2021年07月26日

「日出ずる処」から57年後の東京五輪と「日没する処」からの脱却!?

東京五輪が始まりましたが、開催の賛否や無観客の是非を含めて様々な意見があると思います。
何が正解かは総理大臣や東京都知事にもわからないし、「多様性」を強調するなら異を唱えられない空気を醸成し「全会一致」の思考停止を無理強いして物事を決める日本的なダメさからもそろそろ卒業する必要があるのかも知れません。(特に高齢な程)

開会式は「時々ながら見」だったので全体の感想は控えますが、印象に残ったのは橋本組織委員会会長とバッハIOC会長のスピーチですかね!?
内容ではなく2人で予定9分を11分もオーバーするだらだらスピーチに・・。
失言で失脚した前会長さんに「だから女は話が長い」と言われそうですが、バッハが話の長さに性別や国籍は関係ないとオチを付けてくれました!?

私はそもそも既に50年前に行われた東京でオリンピックを再開催すること自体に賛成ではありませんでした。
石原都知事が誘致に失敗していた頃にも書いていたと思いますが、世界は広いのに何故東京に10数回後の実施でまた開催地が戻って来るのか?
何故血眼で必死になって誘致するのか?まだ未開催の新興国や日本でやるなら他都市で行うべきだろうと・・。

それと東京五輪に50年前と同じく日本の経済的な再飛躍や起爆剤を期待している間違った昭和思考が垣間見えたことと、子供たちにも五輪を直に見せてやりたいとか言う高齢層の発言に負の遺産しか残せてやれない世代にとっての独りよがりな免罪符のようなうさん臭さを感じました。
こんな貧困な考えだから日本は30年を失ったんだろうに・・。何も変わらないし変えられない・・。

ただ、開催決定後に準備してコロナで1年延期したこの期に及んでの是非については「是非とも実施すべき」に一票ですね。
東京や日本のためにではなく、2年再延期が不透明な状況で4年に1度の五輪を目標に様々な犠牲を払って努力して来た日本及び世界のアスリートに機会を与えるべきだと思います。
再延期できたとしても前回から6年後、次回大会まで2年という区切りでは想定メダリストの面子も大きく変わるだろうし、20年を目指して調整してきた選手たちには1年延期が限界でしょう。

まあテレビで見る側にとっては、確かに両国国技館や埼玉スタジアムや東京辰巳水泳場で競技が行われているのですが、無観客の競技場では東京でもリオでもあまり違いはないし、東京開催のメリットは夜中や早朝に頑張って見る必要がないことでしょうか!?
日本人選手にとっては地の利があって、最近はそれほど言われないけどプレッシャーに弱いという面があるので数万人の声援や視線がない状況がむしろ結果には良い方向に働くかも知れませんね。

緊急事態宣言下で行われる五輪開催への反対意見や五輪主催関係者の相次ぐ失言(の発覚)や辞任により、トヨタを始めスポンサーが開会式の欠席やCMの取り止めを発表しました。
企業としてはマイナス効果の方が大きいかも知れないのにCMなんか流せないし、開会式に出て五輪開催を喜びスポンサーとしてバックアップしているという悪印象を与えたくないのは当然でしょう。

今年の2月に3万円台を付けた日経平均はその後右肩下がりで現状2万7千円台で推移しています。
同じく2月には3万ドル付近だったNYダウはその後右肩上がりで現状3万5千ドル付近です。
株価が実態を表しているとは言わないが、有観客でも経済にとっては刺身のツマ以上の材料にはならんでしょう?
五輪で高速道路や新幹線のインフラ整備が進む時代じゃないんだから。

東京都のコロナ感染者数は25日に過去最多を更新したようです。
無観客開催の判断は基本的に正しかったのではないでしょうか?
思い描いていた五輪経済効果は得られないでしょうが、実行したからには転んでもタダでは起きないという姿勢が大事だと思います。

そうでなければ、東京の1964年五輪が高度成長へとブーストする「日出ずる処」の象徴で、2021年五輪が失言失態とコロナまみれの無観客で経済もパっとしない「日没する処」の象徴になりかねません。
(その中間地点が1992年で山頂もおおよそ一致しちゃうんですよね!?逆に言えば、長い降りがようやく終わる地点が2021年と前向きに捉えることは出来ますが???)

若い世代が必然的に中心となる五輪競技の中で日本選手の活躍は他国に負けず目立っています。
若い選手たちは日本や日経平均や「日没する処」に元気を与えるのではなく、思いっきり喝を入れて欲しいですね!?
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posted by 韋駄天太助 at 14:00 | Comment(0) | 全般共通 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年07月19日

マネックス証券の米国株定期買付サービスが1万件を突破!?ETF10銘柄無料キャンペーンで追撃!

マネックス証券が米国株サービスで攻めています!
6月6日から開始した米国株の定期買付サービスが開始1カ月で1万件の契約数を突破したそうです。

へー、凄いね!?
いや、凄いのかどうかはよくわかりません。

そう言われると1万人以上が毎月買付の設定をしたようなイメージを持ちますが、定期買付サービスには2種類あって配当金再投資の設定も含みます。
例えば、マネックスの米国株で個別株を1銘柄だけ保有していて配当金再投資の設定をすれば契約数にカウントされます。(まあ文句を付ける訳じゃないけど!?)
更には未保有の銘柄にも事前設定が可能なので、将来的にもしかしたら買うかも知れない銘柄を配当金再投資に設定しただけで未保有なのに契約数にカウントされるかも?
(これ含めて1万件はちょっとどころではないミスリードだけど売る側はそう言うよね!?)

何はともあれ、マネックス証券としては定期買付サービスに手応えを感じていることは確かでしょう。
感謝として定期買付で人気ETF10銘柄の買付手数料をキャッシュバックするキャンペーン(9月30日まで)で更なる契約数の増加を狙って追撃してきました!
期間限定ではなく既にUSAプログラムで無料化している9銘柄を除いて設定の多かった上位10銘柄が選ばれています。

知名度があるのはQQQ(ナスダック100指数)、VWO(エマージング指数)、SPYD(S&P 500 高配当指数)あたりですね。
その他銘柄も高配当狙いが多いし、QQQやVWOも毎月買付に設定するよりも既存保有分を配当金再投資に設定しただけのケースが多いのかも知れません!?

このキャンペーンは定期買付に限定されていないので、普通にQQQやVWOやSPYDを9月30日までに買い付ける予定のあった人にも手数料がキャッシュバックされるのでラッキーですね。

期間限定ではないUSAプログラムの9銘柄や買付時米ドル為替手数料無料(恒常化ではないが期間未定)と組み合わせれば低コストで毎月積立や配当金再投資が可能になります。
日本株で手数料競争していないマネックス証券としては米国株取引の魅力で顧客を引き付け基盤としたいところでしょう。

米国株に限らず、既に競争力のある手数料で提供している香港(中国)株式市場でも同様のプログラムやキャンペーンを打つと「外国株」ならマネックス証券という定評を得られるようになってくると思います。
今後にも期待します!
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posted by 韋駄天太助 at 11:54 | Comment(0) | 全般共通 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年07月12日

インタラクティブ・ブローカーズ証券(IB証券)がアノ口座維持手数料を廃止して無料化?

インタラクティブ・ブローカーズ証券(以下はIB証券と略記)が7月1日から口座維持手数料を廃止したみたいですね。
日本語版のホームページで確認する限りはまだ維持手数料の記述は残っていますが既存顧客には公式に通知されているようです。
米国では維持手数料どころか約定手数料も無料のロビンフッドが躍進しているし、維持手数料という存在が時代に合ってないし競争上不利になると判断して廃止したようです。

私も随分以前にIB証券の開設を検討したことはありますが、この口座維持手数料が最大のネックとなって開設には至りませんでした。
この手数料さえ存在しなければ間違いなく開設して「いました」。

口座維持手数料は毎月10ドル(約千円)なので口座を保有すれば年間では約1万2千円の手数料を必ず支払う必要がありました。
無料に慣れた本邦投資家には高く見えてしまいますね。

しかしながら、月間の約定手数料を差し引けるので売買で毎月10ドル以上の手数料を落とせる人にとっては掛からないのと同じです。
また、口座残高が10万ドル相当(約1千万円)以上あれば免除されます。
手数料をセーブする為に使いたいのに年間1万2千円の手数料を確実に負担させられるのも本末転倒だし、約1千万円の資産保有も敷居が高いですね。

当時は日本の証券会社が日本株取引以外では商品ラインナップで大きく劣っていましたが徐々に改善して、現在は充実したとは言わないまでも大きな不自由ではなくなったのも確か。
それでもIB証券の魅力は現在でも大きいので口座維持手数料が廃止されれば再考してみようかなと思います。
ざっくりメリット・デメリットを纏めると、

【メリット】
・世界33カ国・23通貨へ低コストに投資(国内証券で投資可能な国でも個別株・ETF共に対象銘柄が豊富)
・米国株なら(200株まで)1ドルの約定手数料
・世界各国も0.1%前後の格安手数料(日本株なら0.08%で100万円約定の手数料が800円なら国内証券会社と同レベル)
・為替手数料が激安で両替可能(ドル円なら2ドル)
・配当金自動再投資(DRIP)
・貸株サービス
・国内拠点での日本語サポート(フリーダイヤルはなし)

【デメリット】
・特定口座はなく一般口座での取引
・海外口座なので入金時に最低800円の手数料が発生
・海外口座なので譲渡損失を翌年以降に繰り越しできず、当該年度内の損益通算にも一部不利がある

国内の大手ネット証券が外国株でも特定口座に対応したことが大きいですね。
入金時に発生する手数料は国内ネット証券に慣れていると高いと思ってしまいますが、100万円あたりで0.08%に過ぎないので約定手数料や為替手数料もセットで考えれば許容できます。
100万円を入金してドルに換算する場合に800円を銀行に引かれて200円を両替手数料でIBに取られて約0.1%のコストでドルに交換です。
その後は1ドルの売買手数料で200株まで買えるので国内証券での米国株取引よりトータルでは圧倒的に安い。

米国株のみならず香港株でも手数料が約定代金の0.08%(印紙税等の香港側で掛かる別建てのコストはあり)なので国内証券よりも圧倒的に安いんですよね。

総合的に考えるとIB証券の口座は現状必要ないかなと開設しない方向に傾いていますが、せっかく最大ネックの口座維持手数料が廃止されたのでメリット・デメリットを整理し直してしばらく再考してみようと思います。
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posted by 韋駄天太助 at 10:30 | Comment(0) | 全般共通 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年07月04日

マイクロソフト帝国「Windows11」の苦渋(2)!アップルとは敵対もグーグルとは殴り合いつつ共闘!?

マイクロソフトにとってWindows11は諸刃の剣でしょう。
集金で楽して儲けようと単純にOSを太らせ重くしてPCの高性能を要求し期限を切ってユーザーに買い替えを無理強いするような以前の殿様ビジネスモデルに回帰するつもりならあまりにも愚かだと思います。

以前よりもWindowsからMac/Chromebook/Linuxへの乗り換えは敷居が低くなっています。
より高価格帯のMacは別にして、現状でもWindowsに拘らずとも安いChromebookやWin11が動かない現PCへ無料でインストールすればサクサク動くLinuxで充分な人はWindowsユーザの数十%を占めると思います。

Win11への買い替えを強要することは他OSへの流出も招きますが、既にマイクロソフトの独占市場ではなくアップルやグーグルと競争するためにWin11で勝負せざるを得なかったのだと思います。
Win11の大きな目玉の1つがOS標準機能としてAndroidアプリが動作することであり、これはサプライズでした。

Androidを開発したのはグーグルであり、パソコン向けにはChromeOSを展開して最近はAndroidとの連携を含めてChromebookではAndriodアプリが動かせるようになっています。
最新のMacでもiPhoneアプリが動くようになっているようです。
マイクロソフトとは関係ない所でスマホOSを寡占する二社がPCとの連携を深めてバチバチやっている訳です。

かつては殿様気分でスマホ市場を舐めて出遅れ完敗して尻尾を撒いて逃げ帰りパソコンOSに閉じこもったマイクロソフトは我知らずと二社の競争を眺めていられる立場ではない。
利用時間や形態ほか様々な面でモバイルが主でパソコンが従と逆転していく環境で放置していれば、アップルとグーグルにパソコン市場でも更なる伸長を許してWindowsのシェアは下がり続けかねない。

WindowsをモバイルOSに展開して失敗したマイクロソフトには自社でPCとスマホの連携を図る術が最早ありません。
モバイル市場は既に捨てたのでPC市場で強者の立場を維持するために殿様をやめて選択したのがAndroidとの連携だったと思います。

何故iPhoneは排除したのか?
話し合いを持ったのか定かではありませんが、アップル側がマイクロソフトとの連携を選ぶことは1000%考えにくいし、ジョブズが生きてれば10000%ありえないですね!?

AndroidアプリもAmazonアプリストア経由でアマゾンとの提携によりWindowsで使えるようになるとのことで、グーグルと直接提携した訳ではありません。
契約や法的な整理はよくわからないのですが、Windows上でAndroidアプリを動かせるようにするのにグーグルが一切関知してないとは考えにくい。
日本人的な感覚では、契約や法的な問題がなくても話し合いは持って仁義は通していると思いますよね。

ChromeOSでパソコン市場も攻めたいグーグルがAndroidとの連携という武器をマイクロソフトに使わせてやるメリットがあるのか?
パソコン市場で大きなシェアを持つWindowsでAndroidが動くようになれば、利便性からモバイル市場でのAndroidシェアが高まってiPhone(iOS)に差を付けられるメリットがあります!
ただ、一方ではスマホトップシェアOSのAndroidを武器に自社内でChromeOSとの連携む深めてパソコン市場での伸長も目指す。
その辺の微妙な競争関係が直接の提携ではなくアマゾンを介したAndroidアプリをWindowsに取り込むことを許可して、表向きはノーコメントを貫くという立場を取らせていると思います。

でも、両社が裏で組んでアップルを叩きに来ている訳ではなく、モバイル市場を捨てたマイクロソフトにとってはパソコン市場での立場を守りたいだけで、ナデラCEOは「iMessage(iPhoneアプリ)がWindows PCで使えるようになるなら、それを歓迎する」と秋波を送りました。
アップルもAndroidだけがWin11で動くことを快く思っているはずもなく、この連携が上手く行くようなら(自社の立場に大きな不利だと判断すれば)Windowsと連携する将来も否定はできませんね。(ジョブズが生きてればありえないけど!?)

そりゃパソコンで本来別OSのスマホアプリも並列で動かせばメモリも食うし、その他の機能アップも含めてWin11のシステム要件はRAM4GB以上と太ってしまいました。
これにより大きな問題が発生しました。

Win10が最後のバージョンと言っちゃったからあくまで定期アップデートで対応してAndroidアプリも動くようになるからメモリ4GB必要です!足りない人は増設するか買い替えてください!と言ってもペテン師呼ばわりです!?
前言撤回してWin11にアップグレードで提供しても同様にペテン師呼ばわりです!?
どうせペテン師のレッテルを貼られるなら諸々の理由によりWin11で提供して集金することにしましたテヘッてことですね!?

下衆のguessですが、真相は当たらず遠からずではないでしょうか?(笑)
個人的にはAndroidアプリがWindowsで問題なく動くようになれば利便性は高まるしどうなるかは興味あります。
しかしながら、公式ChromeOSを非公式にUSBメモリ起動で弄ったことはありますが、自社開発の本家でもまだ遜色なくAndroidアプリを使えるレベルにはありません。
起動して動けばいいってものではなく画面非タッチでの操作性とか画面サイズとかパソコンで動かす意味を見出せないアプリも多く、Windowsでは尚更連携のハードルは低くないでしょう。

Cortanaのようにひっそり消えていくことなくAndroidがWindows上で動いて支持されることを望んでいます。
マイクロソフトは殿様商売に回帰した訳ではなく、パソコン市場でアップルやグーグルと競争して勝たなければならないから、流出リスクはあっても最後発言撤回してまでWin11を投入して勝負に出たのだと思います!
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posted by 韋駄天太助 at 20:16 | Comment(2) | 全般共通 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする