https://www.netbk.co.jp/wpl/NBGate/i900500CT/PD/corp_news_20180423
見てみると、うーん期待外れかな?
これまで優遇を受けるための最低条件であった「総預金の月末残高が1,000円以上」を廃止したのが今回の目玉のようです。
しかしながら、千円なら定期にして預けっぱなしで拘束されても痛くはない金額で大きな緩和とは思えません。
スマプロポイントが付与される対象商品は増えますが、最高のランク4であれば付与されていた毎月50ポイントは廃止されます。
従来のSBIカードから一般でも保持して引落口座に設定していれば1ランクアップしましたが、ミライノカード一般はランク判定対象外となっています。
銀行側にとっても痛くない月末残高1000円という一番低いハードルを外して条件緩和に見せながら、実は改悪も多く忍び込ませて改定したという印象です。(笑)
以前は金利も高くて私もネットバンクではメインを住信SBIにしていましたが、金利に限らず高条件は消えてしまい、ミライノカードにしても魅力的な還元とはなっていないようです。
個人的には他行振込手数料が月7回まで無料となるランク3を狙って、「総預金月末残高が3百万円以上」の条件を月末だけ資金移動でクリアする作戦を続けるだけなので、特に今回の改定で恩恵はありませんね。
住信SBIはネット銀行の中では後発で、顧客獲得のために最初はある程度利益削っても手数料優遇したり金利良くしたりと高条件をずっと続けられないのはわかりますが、顧客基盤が整って大手になってからの手のひら返しと変わり身の早さには驚きます。
ネットでは一瞬で資金移動出来るので、金利の付かない所に置いておく必要もないんですよね。
守りに入らず以前のように他行に勝る条件を出して勝負する姿勢を今後は期待したいですね。
