新ブログ「経済的自由の実践投資備忘録」に引っ越し中です。
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2021年10月31日

マネックスカード投信積立で今冬に還元1%予定もSBIの新生銀行TOB成否如何で!?

マネックス証券が「マネックスカードによる投信積立の開始時期について」ホームページに掲載しました。
開始予定は「今冬(2022年1月以降)」と記載されており、うーん冬と言うからには遅くとも3月末までには開始されるんだろうなと非常に曖昧なままです。(笑)

月額上限は5万円であり、明らかにされていなかった積立によるマネックスポイント付与率はカードショッピングと同様の1%予定と発表されました。
1%還元なら充分に魅力的だとは思いますが、決定事項ではなく全てはまだ予定です。
本来ならこの時期に決定事項としてアナウンスしたかったのかも知れませんが、色々と大人の事情がありそうですね!?

マネックスカードを発行するのはアプラス社で新生銀行グループです。
SBIグループがTOBに成功して新生銀行グループを子会社化すれば、当然マネックスカード発行元のアプラス社もその傘下に入る訳でSBI北尾氏の意思決定に逆らうことは資本の論理で不可能となります。

その場合に、なんでSBIの子会社がマネックス証券の事業に手を貸すねん?このマネックスカードは今後どういう扱いになんねん?と顧客は不安を持つことになりそうです。
というか、マネックスと新生銀行グループの提携にストップを掛けるためのTOBという側面もあるでしょうし・・。
TOBの行方が不透明なのでマネックス証券としても全てを予定と書くしかない状況かと思います。

また、新生銀行ホームページの「マネックス証券との業務提携に関するご案内 特設ページ」では投信や債券残高のマネックス証券移管が2022年1月4日(予定)となっています。
もちろんSBIのTOBによっては予定変更あり得ますなんて説明はしたくないので、「また今後もお客さまにお知らせする事項が発生した場合には、このページに情報を追加・提供してまいります」とリスクヘッジが注記してあります。

どちらも今冬でありSBIとしては両方の提携案件に何らかの影響は及ぼしたいのでしょうね。
SBIのTOB日程は12月8日までとなっていますが、新生銀行が11月25日予定の臨時株主総会で買収防衛策を発動したらどう展開しますかね?
SBIのTOBが12月に成立したと仮定した場合でもマネックス証券とアプラス社で合意して契約した内容を即破棄させることは難しいかも知れないし、積立サービスは予定通り開始されるかも知れませんがSBIの子会社といつまでも提携して続ける訳にも行かず途中終了か他社との提携に切り替えになると考えるのが自然です。

まだマネックスカード未取得で積立サービスに関心のある人はTOBの行方とその後の提携方針を確認してから申し込んだ方がいいかも知れませんね。
私はauカブコム証券の同種サービスにも興味があるし今のところ両方は不要と考えているので、そちらの発表も確認してから動きたいですね。
auカブコムにとってはこの混乱に乗じてSBIに感謝しつつ、マネックスより先んじるつもりでカード積立還元のリリースもサービス開始も急ぐべきでしょう。

取り敢えず、マネックスカード存続も左右されるSBI vs 新生銀行のTOB攻防を野次馬根性含めて見守りましょう!
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posted by 韋駄天太助 at 23:40 | Comment(0) | 全般共通 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年10月25日

レバナスぱくり2号の話ではなく大和のNASDAQ100トリプルの話!?

楽天投資顧問からレバナス(レバレッジNASDAQ100)が出るという話もあるようですが、今更ながら(いや今だからこそ!?)NASDAQ100トリプルの話!
大和アセットマネジメントは今年3月26日から「NASDAQ100トリプル(マルチアイ搭載)」を運用しています。

元祖レバナスをヒットさせた大和ですからパクリにはならず(!?)、レバ2倍を3倍に上げて二匹目のどじょうを狙った類似商品であることは想像に難くありません。
純資産総額が1400億円を越えたレバナス(大和版!?)に対してトリプルはまだ26億円ですが設定から半年程度であることと3倍レバを考慮すれば十分な人気と言えるかも知れません。

投資信託の連動対象は「Risk Appetite Strategy」という円建て債券ですが、この債券は
「原則として、米国の株価指数先物取引の組入比率が信託財産の純資産総額の300%
程度となるように買い建てつつ、市場局面がリスク回避局面と判定される場合、基準
価額の下落リスクを抑制するために、株価指数先物取引の組入比率を調整します。」

レバ3倍では急落によりドボンの可能性もあるのでリスク回避する仕組みが投信名の括弧書きにある(マルチアイ搭載)で
「市場局面がリスク回避的と判定される場合には、米国の株価指数先物取引の投資比率を調整することによって、基準価額の下落リスクの抑制をめざします。」

