楽天銀行がマネーブリッジで0.1%の金利を設定していますが、その倍なので預金先をauじぶんに変えて条件を満たせば利子も倍になります。
年間100万円なら税引前の利子で楽天1千円、auじぶん2千円
年間1000万円なら税引前の利子で楽天1万円、auじぶん2万円と差は大きくそれなりにインパクトはあります。
名前から類推できる通りauのサービスに纏めて利用しないと条件を満たさないのですが、auの回線契約も必要なく敷居はそれ程高くありません。(感じ方は人それぞれでしょうが)
また、キャンペーンではなくプログラムなので1年以上は続くでしょうし、金利は可変となるでしょうが「0.2%」も最低1年は続くと邪推します。
では、条件を見ていきましょう。
●auマネーコネクト(証券口座と連携) +0.099%
auカブコム証券の口座と連携すると、通常金利0.001%に0.099%を上乗せして金利0.1%で提供されます。
楽天のマネーブリッジに対抗した同種サービスで今回のプログラムとは関係なく既に提供されていましたが、個人的には何の興味もありませんでした。
他に楽天銀行よりauじぶんの使い勝手や条件の優れる面が個人的には少ないのでマネーブリッジを使えばいいだけ。
しかしながら、証券口座での株・投信の購入等は条件にないので銀行と証券の両口座を開設して(使わなくても!?)連携だけしておけば優遇金利が適用される筈です。
●銀×PAY連携優遇プログラム +0.05%
au payにauじぶん銀行の口座を連携すると適用されます。
これも特にau payの利用条件はないので使わなくても、アプリでauじぶん銀行口座を連携させるだけで0.05%金利がアップする筈です。
●銀×クレカ連携優遇プログラム +0.05%
au payカードとの連携ですが、この敷居が一番高くて条件は「前月10日にauじぶん銀行口座からau PAY カードの引落としがあること」です。
上の2つは連携して放置しておけば計0.15%の金利が適用されそうですが、これは毎月のカード利用が条件となります。
また、これはau payプリペイドカードではなくクレジットカードなので個人的には上乗せ金利の為にだけ作るかってなると躊躇しますね。
理由は他にもあります。
私は楽天銀行に全証券口座用の待機資金を置いておくことが多いのですが、殆どの口座にリアルタイム入金出来て金利0.1%が付くので重宝しています。
しかしながら、auじぶん銀行のリアルタイム入金はauカブコム証券とマネックス証券だけなのでSBI証券や楽天証券に即時では資金を移せません。
但し、振込手数料優遇プログラムはあって例えば残高300万円あれば月15回振込手数料無料になるので、これを使って他証券口座に振り込めば即時ではなくても多少のタイムラグで無料の資金移動は可能です。
また、三菱UFJ銀行への振込は無条件で無料と優遇しているので持っていれば、じぶん銀行から三菱UFJに振り込んでから(数分のタイムラグは生じると思うが)殆どの証券口座で無料対応している三菱UFJの口座を選んでリアルタイム入金するという方法もあります。
しかし、手間だし機動性に欠けます。
それでも倍の利子が付けば魅力ではありますが、au payカードを作らないとすると0.15%となるし、その程度の差なら使い勝手の良い楽天銀行でいいかなとも思います。
私は既にauカブコム証券の口座はあって、au payアプリもあってたまに使っているし、auじぶん銀行の口座を作ってau payカードを発行して貰えれば0.2%の金利は付けられるんですけどね。
2つの条件は連携(放置)するだけだしクレカも月1の利用だけでクリアできるので、0.2%金利の条件としては決して高い敷居ではなく飛び付きたい人も多いかも知れませんね!?
