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2021年06月28日

マイクロソフト帝国「Windows11」の苦渋(1)!最後発言撤回して「ウィンテル」集金モデル復活で儲けたい!?

マイクロソフトがWindows11を発表しました。
多くの人は目が点、寝耳に水、開いた口が塞がらない(?)という発表だったと思いますが、私もその1人。

Windows10をリリースする時点でCEOや広報の発言でなくても開発に携わった内部者が公のカンファレンスで「最後のバージョンのWindows」になると述べたのは事実。
この発言を元にメディアが世界中にWindows10以降のバージョンアップはなく全てアップデートで対応されると広く伝えたのだから、正式な社の見解や発言ではないのなら否定して訂正したはず。

当時はWindows10で打ち止めが経営陣を含めたマイクロソフトの統一意思だったことは間違いないと思います。
これについてナデラCEOはWindows11を「次世代のWindows」と称して誤魔化しました!?

Windows10のサポートは2025年10月で終了します。
Windows11は2021年内に搭載マシンの発売やアップグレードが予定されています。
Windows10からは無償アップグレード可能になるようですが、そのハードルはかなり高めで多くの既存Win10端末が対象外となり取り残されることになりそうです。

私もその1人ですが故障パソコンを買い替えずに自力修理で引っ張ったのは結果正解でした。
25年をお尻にして来年以降でWin11搭載PCに買い替えるには丁度良いタイミングになったかなと。

Win11のシステム要件でWin10を大きく上回るのがメモリ4GBであり、これが最低要件になるのは少し驚きです。
Win10も途中からメモリ2GBとなりましたが、リリース当時は1GBで他スペック含めてマシンへの最低要求はWin7/8と変わりませんでした。
私も当時Win7からアップグレードして何も問題なく既存端末でWin10を使えましたが、Win7→8→10と移行してもOSを動かすためにPC性能アップが必要なくなったから「最後のWindows」に出来たし、マイクロソフトはそうするつもりだったのではないのか?

かつてはマイクロソフトとインテルとPCメーカーが組んで(!?)、サポート期間が短く太り続けるOSを動かすために高性能のCPUが必要なのでPC買い替えサイクルも短く、独占に近い市場でOSを刷新することで消費者から集金し続けるのが「ウィンテル」のビジネスモデルでした!?
でも、MacやChromebookやLINUX等にジワジワと浸食されてパソコンOS市場でもWindowsが以前ほどの圧倒的な立場ではなくなったので、基本無料か単独では販売しない他OSとの競争上アップグレードして今のOS使えなくなるから買い替えろという殿様商売をやめざるを得ず、Win10を「最後のWindows」にして定期的な殿様集金もやめるつもりではなかったか!?

「ウィンテル」モデルへの回帰で集金再開して「最後のWindows」であるWin10のサポートを2015年でやめて多くの既存端末と客を置き去りにしながらWin11を買わせて儲けようとすることは他OS端末への乗り換えも促しアップルやグーグルに塩を送ることにもなりかねません。
でも、マイクロソフトはWin11を買わせて儲けることを意図するよりもアップルやグーグルと競争するためにリスクはあってもWin11を送り出さなければというパラドックスがあるのだと思いますが長くなるので次回にでも。

個人的にはXP終了時以上にWin10から太ったWin11への移行は順調に進まないので、Win10のサポート期間をマイクロソフトが2016年以降も延長する必要が出て来ると思います。
既に無償アップグレード対象端末の人は試してみるのも良いと思いますが(ダウングレード可だろうし)、そうでなければ飛び付かずに4年以上のリミットで様子を見ながら乗り換えるのが吉だと思います。
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posted by 韋駄天太助 at 11:13 | Comment(0) | 全般共通 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年06月21日

故障してもThinkpad再生計画(2)!ローカルアカウントでもライセンス再認証と再購入を回避!?

さて、素性のわからない中古マザーボードに交換して電源オン後に画面真っ暗で動かなくなる不具合が収まったことは確認できましたがWindowsはまだ起動していません。
次の関門はマザボ交換によりPC構成が変わったのでマイクロソフトが以前と同一PCと認識できないからWindowsのライセンスを外してくれて再認証するプロセスが必要になることです。
以前なら多少の面倒はあっても電話でマイクロソフトのオペレーターと話して経緯を説明すれば手動による再認証をして貰えたようです。

しかしながら、Windows10(の途中?)から仕組みが変わってザックリ言えば
マイクロソフトアカウントでログインしているPCなら優遇でより緩く、
ローカルアカウントでログインしているPCなら冷遇でより厳しく
運用されるようになった模様。

マイクロソフトアカウントに紐づいていればマザボを交換しても100%再認証されるはずですが私はローカルアカウントでずっと使って来ました。
過度に気にしていたらキリがありませんが、私は自分に選択肢がある限りはGAFAMに個人情報を提供しない手段を選ぶのでマイクロソフトアカウントでWindowsにログインして情報を差し出すことはしません。
故障中でWindowsにログイン出来ない状態ではライセンス認証欲しさで今更マイクロソフトアカウントに変更することは不可能です。

ローカルアカウントでは認証外れた後にオンラインで再認証しても却下される可能性が極めて高く、その後で確実に再認証を得られる方法があるのか調べてもよくわかりませんでした。
最悪の場合は再認証が得られずにWindows10ライセンス再購入で2万円程かかります!?
(アホらしい!それなら新製品を買うっちゅうねん!)
しかし、ローカルアカウントのままマイクロソフトの再認証プロセスを回避する方法を見つけました!

Thinkpadで良かった(その2):マザボに記録のユニット番号を書き換えてWindows再認証を回避可能!
マイクロソフトの認証要件は開示されてないので詳細は不明ですが、マザーボードのROMに記録されている構成部品やシステムのシリアル番号を確認して認証を付与していると思います。
マザボが変更されるとシリアル番号も変わるので全く別のPCからログインしていると認識されて一旦認証が外れます。

じゃあ交換後のマザボに記録されているシリアル番号を自分の故障マザボと合わせてしまえばマイクロソフトは以前との違いを認識できずにライセンス認証がそもそも外れないのではないか?
と名案を思い付いたのですがそんな事出来る訳ないって、Thinkpadはこれが出来るんです!

素性のわからない交換マザボで以前の利用者がWindows10を使いライセンスがそのまま放棄されて尚且つエディション(Home/Pro)も一致している状態なら、もしかしたらそのまま使ってもライセンス認証が得られかも知れません。
でも、これはマイクロフトが認識できすに他人のライセンスが自分に継承されてしまっていることを意味するので気持ち悪いですね。

ThinkpadにはIBM時代からマザボに記録されているシステムユニットのシリアル番号をユーザー側で書き換えられるプログラムが用意されているのでUSBメモリにインストールしてDOS上で起動させて実行します。
(但し、あまりオープンにはしたくないようで自己責任がわからない国のサイトではDL出来ないのでUSサイトからDLして、公式には使い方の説明もないので実際に使った人のブログ等を参考にする必要あり。
本来は企業のシステム部門に使わせるプログラムなのでよくわからない個人が簡単にいじれないように敷居を上げていると思われる。)

これにより他人が使っていたマザボに自分の故障マザボに記録されているシステムユニット番号をコピーしてマイクロソフトの監視を欺いてすり抜けます!?
(いや部品交換しただけでOSの認証外して2万円集金しようなんてアコギな商売がおかしいのであってコッチが悪いことしてるんじゃない!以前と同じワイのPCや!)
シリアルの既存番号消去と自分マザボ番号の上書きで書き換え成功を確認した後にWin10を立ち上げてローカルアカウントでログインするとSSDの中身は変更ないので故障前と同じ状態でPCが復活しました!