平時は300%で買い建てているポジションを減らして基準価額の大暴落を避ける仕組みですが、下限は-30%なのでショートポジションだけ持つ可能性もあるようです。
マルチアイとやらがそんなに相場上手でNASDAQ下落の3倍を食らうことを避けられるのかは疑問ですし実績を見ていく必要があるでしょうね。
いつでもスイスイ乗り切れる自信があるなら投信で他人から金集めずに大和が自己資金で相場を張ってボロ儲けすればいい訳ですし、そんな上手い話はなくキッチリ3倍(あるいはそれ以上)の下落を食らう可能性があると考えて投資すべきでしょう。

延長の可能性はありますが償還日は2026年3月で設定されているので、そもそも長期投資を前提としていませんね。
信託報酬は税込1.4075%程度ですが3倍レバであればコストも3倍程度で設定されるので高くはないと思います。
米国ETFでNASAQ100に連動するQQQの経費率が0.2%で、その3倍レバであるTQQQの経費率は0.95%ですが大手ネット証券では取扱いがなく、日本で気軽に買える投信としてNASDAQ100トリプルは高くはないでしょう。

今のところNASDAQ100の3倍に近い結果は出しているようですが、下落局面だった直近1カ月ではNASDAQ100が▲5.5%に対してファンドは▲16.1%でほぼキッチリ3倍の下落を食らっています。
この程度の下げではマルチアイが発動されないのか(!?)やっぱり上昇だけ3倍で下落は3倍未満に抑えてくれるなんて虫の良い期待はしない方が良さそうですね!?

当然の話ですが、この投信を推奨している訳ではなく面白いから取り上げただけなので3倍レバならドボンあり覚悟のくれぐれも自己責任で投資して下さい。
ただ、「レバナス」の愛称をパクリ他社に取られるくらいなら3倍トリプルに「レバナス大盛り」の愛称を付けて売った方が良かったかも知れませんね!?

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posted by 韋駄天太助 at 11:35 | Comment(0) | 全般共通 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年10月17日

NYダウが早くも35000ドルを回復し押し目も作らず上昇しやすい年末相場へ?

先週のNYダウは1.09%上昇して3連騰で終えて35000ドル台を回復しました。
9月20日の恒大デフォルト懸念ショックでダウは33000ドル台に急落しましたが、1カ月足らずで35000ドル台を回復して最高値を再び窺う勢いです。

深めの押し目を待っている人には手を出す程でもない下落の範囲で直ぐに反発するので焦らされる展開ですね。
今年の4月に33000ドルを越えて8月に付けた最高値35600ドル付近の間でレンジ相場になっているので34000ドル付近では手が出ない人も多いと思います。

相場が下がりやすい9月、時々大暴落も起こる10月も半ばを過ぎ、アノマリー的には上昇し易い11月・12月の年末相場に入って行きます。
今年に限らず昨年からのコロナショック以降の上昇過程ではなかなか深い押し目を形成してくれませんね。
しかしながら、右肩上がりの上昇局面は終わり明らかに頭打ち感が生じていることも確か。

日経平均は菅総理退任後の新総裁への期待により、27000円台から9月17日には30795円のバブル崩壊後最高値を付けました。
その後は恒大ショックに加えて岸田ショックで期待を打ち消して再度27000ドル台まで逆戻り。

その後は慌てた岸田新総裁の金融課税増税棚上げ発言も効いたのか?米国への連れ高や円安もあり29000円を回復して先週を終えています。
日経平均はNYダウよりレンジが長く、今年1月から27500円近辺と30000円近辺の間を推移していますね。

ドル円も114円台まで円安が進みましたが、以前ほど円安だから上へ円高だから下へと直接的に日経平均が連動することもありませんね。
外貨建て資産の円換算には勿論ダイレクトに好影響を与えるので投資家にとっては歓迎が大きいでしょうけど。

限度はありますが、深い押し目ではなく暴落も歓迎なんですけどね。
今年残り2カ月強は上げて良し、下げて良しの態勢で臨もうと思います。
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posted by 韋駄天太助 at 20:26 | Comment(0) | 全般共通 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年10月11日

KDDIのpovo2.0登場は通信業界の料金引き下げとサービス多様化への第二幕!?

KDDIが9月29日からpovo2.0サービスを開始しました。
これに伴い、ahamo対抗のpovo1.0サービスは新規募集を止めました。
1.0とコンセプトを大きく変えて、2.0では基本料無料で電話サービス(通話は有料)と最大128Kbpsのデータ通信を提供しつつ、高速データ容量やかけ放題サービスはトッピングで自由に購入するスタイルとなります。

大容量かつ長期のトッピングになる程ギガ単価は下がる仕組みなので、同容量なら前払いシステムで1.0より安く使える改善にはなっているのですが、データ容量を使い切っても1Mbpsの速度を使える1.0に対して、2.0は128kbps以下の低速しか使えないので人によってはデメリットになるでしょう。
1GB未満なら無料で使える楽天やLINEMOで3Gbps税込990円を出したソフトバンクに対抗しつつ、猿真似追随ではなくトッピングという新たな仕組みで独自性を打ち出した点は高く評価できます。

サプライズはKDDIが電話付きの128kbsデータサービス(低速でよければ一応無制限)を無料で提供したこと。
明らかに楽天を意識していますが、povo2.0の最大の貢献は楽天モバイルが1GB未満無料の優遇を止めるハードルを上げたことかも知れません!?(やれば確実にpovo2.0へのシフトが起こる)
1.0を廃止することにより同タイプのahamoとLINEMOに顧客が流出するリスクはありますが、そうしてまでもauやUQからpovoへ自社内移行されることによる単価下落を避けたい意図も透けて見えます。

また、対面応対もあるUQにはpovo1.0の条件に近い「くりこしプランM」があるので、そちらを受け皿にしたい面もあるでしょう。
2.0はオンライン申込でサポートがチャットのみで(問題が多かったのでメール対応も始めていますが)、スマホアプリ内でトッピングを都度購入するシステムは高齢者やITに疎い人には少し敷居が高いと思います。
敷居が高いと自社内移行率が下がって顧客単価が維持されるのでKDDIには好都合な面もあるのですね!?

2.0の何が凄いって、楽天対抗により3大キャリアの1つであるKDDIの携帯電話サービスを基本料無料で持てること、
事務手数料も無料なので待ち受けだけなら本当に無料でずっと使えてしまう・・・と言えば誇大広告になってしまいますが、それに近い。
「180日間以上有料トッピングの購入などがない場合、利用停止、契約解除となることがあります」と注意書きがありますが、内容を理解して視聴する必要もなく半年に1度最安である220円の「smash.」というコンテンツトッピングを購入すれば回避できます。
128Kbps以下のデータ通信(無制限[笑])付き電話サービスの年間維持費はたったの440円になります!

ノートッピングでは30秒で22円の発信通話料が掛かるので、5分以内かけ放題トッピング550円/月を買うのも手ですね。
通話トッピングに関しては都度購入する手間はなく自動更新されるので、半年解約を気にする必要もなく月550円で5分カケホに128Kbps通信が付いてくるなら激安ですね。

KDDIも慈善事業ではないのでトッピングなしの無料で使われることを望む訳もなく、128Kbps以下の無料低速通信の実効速度はその半分程度で非常に遅く出来ることが限定されます。(でも、調子良ければ開始だけ待てばSpotifyの垂れ流し程度は可能だったり!?)
ノートッピングでデータ通信を無料で使うのは多くの人にとってストレスとなるレベルに設定されていますが、実はpovo2.0には無料データ通信を可能にするもう一つの大きな目玉が用意されています!

「ギガ活」プログラムにエントリーして対象店で一定金額以上をau pay決済すると300MBか1GBのデータ容量を後日貰えます!
対象店にはローソンや丸亀製麺・すき家・はま寿司等の外食店、更にはドラッグストアのウエルシア・カインズ・ベイシアも含まれるので普段の生活で薬品・日用品・食品を購入して無駄な買い物をせずにギガを貯めることも困難ではありません。

実は私も楽天モバイルとは別に持っていた回線の乗り換えタイミングでpovo2.0が開始されたので申し込んで使い始めています。
今のところ「ギガ活」のデータ容量だけで賄えているので、楽天モバイルとデュアルでなんと年間たった440円のモバイル運用が修行なく可能なのかにチャレンジしてまた記事にしてみます。

えっ、いつの間にか日本のケータイ料金って世界一安くなってませんか?(笑)
春先のahamo登場により各社が追随したところまでは官製値下げではありましたが、その後にLINEMOが3GBの990円プランを出して今回KDDIがpovo2.0を出したのは競争が激化して守りではなく攻めに転じた結果です。

その後にドコモが「エコノミーMVNO」を発表しましたが、ドコモ店舗で説明受けて契約できるだけで提供するのはOCNモバイルONEであり速度低下も起こるMVNOサービス。
キャリア提供のpovo2.0に対して料金でさえ勝てない内容に思えます。
MVNOへの卸しでは圧倒的なシェアをドコモが握っているので、MVNOが繁盛すればドコモへ払ってくれる回線使用料も増えて共存共栄となるので、ドコモ本体がMVNOから客を奪うような低料金サービスを打ち出しにくい状況があると思います。
その点、KDDIとソフトバンクはMVNO卸しが少ないのであまり配慮することなく低料金プランで攻められるという違いがありますね。

