新ブログ「経済的自由の実践投資備忘録」に引っ越し中です。
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2020年09月28日

SBI証券が1日約定100万円までの株式手数料無料化へ拡大!他社は追随あきらめか?

SBI証券が10月1日から1日の約定代金100万円以下の株式手数料(アクティブプラン)を0円にすると発表しました!
現物でも信用(制度・一般)でも無料になるのでSBI証券は1日最大300万円まで無料と宣伝しています。

とういうことは、以下のような良いとこ取りも歓迎でどんどんやって下さいということですね?
1単元(100株)で90万円の株式を1日で300株計270万円分買いたいがコストは抑えたい!

SBI証券で1単元は現物取引で普通に買えば手数料は無料です。
更に信用取引で制度と一般の両方で1単元づつ信用買いしましょう。その手数料ももちろん無料。
信用取引は放っておくと毎日金利支払いが発生するので買った後即現引きしましょう。
制度・信用ともに買方金利は2.80%なので、約定90万円 x 2.80% ÷ 365日 x 2 = 138円の1日分金利コストが発生。

これで約定代金計270万円の現物株3単元を手に入れて掛かったコストは金利分138円なので、約定代金に対するコスト率はたったの0.005%で済みます。(多分[笑])
1円も払いたくないなら3日にわけて現物取引で買えばいいのですが、押し目とか暴落とかでこの日に買いたいと思う時には覚えておいて損はないですね。(SBIが奨励してるし!?)

不正アクセス騒動の直ぐ後にこの発表があったので悪印象を払拭したい意図もあったのかと思いましたが、10/1開始なのでたまたま良いタイミングでの発表になっただけかも知れませんが顧客引き止めにも良い効果になりましたね。
50万円以下の無料化は他社への追随値下げだったと思いますが、今回は業界トップのSBI証券自らが先陣を切って値下げ(無料化拡大)を行いました。

北尾さんは株式手数料を無料化してネオ証券化することを公言していますし、その目標に向けてこれからも着々と手を打って来そうですね。
このプレスリリースが出たのは9月23日なので他社は緊急会議して方針を決める時間は充分あったと思うのですが、アレレ今のところ追随の方針を公にした他証券会社はないかな?
前回1日約定50万円までを無料化したのはSBIの他に楽天・松井・岡三オンラインの3社だと思います。
この件に限らず、SBIの値下げや新施策には即追随の発表をする楽天証券でさえ今のところ沈黙しているようです!?

SBI証券によれば、国内株式のうち100万円以下で買付可能な銘柄は98%を占めるので証券会社にとっても減収の影響は大きく簡単には追随決定できないのかも知れません。
でも、トップシェアのSBIにやられてしまったら追随するしか選択肢はないと思うのですけどね、特に楽天証券にとっては・・・?
今後は他社の追随や(多分打ち返されるだけだから打てないけど)カウンターパンチの動向に注目です!

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posted by 韋駄天太助 at 10:41 | Comment(0) | 全般共通 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年09月23日

ネット証券の不正アクセス対策には資産分散とSBI証券のPC登録あんしんサービスはアピール不足?

SBI証券の口座に不正アクセスされ資産を勝手に売却して出金口座も偽名口座に変更されて1億円近くが流出する事件がありました。
ドコモ口座絡みで銀行からも第三者に預金が盗まれる事件もあったばかりで金融機関のセキュリティも厳しく問われ始めています。
SBI証券は自社システムからの流出ではないものの全額補填する方針を明らかにしました。

ぶっちゃけ「第三者がID/パスワードを入手したことは当社の落ち度ではないので一切補償し兼ねます。ご自分でしっかり管理してください!」と主張することも出来たはずですが、1億円の損失と自社の信用度を下げること、その結果他社に顧客が流出する損失を秤に掛ければ損失1憶円の方が小さいという判断でしょう。

セキュリティの堅牢さと利便性は両立しないので、堅牢さを求めれば求めるほど顧客側も不便を強いられます。
私もネット証券のWeb上でよく出金口座を変更して翌日には切り替わるので便利でしたが、今回の事件を受けて軒並み郵便受付に変更されて顧客側にも証券側にも手間と時間がかかるし、変更されるまでに往復の郵便日数と証券側の手作業処理の時間は最低必要になり著しく利便性は損なわれますが現状では仕方ありません。

今回のSBI証券からの資金流出も顧客側の意思でログイン時の堅牢さを追加していれば防げたと思うのですが、SBI証券側も既に提供している機能のアピール不足ではありませんか?
PC登録あんしんサービス!
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posted by 韋駄天太助 at 12:03 | Comment(0) | 全般共通 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年09月14日

月額2980円で使い放題かつ1年無料の楽天モバイルは通信費節約に必須!今ならスマホ端末もほぼ無料!

