楽天リンクの無料通話自体は継続しますが楽天モバイル自体は11月から最低月1,078円の料金が掛かるようになります。
また、無料で050番号が付与され固定費もなかったブラステルのMy050も10月の新規申込から設定費550円と6カ月毎に550円の番号維持費が掛かるようになり、既存ユーザーの無料期間も来年3月までの猶予となっています。
携帯キャリアで割引サービスに入らないと正規料金の通話料は22円/30秒と高止まりの横並びに設定されバカ高い。
特に固定電話を切った人は役所関係とかちょっとした用事や問い合わせ、フリーダイヤル携帯発信不可で固定電話番号宛てに掛けると繋がってから待たされてる間も3分で132円の通話料が掛かってしまい、固定発信約3分9円のなんと15倍のボッタクリになります。
じゃあカケホーダイに入れよと言う話ですが、通話料が月千円以内に収まるなら22円/30秒で使った方がマシなので、キャリアフリーの格安通話サービスで通信費を下げる手段を考えてみましょう!
●050番号付与型IP電話サービスまずは採用ボツのコースから!?
050番号を付与してもらいモバイルにアプリを入れて使えば携帯から掛けても固定電話発信と同レベルか若干安い料金水準で使えて着信も受けられるサービスですね。
My050もこの中に入りますが、通常は固定費が発生して一番有名なOCNの050plusは月額基本料330円掛かります。
また、サービス縮小の動きがあり基本料無料で使えた楽天系のSmartalkは新規受付を停止中で、基本料110円で使えるオプテージのララコールもmineoかeo光に加入中の自社既存客のみ申込を受け付けている状況。
選択肢が限られ改悪したMy050がまだ一番マシと言った状況では検討に値しない!ボツです!
●プレフィックス型格安通話サービス「楽天でんわ」が一番有名でピンと来ると思いますが、発信番号の頭に「0037-68-」等のプレフィックス番号を付加するだけで通話料が約半額になる一見怪しいサービスです!?
ザックリ何をやってるかと言えば、自分の携帯から国内の誰かの携帯や固定に掛けるとわざわざ海外のどこかの国に呼を飛ばして往復して着信させることで相手には国際電話が掛かります。
海外事業者と協力して内外価格差を利用することでバカ高い国内宛て携帯発信料金を回避して格安の国際電話料金に変えても利益は上げられます。(多分そんな感じ)
世界一周みたいなことをしているので遅延は多少感じられてもIPは使わず全て音声通話なので音質はさほど劣化せずに自分の携帯番号がしっかり通知されることがプレフィックス系の利点です。
楽天でんわは国内のどこに掛けてもキャリア料金半額の11円/30秒とわかりやすいのですが、知名度では劣りますが安いのは「G-Call」です。
固定宛てに8円/30秒、携帯宛ては8.8円/30秒(非通知でよければ8円コースもあり)なのでキャリアの半額以下です。
但し、国際電話を掛ける場合は「楽天でんわ」が相手国は限定されるものの一律10円/30秒で設定しているので安いです。
●050番号付与なしXX Out系のIP電話サービス価格だけならこの系統が圧倒しますが、「LINE Out」等の050番号が付与されず着信は不可のIP電話サービスです。
実につまらない(!?)結論から言いますが、この系統では現状「LINE Out」の一択で対抗馬が見つからない。
固定宛てに3円/分、携帯宛てに14円/分で利用でき、プリペイドですがチャージ最低額は120円/180日からあります。
通話料金が一番安いとは言えませんが、固定宛てなら120円でも40分間の通話が可能なので人によっては半年でも使い切れずに残高を無効にすることを考慮するとチャージ最低額は大事な要素。
次点は楽天系の「Viber Out」で携帯宛てが9.8セント/円でLINEより安かったのですが、円安のせいで1ドル143円を分岐点にLINEが逆転して安くなってしまいました・・orz。
また、いつのまにか最低チャージ額を0.99ドルから4.99ドルに変更してしまったようで180日期限ではこの点もLINEに劣ってしまいます。
但し、LINE Outは国際電話が高い安い以前にドイツ・中国・香港等の主要国にも掛けられないので、国際電話目当てならViber Out等の他サービスを選択した方が良いでしょう。
この系統は発信番号通知がされないと思われがちですが誤解でSIM番号で認証すればその携帯番号を通知してくれます。
しかしながら、キャリアが発信者偽装対策という名目もあり非通知扱いにするので携帯着信ではまず発信番号が表示されません。
偽装対策とは言いますが、キャリアにとっては自分達の通話料収入を奪う迷惑サービスなので邪魔をしたいのもあるでしょう。
LINE Outでは固定電話宛てなら認証された携帯番号で通知されますが、国番号の81から始まる番号表示になることが多いので知らない相手なら怪しまれて取ってくれないかも!?
人が目視で取らないのは仕方ないですが、最近は企業や商店が発信非通知だと機械的に呼を受け付けずに通知して掛け直せとメッセージを返して来るケースが非常に増えているので、81からでも何らか通知されていれば機械的な拒絶は潜り抜けるメリットはあるかも知れませんね。
●結論「LINE Out」一本か特に携帯宛ては「G-call」との併用実につまらない(!?)結論から書きますが、固定費なしの携帯発信で都度通話料を安く使えるサービスの一番手は「LINE Out」です!
しかしながら、携帯宛てに限定して言うと「G-call」の方が勝るかも知れません。
1分14円のLINEに対して8.8円/30秒のG-callは単純計算で17.6円/分なので若干高いのですが、30秒課金の利があり例えば1分20秒話したとすればLINE28円に対してG-call26.4円で下回るケースもあります。
また、LINEでは携帯宛てに番号通知が機能しませんがG-callはしっかり番号通知される上にIP電話より概して通話品質は上回ります。(番号非通知で良ければ8円/30秒もあり)
従い、固定宛てには一応番号通知されるLINE Outで3円/分!
携帯宛てには非通知のLINEよりしっかり通知されるG-callで8.8円/30秒!
(固定宛てでも国番号81なしで正しく番号表示させたい場合は安くないがG-callで8円/30秒!)
で、キャリアの正規料金22円/30秒より半額以下で使うのが現状ではベストという結論です!
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