今年9月から来年3月までのキャッシュレス利用で25%のプレミアム率が税金より付与されて、最大2万円の利用かチャージなら最大5000円の還元が行われます。
但し、非常に面倒でわかりにくい事業でキャッシュレス決済促進と同時にマイナンバーカード普及促進も政府が目論んでいるので、全国民が対象ではなくマイナンバーカード所有者のみに参加する権利があります。
今からマイナンバーカードを申し込んで9月1日に間に合うのかは存じませんが、来年3月までの期間を考えれば充分なので、興味のある人は早めに無料取得できるマイナンバーカードを申し込んだ方が良いでしょう。
その後にマイキーIDとやらを発行して自分が還元を受けたい決済事業者を1つ指定する手続きが必要なのですが、PCならICカードリーダーが、スマホならカードを読み取れる対応機種が必要になります。
所有していない人のためにコンビニのマルチコピー機等でも申し込めるようになっていますが、その後の対象決済サービスの一部が選択できない等わかりにくく不便です。
また、そもそも参加してないキャッシュレス業者は選択できずにクレジットカード会社は参加数が多くないように見えますが、Suica等の主要な電子マネーとスマホ決済(なんちゃらペイ)の多くは選択できます。
電子マネーやスマホ決済の方が政府還元5000円に独自で上乗せして6000円から7500円還元している事業者もあるのでクレカより有利だと思います。
半年で2万円利用なら無理なく使えると思いますが、電子マネーであればチャージに対して還元されるので来年3月までに2万円チャージし終えて4月以降に利用することが出来るのでスマホ決済より更に有利だと思います。
政府がこの事業を決めたのはコロナ前なのでwithコロナは一切想定していなかった筈ですが、結果として9月からマイナポイントを始めることは消費促進と同時に現金手渡しによる接触を避けるためのキャッシュレス推進も兼ねることになりベストタイミングになったと言えそうです。
更にはPayPay等のスマホ決済事業者の赤字覚悟大還元キャンペーンも下火になって来たので、予算的に苦しい事業者とコロナで家計が苦しい消費者にとってもベストタイミングですね。
特別定額給付金の支給でマイナンバーカードによる申請を早期振込で優遇したものの、オンラインで受け付けた申請を市町村は紙により手作業で処理して余計時間が掛かって受付中止する等今や世界の後進国ぶりを見せつけたりしていますが、普及促進のために今後もマイナンバーカード所有者には何らかのバラマキ?があることも考えられるので、これを機にそろそろ取得しておくのも良いですね。