第四のキャリアとして楽天モバイルが4月から携帯通信サービスを始めましたが、通話とデータ使い放題で月額2980円(税抜)という安さです。
但し、現状では自社の基地局が全国展開されておらず地方の多くはまだauのローミングに頼っているので、自社エリア外では月5GBまでが無料で超過後も速度最大1Mbpsで使えるという条件付きになります。

このようにまだ自前回線で全国に提供するMNOとしての体をなしていない段階なので、なんと先着300万人まで1年無料という太っ腹キャンペーンを打ちました。
私も申し込みましたが、米倉涼子さんが宣伝する通り解約手数料も契約期間もなく基本的に罠はなく1年無料で使えた上で楽天ポイント3000P以上は得する仕組みになっています。
まずはサブ回線でもいいから1年間お試しでも冷やかしでも使ってみてお気に召さなければ1年後に無料のまま解約して食い逃げして下さいというスタンスなので(?)、申し訳ないなんて思わず無料のうちに加入した方が良いと思います。

その間に楽天モバイルが自社エリアをどこまで拡げられるかが勝負だと思います。
現状でも楽天エリアなら2980円でも安すぎる使い放題の神回線と崇める声もあるし、1年後もローミングエリアのままなら2980円では継続しないという声も多いようです。

私も判断は1年後ですが、その時に固定光回線を楽天モバイルに置き換えられればベストですね。
データ使い放題といっても公平なサービス提供のため通信速度制御を行う場合があると注意書きがされています。
公式には基準を明示していませんが、現状では「1日の利用が10GBを超えた場合に速度最大3Mbpsに制限し日付が変われば解除する」という運用をしているようです。

これは容量も制限速度も制限時間も非常に緩く「使い放題」という謳い文句にほぼ嘘はないレベルです!
個人的には1日10GB超えることも滅多にないし、越えて速度が3Mbpsに下がっても多分支障なく気付かないので(笑)、固定回線をカットして楽天モバイルに纏めて通信費を節減できればベストですね。
(以前使っていたADSLの実効速度が3.5Mbps程度で何も問題なかったもんな[笑])

さて、更に今なら1年回線無料に加えてスマホ4機種がセットでほぼ無料に近い価格で貰えてしまいます!
楽天モバイルのホームページは税抜き価格かつ事務手数料の還元ポイントまで加えて還元を大きく見せてわかりにくいので、9月14日時点のスマホ機種と製品購入還元ポイントを含めた実質価格を纏めるとこうなります。

機種名     税抜価格 税込価格 還元ポイント 実質価格(円)
Galaxy A7      17,000 18,700 -15,000    3,700
Aquos sense3 lite   23,619 25,980 -20,000    5,980
Rakuten Mini     17,000 18,700 -15,700    3,000
OPPO A5       20,019 22,020 -20,000    2,020

回線契約とセットで還元ポイント込みなら4機種が実質2千円から6千円で買えます。
更にはこれらの内2機種は安く売り過ぎたので以前は2000P還元の紹介特典と併用出来なかったのですが、現在は全機種に適用となったので紹介特典も考慮するとホラほぼスマホ本体も無料で手に入ります!

【紹介特典込みの実質スマホ価格(円)】(紹介コードは後述)
Galaxy A7      1,700
Aquos sense3 lite  3,980
Rakuten Mini     1,000
OPPO A5         20

OPPOなら実質20円!ですがGalaxy A7とスペックを比較して好きな方を選べばいいでしょう。
おサイフケータイ必須ならシャープのAQUOSと楽天専用端末のRakuten miniの二択になりますが、メインで使うならAQUOSでサブ用途には特徴的なminiが適していると思います。

特にiPhoneユーザーと愛好家は楽天モバイルの公式端末ではないのでスルーしている人も多いと思いますが、回線契約とセットでこれらのAndroid端末を貰っておいてiPhoneが公式端末になるまで待つか、公式端末はサブで手に入れたので現iPhoneにSIMを刺して試してみるのも手ですね。それなりに使えるみたいです。

これとは別に事務手数料も還元された上にオンライン申込の3000Pが別に貰えるので、端末もタダどころかAQUOS以外は自分の財布から出した以上のポイントは返ってきて1年間無料で解約しても端末にはSIMロックが掛かってないのでバンド等が合えば他キャリアでもそのまま使えるというやりすぎなキャンペーン!
1年回線無料に加えて、スマホ端末までほぼ無料の大盤振る舞いがいつまで続くかはわかりません。
罠はないので一年間試食してみて、一年後に月額2980円を払い始めて使い続けるか、払わずに試食だけで終えるかを決めれば良いと思います。

この記事がお役に立てて申込を検討される方は、宜しければ私の紹介特典コードをお使い下さい。
申込時にこのコードを入力すれば2000Pが付与されてスマホがほぼタダになりますし、私にも何ポイントか入ってWin-Winです。(笑)
契約者全員に個別で割り当てられるコードでご利用に際しご連絡は不要ですし、当方には申込者の情報等は伝わらないので安心してご利用ください。(先着5名様↓)

SCpUUmcNAx2Z

<参考:申込時の適用方法>お申し込み画面内の「申し込み内容の確認」ページで以下の手順で、紹介者様の楽天モバイルIDを入力ください。
1. [楽天モバイルIDを入力]をONにする。
2. ご紹介者様の楽天モバイルIDを入力する。
3. [適用する]をタップする。

posted by 韋駄天太助 at 11:27 | Comment(2) | 全般共通 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年09月07日

日興からNASDAQ100に連動するインデックスファンドとETFが設定されるも天井サイン!?

日興アセットマネジメントが「インデックスファンドNASDAQ100 (アメリカ株式)」を8月31日に設定しました。
商品名称が全てを説明していますが、読んで字の如くの内容です!?

今のところは販売チャネルが限られ、大手ネット証券ではSBI証券だけで既に販売開始されています。
信託報酬は税込0.484%に設定され、先行の大和アセットマネジメント「iFreeNEXT NASDAQ100インデックス」の税込0.495%を若干下回って来ました。
NASDAQ指数に連動するファンドは少ないですし、コスト低減のためにも競争原理が働くこと自体は歓迎ですね。

更に日興アセットは同指数に連動するETF2銘柄を9月24日に東証へ上場させます!
【2568】上場インデックスファンド米国株式(NASDAQ100)為替ヘッジなし
【2569】上場インデックスファンド米国株式(NASDAQ100)為替ヘッジあり
商品内容は読んで字の如くですが、信託報酬は税込0.275%でマザーファンドは投信と同一です。
同じ商品に対して投資家が投信でもETFでも好きな方を選んで投資できるのは良いですね。

どちらにも一長一短はあるのですが、信託報酬の安い方がよくて分配金を自動再投資ではなく受け取りたい人はETFを選好するでしょう。
インデックスファンドのeMAXIS slimとETFのMAXIS米国株式【2558】と全世界株式【2559】も同一会社でマザーファンドも同一でしたが、今後は投資家が好きな方を選べるように投信とETFのセット投入が標準になるといいですね。

こちらは先行する同種の国内ETFが野村アセットマネジメント「(NEXT FUNDS)NASDAQ-100連動型上場投信」唯一になりますが、今となっては低コストと言えない信託報酬(税込)0.495%。
コスト差が大きいので信託報酬0.275%の日興ETFがトラッキングや出来高等に大きな問題がなければ野村ETFを敢えて選ぶ必要はなく対抗値下げしなければ日興にパイを奪われるでしょう。

本家米国ETFのQQQが(信託報酬とは異なりますが)経費率0.20%なので、日本国内で円ベースで取引できるNASDAQ連動ETFとして信託報酬0.275%は低廉と言えるし、敢えて為替手数料を取られて米ドルで取引手数料を取られてQQQを売買する必要性も薄れるかも知れません。
NASDAQ指数に連動する低廉な投信とETFの選択肢を日興が増やしてくれて良いことですね・・・で話は終わりません!

商品やコスト自体は良いのですが、問題はタイミングです!
日本人を狙って勝ち馬に乗れと投入された商品はそのリリースが見事な天井となることが往々にしてありました。
NASDAQ指数は既にバブルを指摘する声も多々あります。

と言うより、既にNASDAQの天井を日興のNASDAQ100インデックスが当てているのかも!?
NASDAQが5%の下落を演じたのが9月3日です。
これを受けて9月1日に10000円の基準価額が始まった日興NASDAQ100インデックスファンドは2日間上昇した後に急落して9747円となり、週明けは金曜日の下落を反映して更に下げることでしょう。
なかなかに見事な売り時を知らせてくれる天井サインでした!?

9月24日にはETFの上場も待っています。
この時にはむしろ買い場になってる可能性もあるし。ダブルトップを付けに行き再度の天井サインとなるかも知れません!?

「株を買う理由で一番馬鹿げているのはその株価が上がっているからという理由だ」by ウォーレン・バフェット

積立でもなければ今NASDAQ指数を積極的に買いたい人は少ないでしょうね。
商品は良いのですがリリースタイミングは最悪で、運用サイドも掴ませる気はなくても一番売れる時に(天井で)売りたいですからね!?
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posted by 韋駄天太助 at 01:02 | Comment(0) | 全般共通 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする