NYダウは1031ドル下げて▲3.56%の暴落となりました。
主な理由は新型コロナウイルスの感染が世界規模に拡大して世界経済の減速が懸念されたため。
欧州もドイツの▲4.01%を始め軒並み4%に迫る下落となり、感染者数拡大が報じられたイタリアに至っては▲5.43%の暴落となりました。
でも、なんで急にパニックになって下げてんの?
パンデミックリスクは1か月前からわかっていることで、このリスクを軽視して無視していい加減な虚構の上昇を演じたから暴落が必然になっただけの話です!?
日経平均は2月6日に24000円近くの高値に迫りました。
NYダウは2月12日に29,551ドルを付け史上最高値を更新して3万ドルに近づき、常にパンデミックリスクと隣り合わせだったにも関わらず「浮かれました」。
で、そんなに想定外で予想外のことが起こりましたっけ?
韓国やイタリアでの感染拡大ってテールリスクでもないでしょ?
金融関係者がパンデミックリスクを舐めて間違って上昇した分を打ち消す必要があったから暴落しただけです!?
ちゃんと身構えてれば3%も4%も下げる必要は生じない。
3週前のエントリーでも書きましたが、金融アナリストにパンデミック被害予想なんで出来る訳ないのにマトモに話を聞いてはいけない。
反転上昇を肯定する際に、コロナウイルスの致死率はインフルエンザと変わらないから心配し過ぎでしたとか「訳知り顔」で語る「学者でもなく医師免許も持たない」金融アナリストの話を聞いても懐疑しかありませんでしたが、医療事情の良くない中国武漢でも致死率2%に過ぎない「インフルエンザみたいなモノ」が韓国・イタリアに拡がった程度の話なら市場は動じなくて良いはずですけどね!?
トランプが大統領になる以前なら年2回程度は今回のような市場のプチ暴落が起こっていたと思いますが、近年は大きなリスク回避が少なくて押し目を待ってもなかなかやって来ないという状況が増えたように思います。
感染がどこまで拡がるか?景気をどれだけ下押しするか?は読めないし良いタイミングで出来るかも不明ですが、高くて手を出せずに待っていた投資家に安く仕込む機会は与えてくれそうですね!?