Povo2.0登場は官製値下げから事業者自らの判断による料金値下げとサービス多様化へと進み始めた競争激化の第二幕のように思います。
横並びの同じ料金体系で談合的に利益を守る構造から各社が料金も特徴も変えて独自性を打ち出して勝負する競争に変わって来たと思います。
今後も通信業界の健全な料金サービス競争を期待します!
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posted by 韋駄天太助 at 12:12 | Comment(0) | 全般共通 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年10月04日

くりっく株365に新規上場した金・原油ETFのスプレッドや金利は実際どうなん?

くりっく株365に金・原油ETFが9月13日新規上場しました。
これまでは株価指数だけでしたがコモディティにも投資できるようになりますが、実際のメリット・デメリットはどうなんでしょう?

まず、ETFへの連動なので信託報酬が見えないところでコストに含まれることになるので注意が必要です。
株価指数なら日経225連動と日経225ETF連動では後者の方が信託報酬等のコスト分だけ取引価格が低くなりますね。
金ETFの原資産はSPDRゴールド・シェア(1326)であり、信託報酬は0.44%です。
原油ETFの原資産はWTI原油価格連動型上場投信(1671)であり、信託報酬は0.94%です。(ちょっと高いね!)

取引単位は「ETF価格x100円」となっているので、原資産である東証のETF価格と比較して取引しやすいと思います。(実際にほぼ100倍の価格になっています)
取引時間は9:00−翌6:00で祝日も可能なので東証時間帯に縛られることはありません。
原資産であるETFが連動している米国の先物市場が動いていれば理論上のETF価格が算出できるので東証時間帯以外も取引可能なのでしょう。(これは現物にないメリットですね)

株価指数と同様に年1回リセットを迎えるので取引期間は最大15カ月間でそれ以上はポジションを持ち越すことは出来ません。
金利相当額の適用金利は「一般社団法人全銀協TIBOR運営機関が公表する「ユーロ円TIBOR12カ月物」」です。

では、実際のスプレッドや金利にかかるコストはどの程度なのでしょうか?
東証ETFの現価格を計算の便宜上少し丸めて金ETFが18000円、原油ETFが1700円とします。
くりっく株365で1ポジションを持つと金ETFが180万円、原油ETFが17万円程度となる訳ですね。

スプレッドは変動するものなのであくまで私が東証時間で見た「くりっく株365」の参考値ですが、金ETFが3円、原油ETFが7円開いていました。
金ETFなら180万円のポジションを売買するのに往復300円なので0.02%と非常に低く抑えられています。同様に原油ETFでも0.4%のスプレッドコストになりません。
くりっく株365はスプレッドの他に外付けで売買手数料が掛かるので、安めの業者で往復300円と見積もり加えると、
取引金額に対して金ETFは0.03%、原油ETFは0.59%の売買コストと概算されます。

金利相当額は「ユーロ円TIBOR12カ月物」が適用されるとのことですが、9月実績で金ETFが104円、原油ETFが3円でした。
荒っぽい推定ですが、上場から18日間で上記コストなので単純に365日換算すると金ETFが年間2109円、原油ETFが61円の金利コストになります。
1ポジションに対しては金ETFが0.12%、原油ETFが0.04%の金利コストになります。
(適用金利は同一のはずですが、原油の取引額の方が一桁小さく端数の扱いによる差かと?)

金・原油ETFを1ポジション1年間保有して反対売買した際の概算コストは、
金ETF  0.15%(=売買0.02%+金利0.12%)
原油ETF 0.62%(=売買0.59%+金利0.04%) となります。

CFD取引として見れば金利は0.1%前後で非常に低廉ではあるのですが、現物のETFを売買すれば金利コストは掛からないし売買手数料も大手ネット証券なら無料ですね。
信用取引や店頭CFDよりは低コストなので使い道はあるかも知れません。

レバレッジを掛けないなら決済期限もなく原資産であるETFを東証で売買するのが一番低コストなので、終日取引可能な点とレバレッジ代として低廉と考えるかどうかですね。
しかし、原油は原資産の信託報酬も高くスプレッドも広めなのでコスト的なメリットはあまり感じられません。

なかなか銘柄が拡充されないくりっく株365の中でETFではあってもコモディティまで拡げたことは評価したいと思います。
但し、信託報酬のかかるETFではなく、まだ4カ国しか取引できない株価指数のバラエティーをワールドワイドで増やしていくことにも注力をお願いします。
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posted by 韋駄天太助 at 11:21 | Comment(0) | 全般共通 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする