回る0.3%台半ばで投入して来るとはサプライズ!
(因みにスリムではない方のふくよかな既存eMAXIS新興国インデックスは信託報酬税抜0.6%です!?)
他社の追随動向も気になりますが、先進国インデックスで小さくなった利幅を比較的高めの新興国インデックスでカバーしたかったのが本音かも知れませんね。
そして個人的に気になるのは、ここまで信託報酬を下げた新興国インデックスがSBI証券の投信マイレージ0.1%還元対象になるのか?です。
なるのなら、実質コストが0.2%台、条件によっては0.1%台にまで下がることになります。(笑)
SBI証券での取扱開始は8月2日予定で具体的な記述は今のところ見当たりませんでした。
また、0.05%付与対象の一部銘柄の中にも含まれていませんが、取扱開始されてませんからね?
しかしながら、0.05%対象に含まれている新興国インデックスはEXE-i(税込0.3794%程度)だけであり、eMAXIS slimと同コストのiFree新興国は0.1%還元対象に含まれています!
(EXE-iはSBIグループの商品なので同程度の信託報酬でも扱いに違いがあるのかも知れません。)
よって、eMAXIS slim新興国インデックスもおそらく0.1%還元対象に含まれるだろうと推測します!
MSCI連動の新興国インデックスの中で選び場合には、圧倒的低コストのeMAXIS slimが有力候補となることは間違いないと思います!
さあ、他社もガチンコ勝負で新興国インデックスの信託報酬を下げて対抗するしかない!?