ネットにも繋がっているので直ぐにライセンス認証を確認すると「Windowsはデジタルライセンスによって認証されています」のまま!
つまり、一旦認証外れて再認証されたのではなく
マイクロソフトはユニット番号偽装によりPC構成変更に全く気付いていないか?
メモリ増設同様にマザボ交換を軽微な構成変更と判断してライセンス認証を外さなかった?
ということ!

(虫コナーズCMの長澤まさみ風に)「勝ったぁ!」 (何に?)
新品に買い替えることなく3500円の部品代だけでThinkpad再生復活!

世の中には意味もなくPCを全分解するマニアもいますが、積極的にやりたいとは思わないが嫌いなら出来ない作業なのは確かですね。
でも、面倒なだけで難しい作業ではありません。
どういう使い方をされていたかもわからない中古部品に変えただけなので1週間後には故障するリスクはありますが、部品代3500円で済んだので1年持てば元は楽々取れます。

特に日本製のノートPCではマザボをユーザーが交換すること自体が難しい場合も多いでしょう。
(PCに限らず客をチャイルド扱いでがんじがらめにして色んな意味でとても嫌がります。確かに卵が先か鶏が先かって面も性質的にあるんだけど!?)
可能な場合は致命的な故障でもマザボ交換すれば大抵は直る(そりゃメーカーは基幹部品を変えて大事に使い続けて欲しくない!)ので、安易に数万円払って新品へ買い替えずに面倒ではあるけど数千円で部品交換に挑戦するのも手ですね。
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posted by 韋駄天太助 at 10:54 | Comment(0) | 放談雑談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年06月20日

故障してもThinkpad再生計画(1)!マザーボードを自力交換すれば苦行だが安上がり!?

メインのThinkpadが故障した話の続きですが、買い替えも視野にメーカーも限定せず新製品を見てみたけどあまり惹かれる製品もなく、そもそも今はパソコンが高いわ!
コロナ禍での在宅リモートワークや娯楽での需要急増と半導体供給不足や資源価格の高騰による製造原価の上昇により今買うと天井高値掴みの可能性もある。(株の話かよ!)

ということで、なるべく安くマザー(システム)ボードを自力で交換して直す方向で考えました。
私がThinkpadを長く使う理由の
第1は独自のトラックポイント(通称赤ポチ)を含むキーボードの使いやすさ、
第2はノングレア[非光沢]液晶ですが(これはThinkpadに限定されないが日本製は話にならない)、
今回の修理の過程では他の利点にも助けられました。

Thinkpadで良かった(その1):分解容易さとマニュアル見て勝手にどうぞの自由さ!
ThinkpadはIBM時代からユーザーが部品交換して使い続けられように分解し易い設計がなされて、図入りで分解方法を詳細解説した保守マニュアルも機種ごとに公開されています。
メモリやディスクドライブ・CMOS電池の交換なら裏蓋開けてすぐに出来るように作られているし、マザーボードの取り外し方までマニュアルに記載されています。

つまり、マザボ交換したけりゃ高価有料修理以外のサポートはしないけど最低限のマニュアルは用意しておくから自己責任で出来る人は勝手にどうぞという自由さを重んじるのがThinkpadの利点です。
部品も基本的には直接正規品を販売してくれるものの、マザボはさすがにメーカー修理以外では売ってくれないという話もありますが一番高いルートで買う気は更々なく確認していないので不明です。

アマゾンのサイトを見たら明らかに取り外しただけの中古品をぼかしながら互換・対応マザーボードとして販売していましたが1万数千円なので却下。
オークションサイトで中古マザボ単体の相場を確認しながら先ずは同機種のジャンクPC本体を狙います。
マザボ単体を購入するよりもPCの代替部品が全て手に入るのでトクになるケースが多い。

但し、マザボが壊れてそうなジャンクPCは無意味なのでBIOS確認済でその他は動作不明な商品を狙います。(それでもWindowsが起動しなくても文句は言えないリスクあり)
1つ良さそうなのがあって入札参加しましたが予算の5千円をオーバーしたので譲りました。
他の出物を待っていてもタイムリーには出て来ないので、最初から目を付けていた中古マザボ単体を送料含めて約3500円で落札。
(結果として部品に切り替えて正解でしたね。PC2台を分解してマザボ取り換えする作業はなかなかの苦行です。)
部品のジャンクは単なるゴミなので完動品から取り出して初期動作不良なら交換返金に応じると明記された業者出品の商品を落とします。

さて、分解・交換・組み立ての苦行開始です!
マザーと名付けられた通りに全ての道はシステム基盤たるマザボに通じるのでほぼほぼ全ての部品と配線を外してネジも30本程抜かないとマザボには辿り着きません。
保守マニュアルを全部読んで実行する程行儀良くないので辞書代わりにしつつ、蓋を開けて手前に見える部品から配線抜いて外して行けば最後にマザボが残ります。

見た目は何も変わらないマザボを購入した中古に交換した後は逆の手順でPCを組み戻していきますが、マザボに手を直接触れる必要がなくなる段階まで来たら蓋を開けたままで電源オンして様子を見ます。
(全部組んでから不具合で配線等の確認をする必要で完全二往復する苦行を避けるため)

こんな状態だからエラー表示は出るのですが画面表示されることを確認したい。
無事に表示されて配線だけ繋いだキーボードで操作してBIOS画面に入れるところまでを確認。(交換の甲斐あり!)
全てを組み直してから電源オンしてBIOSで必要項目を変更して何度か再起動させて画面表示されない不具合が一切出ないことを確認。

これでマザボ交換によるThinkpad再生は部品代3500円だけで半分成功!
でも、まだ第二関門としてマイクロソフトが立ち塞がりますが、長くなったので2回に分けます。
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posted by 韋駄天太助 at 10:51 | Comment(0) | 放談雑談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年06月14日

auカブコム証券が一部値上げを含む手数料大改定を断行!次は排他的な入出金の改善マスト!

auカブコム証券が7月19日から株式手数料を大幅改定すると発表しました。
一言でいうと、従来の料金体系は一旦ゴミ箱に捨てて新たな料金体系はほぼほぼSBI証券と楽天証券に横並びで合わせます。
結果大幅値下げとなる部分もあるし、新設される一日定額手数料ではSBI楽天同様に約定金額100万円までは無料となる。

しかしながら、従来無料としていた信用取引手数料は楽天SBIに合わせたので再有料化で値上げとなるものの高めに設定していた金利はSBI楽天水準まで下げるので許してね。
ワンショットの約定金額100万円以上は高いまま据え置きだったりと細かい部分で差異や優劣はありますが、わかりやすく業界大手のSBI楽天にほぼ料金を合わせた改定です。
また同時にSBIに追随して25歳以下の現物株式取引手数料を実質無料化するプログラムを開始することも発表しました。

auカブコム証券は4月1日付けで17年間務めた社長がKDDI出身者に交代しています。
前の社長さんはMUFG出身でもなく「フリーターから東証一部上場企業の社長になった男の成功法」も書いていた人なんですけどね。
迷走のトリガーはKDDI出資による方針転換後で信用取引手数料無料化等を打ち出したものの業績が低迷して社長は責任を取り、KDDI出身者を社長に送り込んで再改革した結果が今回のSBI楽天合わせの料金改定だと思います。

まあどこに問題があったのか?社長を代えれば済むものでもないし、親会社から前社長さんがどれ程の裁量を与えられていたのかもわかりませんが、業績が低迷すれば責任を取るのが社長さんの仕事ですからね。
(途中でやめてしまったガンダム路線も前社長さんが推していたのかな?証券業がわからない素人の横やりとしか思えなかったけど!?)

私はauカブコム証券の口座を「私達はMUFGグループです」の頃から持っていますが、株式取引をしたことは残念ながら一度もありません。
理由は2つありますが、今回の改定で1つの問題は解決されました。
SBI楽天より高いのにカブコムを使うメリットが見出せませんでした。

auカブコム証券は他社に条件が大きく劣後するもう1つの大問題も速やかに改善すべきでしょう。
それは使い勝手の良くない入手金サービスです!

即時入金サービスで使える銀行が極めて限定される上に三菱UFJ・auじぶん・ゆうちょ以外は毎回50円から200円(税抜)の手数料が掛かります。
更には大手ネット銀行である住信SBIと楽天銀行は有料どころか利用不可です。
出金でも三菱UFJ・auじぶん・他3銀行以外を選択すると税抜100円の手数料が掛かります。

auカブコム以外の入出金サービスでこれほど対象銀行が限られたり手数料を取られるケースはないでしょう。
入手金サービスではauカブコムがダントツに劣悪です。
ある程度名前の知られFX業者やネット証券でこれ以上に入手金サービスの酷いところがあれば教えてほしい!

過去の経緯でMUFGグループだから入出金は三菱UFJ以外は有料で扱っていました。
KDDIが出資してもグループ内を優先するためには都合よくauじぶん銀行は無料化して他銀行の排除や有料は続けたまま今に至るという感じでしょうか?
KDDIが顧客にじぶん銀行を開設して預金してもらう為の道具としてauカブコム証券を保持するならそれでもいいでしょう。

しかしながら、今回の料金改定でも「すべてのひとに資産形成を。」というミッションに則り実施すると言っています。
「すべてのひと」にはau携帯非契約者やじぶん銀行非開設者は含まれないのでしょうか?
自社グループを優遇して差を付けるのは構いません。
SBI楽天も自社グループ銀行との連携による優遇サービスは行っています。

しかし、SBI証券が楽天銀行からの即時入金を有料化や排除したり、楽天証券が住信SBIネット銀行に対して同様の措置をしたりするでしょうか?
そんな排他的な条件であればSBI楽天が業界のトップになれるはずもないし、ここを一向に改善しないカブコムの立ち位置が大きく変わるとも思えません。

次は「すべてのひと」に使いやすく無料が当たり前の入出金サービス大改善を期待します!
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posted by 韋駄天太助 at 11:32 | Comment(0) | 全般共通 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年06月07日

パソコンが壊れた(壊した)ので自力修理するか?買い替えかるか?

メインでかれこれ8年程使っているThinkpadが壊れ(壊し)ました。
HDDやSSDはいくつか壊れても交換して使ってきたし、その他にはファンが轟音を立てたことはあったが部品を買う前にファンを掃除して油を差したら元の状態に戻ったのでゼロ円で済んだ。
性能的には高くも多くも望んでないし必要ともしていないので、数世代前のCorei5で今でも充分使えるので壊れない限り買い替える気は起きなかった。
でも、今回ばかりは駄目そう・・orz。

伏線は1年少し前にWin10をクリーンインストールする際に起動方法をBIOS(Legacy)からUEFIに変更したこと。
変更は上手く行ったのだが、何故だかBIOS画面にどうやっても入れなくなった。
つまり、基本的なPCの設定を変更する手段がなくなった。
Windowsは普通に起動して問題なく使えるし、自分の使い方に合ったBIOS設定にはなっていて当面変更する必要も生じないので問題を先送りしてそのまま使うことにした。
BIOSに入れない変更できない状態はPCとして致命的ではあるんですけどね、これが今回壊す伏線になりました。

数カ月前からPCの電源を入れると通電はされてファンも動くが画面が真っ暗なまま何も起きないという症状が発生。
それでも電源を入れ直すと今度は普通に起動するので使い続けていたら徐々に起動しない頻度が増えて、最近は電源オン後の起動確率30%程度になっていた。
素人診断ではマザーボードの不具合かCMOS電池切れを疑う。

CMOS電池は安ければダイソーで3個入り100円が売られている程の消耗品なので、ダメ元で購入して取り替えてみても損失は小さい。
自分で半田付けしたりと工作得意な人はダイソー100円でもいいけど、私のような中途半端なPCいじり好きはそこまでやらないので配線が施され回路にさせばいいだけのノートPC向け汎用品をネット通販の送料込約300円で購入。

交換する際に時間が空くとCMOSクリアとなり電池に保存されているBIOSの設定が消えて初期状態に戻り日時も消えるので立ち上げるとエラーが起きてBIOSでの再設定を促される。
自分の場合はBIOSに入れないのでリスクがあるのはわかっていたがエラーが起きても無視して「Esc」キーで逃げればWindowsが立ち上がることも把握していた。

CMOS電池を交換後に電源オンしてもアレやっぱり画面が真っ暗なままで終わる・・。
つまり、CMOS電池は切れてなかったし問題の原因ではなかったということ。
まあ損失300円だし今後の代替品として再利用できるしと気を取り直して、何度が電源オンを繰り返してWindowsの起動を試みる。

ところが、電源オン後普通に立ち上がった場合でも日時時間を再設定しろという英語のエラー表示がされた後に「Esc」キーを押すと真っ暗なままで何も起きない状態になる。
ここでようやく大きなミスを犯したことに気付く。
CMOSがクリアされて初期状態に戻ったのでおそらく起動方式もUEFIからBIOS(Legacy)に変更されたが、WindowsはUEFI起動のままなのでPCがOSの存在を認識出来ずに立ち上がらなくなったと推測される。

BIOSに入れないからUEFI起動に再変更する手段がないので自分の場合はCMOSクリアをしてはいけなかった。
それなら逆にOSをBIOS起動に変更する他ないが、その為にはこのOSを一旦UEFIで起動させなければならないが出来ないし、別のPCに外付けして変更する方法もあるようだが中身を消したくないなら有料ソフトが必要になりそうだ。
いや起動方法を変えられても電源オン後に立ち上がる確率の方が低いという不具合は変わらないし、放置していれば何れは100%立ち上がらなくなると想定される。
従って、今後の対処は@素直に新製品に買い替えるか?Aマザーボードを部品で仕入れて自分で自力交換するか?のどちらか。

取り敢えず、第3の選択肢としてバックアップPCを約2年ぶりに取り出して来て当座の日常利用に使えるようにセットアップしました。
X60sという骨董品で起動すると電池切れでCMOSエラーも起きるしFanエラーも起きて騒音を立て始めるが部品交換や修理して直すくらいなら廃棄するわという代物。
無視してWindowsを立ち上げてしまえばFan制御ソフトで回転を無理矢理抑えれば静音になり普通に使えます。(笑)
このエントリーも仕方なく旧PCで書いた訳ですが、ワードで下書きしながらブログを書く程度なら全く支障はないし、その他もパワーやメモリ不足を感じることは多いが大抵のことは現代(?)でもこなせます。

それでも旧PCでの代替は2週間程度にしたいのですが、新製品を買うにしても直ぐに使いたいからと拙速に決めたくないし、マザボ交換にしてもやり方調べてオークションで落として交換してセットアップするのにも数日では無理。
今回はディスクに支障はないので起動しないPCから取り出して旧PCに外付けしてデータをコピーすれば済みましたが、その前からPCがこんな状態だからデータのバックアップはこまめに取っていたし、大事なことは1にも2にもデータのバックアップですね。

パソコンが数年で壊れたり壊したりすることを防ぐことは出来ません。
まあ私のように8年程使って壊れてもノートPCを全分解して自力修理しようなんて考える人は稀でしょうね!?
メーカーに聞きもしませんが、正規部品でのマザボ交換修理を頼んだら新品購入と変わらないか上回る値段でしょう。(敢えてそういう値段に設定するから)
自力修理で直る保証もないので素直に新規購入も並行して検討中です。
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posted by 韋駄天太助 at 11:59 | Comment(0) | 全般共通 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする