2023年04月30日

コスパPCはこう選べ!(1):Thinkpadからの卒業と新PC購入の基本的考え方!

私は長年Thinkpadを愛用して来ましたが昨年辺りから別シリーズや別メーカーへの乗り換えを考えていました。
旧IBM時代からのブランドをレノボが受け継いで良くなったことの1つは高級ブランド路線を変更して廉価なThinkpadシリーズを展開したこと。
(当時はノートPC自体がデスクトップより遥かに高かったこともありますが、旧IBMの本体価格は最低20万円超が当たり前。)
しかしながら、最近は全般的なPC価格高騰もあり廉価路線を担ったEシリーズでも最低8万円台からとなり、ビジネス向けPCにおける廉価版は後発のThinkbookやLenovo Vシリーズが担い、Thinkpadは明らかな上位グレードという位置付けに変わって来ました。

Thinkpadにこだわる理由はいくつかありますが、最大は他の機種には存在しないキーボード真ん中にあるトラックポイント(赤ポチ)であり、マウスを使わずキーボードだけで赤ポチを駆使しながら操作することに慣れて(慣らされて)しまっているので離れがたい・・。
だから、CPUは旧世代になってもマザーボードを丸ごと自力交換してまでThinkpadのキーボードにこだわっていた訳ですがそろそろ潮時で乗り換えるタイミングです。
赤ポチにこだわっているとレノボさんにお布施しなければならないので卒業して、気は進みませんがタッチパッドで操作してどうしても使い勝手が悪いならマウスを使う方向で考えています。

昨年後半はPC価格もやたらと高騰していましたが、今年になり過度な円安は落ち着いたしPC不況の在庫だぶつきで3月頃からメーカーが販売価格をかなり下げて若干買いやすくなって来たように思います。
決して安価ではないのに壊れやすいPC購入に際してコスパを意識するのは当然のことです。
私がPC購入時の初期コストとメンテ含めて長期的にもランニングコストを抑えるために意識するポイントは以下の通りです。

●中古はコスパ悪く新品購入で長く使うのが結局経済的!
車と違って中古PCのコスパは良くないと考えます。
私が中古を買うならタダ同然のジャンク品をいじり倒して遊ぶ用途だけですね。(最近はもうやりませんけど)
他人がどう使って来たのか状態もわからない数年落ちPCを数万円で買って使う気にならないし、前所有者が使った分だけ耐用年数も減って寿命も縮まっている訳で、もう数万円足して1年保証のある新品を買って長く使うことを考えた方が断然良いと思います。

●延長保証は付けない!
初期不良なら必ず付いて来る無料のメーカー1年保証で対応出来るし、2-3年目は部品も元気で一番故障率の低い期間なので延長保証のコスパは悪く不要と考えます。

●故障は基本自力解決!出来なきゃ修理せず買い替えるべし!
少々のソフトウェア不具合やハードウェア故障は自力で解決しましょう。
ソフトの不具合なんて最後はクリーンインストールかリカバリで必ず解決しますし、ハードの不具合も素人知識でどこに問題があるかをある程度切り分けられれば充分です。
SSDやファンを買って交換するなら数千円で済むのでその判断さえ出来れば良いのです。
自分の手に負えない故障は修理依頼より買い替えた方が良いでしょう。
その為にも高価な消耗品であるPCの新品購入価格を抑える必要があります。
10万円超えれば勿体なく修理しても使い続けたくなりますが、5万円程度の本体価格なら数万円かけて修理したいとは思わないでしょう!?

●Intel入ってないAMD社Ryzenシリーズを選べ!
Wintelと呼ばれた時代もあったほどWindowsと言えばIntel製CPUが独占していしましたが、今はAMD社のRyzenシリーズが強力に対抗しています。
同程度の性能ならコスト差が大きくRyzen搭載PC価格の方が断然安いです。
Ryzenのお陰でWindowsPCの価格が低廉化したと言いたいところですが、最近では価格高騰を和らげてくれている感じですね。
コスパで選ぶなら「Intel入ってない」方のRyzenシリーズ一択です。

●アンチウイルスソフトはWindows標準機能で充分!
新品PCを購入して真っ先にやるべきことは必ずバンドルされているお試し期間数カ月のアンチウイルスソフトをアンインストールすることですね!?
その時に今まで使っていた契約中のお気に入りに入れ替える人も多いと思いますが、アンチウイルスは無料で標準のWindows Defenderで充分だと思います。
ウイルス撃退率が有料で97%か無料で93%かを気にするよりもウイルスに近づかない・入れさせないことが大事だし、感染しても困らないようにこまめなバックアップの方が無料で対策できて有用です。
もし感染したらさっさとクリーンインストールすればいいだけです!?
無駄な保険を見直すように10年に一度感染するかしないか(?)のウイルス対策に毎年固定費を掛けることもコストに見合わず見直すべきでしょう。

●PC買い替えの度にMSオフィスをバンドル購入しない!
PC購入時にオフィスを付けると単品購入より安くはなりますが、買い替える度に最新バージョンへ乗り換えるのは無駄で不経済です。
プライベートのPCでもMSオフィスが必須な人も少なくないとは思いますが、Libre Office等のオフィスもどきフリーソフトで代替できないかも検討すべきでしょう。
私は過去に買い切り型(永続版)のオフィス総合ソフトを今ならPC本体価格かという値段で買ってしまったのでそれをずっと使い回しています。
セキュリティ的には褒められたことではないのですが10年以上前のバージョンでも何も困らないし、切り捨てずに継続性を維持してくれるのがMacと違いWindowsの良いところ。
元は取れたかと思いますがサポート切れでOSが公式には非対応でも実際に使える限りはこれで行けるし、大した機能改善もないのに定期的に買わせるためサポートを切ってバージョンアップを繰り返す集金商売に乗せられる必要はありません。
殆どの人がExcel機能や計算式の十分の一すら使いこなせないのにどんな新機能を求めるのか?最新版とか無用の長物です!?
安易にバンドル購入せずオフィス(ExcelやWord)のコストを下げる工夫をしましょう。

これらを意識すれば新品価格を抑えて維持コストも安く使えると思いますが、今の新製品に求めるなら個人的に譲れないポイントは
IPS液晶(TN液晶は却下)と
WiFi6対応
キーボード配列(US配列をそのまま流用した変形型は却下)程度ですかね。
CPU性能やメモリ容量はそれ程求めていませんが、長く快適に使うためにはCeleronクラスCPUと4GB以下メモリは却下ですね。
こだわりが多いと購入価格も上がってしまいますからね。

それではより実践的なコスパ最強PCの絞り込み方と買い方は次回以降に書いてみます。
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posted by 韋駄天太助 at 19:50 | Comment(0) | TrackBack(0) | 全般共通 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年04月23日

SBI新生コネクト申込後にわかったことと毎月再契約のダイヤモンド取りは勧めない!?

前回のSBI新生コネクト申込に関する補足事項と実際に申し込み実験してわかったことと住信SBIハイブリッド預金に戻ってしまった失敗談を!?

現在ハイブリッド預金を利用中の人がSBI新生コネクトに切り替えるためにはまずハイリッド預金の休止手続きが必要です。
この手続きが完了しないとSBI新生コネクトの申し込みを拒絶されますが数営業日必要なので注意です!

「ハイブリッド預金は営業日当日15時までに休止手続きを行った場合、翌営業日の17時頃に休止手続きが完了します。
休止手続き完了日の翌日朝にはSBI新生コネクトのお申込が可能です。」

つまり、営業日15時までの休止手続きなら2営業日後の朝にSBI新生コネクト申込可能、営業日15時以降の休止手続きなら3営業日後の朝に申込可能となります。

今月を例に取ると、4月28日(金)の最終営業日にSBI新生コネクトに申し込むためには26日(水)15時までにハイブリッド預金の休止手続きを終える必要があります!
なので、今月切り替えたい人は26日までと言わずに直ぐにでも休止手続きをした方が良いでしょう。
(週末にやっても水曜からようやくSBI新生コネクト申込可能)

さて、ここまでで勘の良い人ならハイブリッド預金を使い続けつつ毎月SBI新生銀行のダイヤモンドステージを取りに行く方法を思いつくでしょう。
前回も書いた通りダイヤモンド判定条件は月末最終営業日における「SBI新生コネクトのご契約」であり、契約の継続性は問いません!?
裏技でも何でもありませんが、毎月解約して最終営業日に再契約を繰り返しても条件は満たすでしょう。
(あくまで条件文言から私が推測したことに過ぎないので保証はしませんが)

ハイブリッド預金の申し込み後利用開始時間は以下の通りです。
「当日の15:00までに申込手続きが完了した場合は当日の17:00ごろ、当日の15:00以降に申込手続きが完了した場合はSBI 証券の翌営業日の17:00ごろにSBI ハイブリッド預金への振替ができるようになります。」

つまり、SBIハイブリッド預金が使えない期間を最短にしでSBI新生銀行のダイヤモンドステージを毎月得るためには以下の方法で行けそうです。
当月最終営業日の2営業日前15時までにハイブリッド預金の休止手続きを終え、最終営業日にSBI新生コネクトを申し込み、翌月最初営業日の15時までにSBI新生コネクトを解約してハイブリッド預金に再申し込みする!
これによりハイブリッド預金の休止期間を月末最終の1営業日前17時から翌月最初営業日の17時までに留めつつ、ダイヤモンドステージを毎月得ることが出来そうです。

月初営業日にSBI新生コネクトを解約して即ハイブリッド預金を申し込めるのかは疑問でしたが、自分の失敗した実験でそれを確認出来ました!?
私は既にハイブリッド預金の休止手続きを終えてSBI新生コネクトを申し込み利用できる状態でしたがいくつか実験する中で、SBI新生コネクトを先に解約してないのにハイブリッド預金の再申込をしても拒絶されるだろうと住信SBIネット銀行側でハイブリッド預金の再申込手続きを行ったところ何事もなく受け付けられました!?

いや逆方向の手続きは許してないのにおかしいだろと思い、SBI証券にログインして確認したところSBI新生コネクトは同時に自動解約された状態になり、その日の夜にはハイブリッド預金が復活してSBI証券と連携されていることも確認しました。
よって、翌月最初営業日にSBI新生コネクトを自分で解約することもなく15時までに住信SBIネット銀行側でハイブリッド預金の再申込を行えば17時から使えるようになるはずです。

この失敗により4月中でSBI新生コネクトに再申込する羽目になったのですが、ハイブリッド預金の入出金明細も過去の履歴が復活して連続性が保たれることを確認出来ました。(あくまで休止ですからね)
私自身はダイヤモンドステージがまだ適用されない5月だけはハイブリッド預金を月初に復活させて月末にSBI新生コネクトを再契約する予定ですが毎月こんなことをやるつもりはありません。

毎月やるのは手間だし、優遇制度の主旨に反してこちらはギブせずルール上許されるからテイクするという行為ですからね。
そもそも0.1%程度の金利欲しさであれば、現状もauじぶん銀行で条件を満たして0.2%付き、楽天銀行も残高300万円まで0.1%付くので間に合っています。

あくまで住信SBIネット銀行をサブから休眠に近い口座に追いやり、代わりに休眠に近かったSBI新生銀行をサブに昇格させる為の実験なので、問題なければ「SBI新生コネクト」はずっと契約してダイヤモンドステージ優遇を正当に受けるつもりです。

さて、SBI新生銀行からSBI証券とマネックス証券への即時入金も試してみましたが、両者共に新生側へログインすることなく証券口座内で金額と取引パスワードを入れれば即入金されるので、この点は住信SBIネット銀行に利便性が勝りますね。
他に「自動出金」も試したかったのですが、ハイブリッド預金に戻って解約されてしまったので出来ませんでした!?

ということで、住信SBIハイブリッド預金からSBI新生コネクトに今月中切り替え予定の方はそれ程余裕はないのでハイブリッド預金の休止手続きを急ぎましょう!
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posted by 韋駄天太助 at 12:25 | Comment(0) | TrackBack(0) | 全般共通 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年04月15日

年利0.1%の「SBI新生コネクト」に0.01%の住信SBIハイブリッド預金から乗り換えよう!?

私は新生銀行の口座を維持していますが最近は殆ど活用していませんでした。
解約も頭に入れていたところでSBIグループによるTOBがあったのでサービス条件の改善も期待しつつ判断を保留していました。
SBI新生銀行になってからも動きは遅く、今月になってやっとSBI証券との連携で「SBI新生コネクト」が開始されました。
住信SBIネット銀行ハイブリッド預金の新生銀行版と考えれば良いのですが、その条件や内容はかなり異なっています。

「SBI新生コネクトは、SBI新生銀行にお預け入れいただいている円普通預金から、SBI証券における投信積立の設定金額を自動入金するサービスです。また、SBI証券口座で当日使わなかった資金は自動的にSBI新生銀行口座へ出金いたします。
※投信積立自動入金及び自動出金はお客さまのご希望に合わせて「利用する」「利用しない」をご設定いただけます。」

概要説明にある通り投信積立設定金額だけを銀行から証券に「コネクト」してくれるだけで、ハイブリッド預金のように銀行口座に資金を置いたままSBI証券各種商品の買付余力に反映してくれるような便利な使い方は出来ません。
うーん、このサービス自体には殆ど魅力は感じないのですが、SBI新生コネクト最大の魅力は契約しているだけでダイヤモンドステージにランクアップして最上級の特典を受けられることです!

SBI新生コネクトはステップアッププログラムの判定対象で月末最終営業日15:00の時点でご利用のお申し込みが完了していると、翌々月からダイヤモンドステージにステージアップします。

最上級のダイヤモンドで受けられる優遇は複数あるのですが、なんと言っても円普通預金金利が年0.1%になるのが最大のメリットでしょう!
これに9月28日まではキャンペーン金利0.1%上乗せで年0.2%の高金利となりますが、4月中に申し込んでもダイヤモンドが適用されるのは6月からになり実質4カ月弱の上乗せなのであまり釣られるべきではないでしょう。

重要なことは、SBI新生コネクトを申し込むだけで普通金利(税引前)が年0.1%にアップするということ!
この他にダイヤモンドで他行宛振込手数料が月50回まで無料となりますが、私には使い切れませんし特に魅力的な優遇ではありません。

私は投信積立自動入金には興味がないので使うとすれば自動出金サービスですが、出金額とタイミングは「毎営業日15:30時点の当日出金指示可能額から、SBI証券留保額を差し引いた金額で、16:00頃にSBI新生銀行口座に着金」となっています。
私の理解では他行宛てなら通常翌営業日出金となるところが1日早い当日出金が可能で、SBIハイブリッドなら日付が変わってから証券口座から振り替えられるところをSBI新生コネクトなら当日夕方に振り替えられるメリットがあるのだと思います。
また、常に証券口座には100万円残しておきたいなら留保額を100万円に設定しておけばそれを越えた金額だけ毎日SBI新生口座に出金してくれると。

さて、SBI新生コネクトとSBIハイブリッド預金は併用できずにどちらかの選択になるのですが、どちらが有利でしょうか?
ハイブリッド預金の金利0.01%は何の魅力もありませんが、SBI証券口座の買付余力に反映されるし、多くのネット証券に即時入金対応する普通口座を含め住信SBIネット銀行自体の使い勝手はとても良い。

それに比べてSBI新生銀行の即時入金対応はSBI証券と(不思議な?)提携関係にあるマネックス証券程度ではないでしょうか?
但し、これはほぼ手間の問題で月振込50回無料内で他証券会社にも多少の時間差で振り込めます。
また、SBI証券では新生側にログインせず証券取引画面で即時入金手続きが完結するので手間は掛かりません。

比較的大きな金額を動かす場合は1日あたりの振込限度額も注意ですが、SBI新生の振込限度額は200万円の上限設定だが、手続きフォームにて1000万円まで、電話による手続きで1000万円超も可能なので、一度手続きして上限を自分が問題ない水準に引き上げておけば問題ありません。

ということで、使い勝手は落ちても単なるダイヤモンドステージ狙いで「SBI新生コネクト」に申し込んでみようかと思いますが、申込には注意が必要です!
4月中に申し込んでもダイヤモンドが適用されるのは6月からになるので、その間は例えば私の場合スタンダードで月間無料振込回数も1回しか与えらていないし金利も低いのに新生口座へ自動出金されても不都合が多い。
よって、ステージ判定日となる月末最終営業日の4月28日に間に合うように申し込み、不便な期間は1カ月に留める。

私の場合「投信積立自動入金」は不要なので「利用しない」に設定、「自動出金」も金利0.2%適用となる6月以降に使いたいだけなので申込時には「利用しない」に設定!
これって「SBI新生コネクト」には申し込むがサービスは全く利用する意思がないことを意味すると思うのですが、ダイヤモンド判定条件となる「SBI新生コネクトのご契約」は満たすはずです!

使って試してみないとわからないことも多く、あまりにも使い勝手が悪ければSBIハイブリッド預金に戻せばいいだけなので、取り敢えずお試しで「SBI新生コネクト」に乗り換えてみようと思います!

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posted by 韋駄天太助 at 19:02 | Comment(0) | TrackBack(0) | 全般共通 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年04月09日

楽天キャッシュで投信積立1.5%還元超ルートが楽天カードとファミペイ共に塞がれた?

以前のエントリー(↓)で書きましたが、楽天カードJCBから楽天キャッシュへのチャージで1.5%還元を得られるキャンペーンが毎月実施されていました。
http://financial-free-fx.seesaa.net/article/493699278.html

「【楽天カード JCB限定】5と0のつく日は街でのご利用分がもれなくポイント2倍」というキャンペーンで何故か「街での利用に」家でスマホの楽天Payアプリで楽天キャッシュにチャージしても還元対象となる太っ腹でした。
これで通常ポイント0.5%に加えてキャンペーンの1.0%期間限定ポイントが付与されて計1.5%還元になり、このキャッシュを楽天証券の投信積立に使うことも出来ました。

しかしながら、キャンペーンはあくまでキャンペーンであり終了予告もなく終わりがやって来ます・・。
私の知る限りは昨年11月から今年3月までは毎月開催されていましたが、4月に入ってからは案内がなく終了した可能性が高いです。
(今後の再開や不定期実施はあるかも知れませんが)

このキャンペーン自体はJCBとの協賛でキャッシュチャージに限ったものではありませんが、楽天側の狙いは「POSAカードをファミペイ払いで購入すると1.5%還元キャンペーン」に対抗するために楽天キャッシュへのチャージも対象にして告知したものと推測されます。
これは通常還元0.5%に加えて付与されるので計2.0%還元となり、ファミペイ残高へのチャージ自体1.0%還元も可能なので実質3.0%還元でPOSAカードを購入することも可能です。

ところが、ファミペイ払いでPOSAカードのキャンペーンは続くものの5月以降は「楽天ギフトカード」が対象外となりました!
おそらくPOSAカードの中でも楽天ギフトカード購入比率が高かったであろうことは想像できます。
キャンペーン還元原資の負担をPOSAカード側にも求めたのかは不明ですが、この状況を嫌がったのはファミマ側よりも楽天側ではないでしょうか?

まず第一に、楽天キャッシュを普通の買い物に使ってくれれば高還元を許容できても、楽天証券の投信積立で高還元は許容できないし楽天カードによるチャージ額減少という影響も無視できません。

第二に、4月17日から税金や公共料金の支払いが出来る「楽天ペイ(請求書払い)」を開始しますが、これには楽天キャッシュを利用できます。
請求書払い自体に還元はないようですが、楽天キャッシュへのチャージで高還元のルートがあると貰い手数料の低い税金公金払いでは逆ザヤとなりかねず、塞いでおきたいという意思が働いたかも知れません。

タイミングとしても5月からファミペイPOSA還元対象から除外して、楽天カードJCBも4月から1.5%還元キャッシュチャージ可能となるキャンペーンを止めてしまったことは請求書払い開始に合わせたかのようです。

ということで、楽天キャッシュへのチャージにより1.5%超の高還元でそれをそのまま楽天証券の投信積立に流用できた時代は終わりを告げるかも知れません!?

楽天キャッシュの残高が尽きたら、原点に戻って某ドラッグストアにて現金で楽天ギフトカードを買ってTポイント1%還元ルート(↓)に戻りますかね。
http://financial-free-fx.seesaa.net/article/489895848.html
これもいつまで続くか?(楽天ギフトカードは今後対象外とかね!?)

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posted by 韋駄天太助 at 21:26 | Comment(0) | TrackBack(0) | 全般共通 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年04月02日

待望のインド株投資最低コストとなる「iFree NEXTインド株インデックス」が登場!?

大和アセットマネジメントが「iFree NEXTインド株インデックス」を3月13日に設定しました!
自称「待望のインド株の低コストインデックスファンド」が登場して、その信託報酬はなんと年率0.781%です!?
えっ高いやん?と思った人はインド株投資のことを何もわかってない!日本では圧倒的に安い!最安値です!

これまでの低コストインド株インデックス投資商品には以下の2本が挙げられます。

1つ目はETFで野村アセットの「NEXT FUNDS インド株式指数・Nifty 50連動型上場投信」(1678)ですが、信託報酬1.045%です。
2009年11月の上場以来10年以上の運用実績を誇りますが当初はこれでも圧倒的な低コストでした。
10年経った今でもこれを下回る低コストファンドがほとんど存在しないのが日本におけるインド投資の現実。

2つ目は昨年登場したアクティブ投信で「イーストスプリング・インド・コア株式ファンド」(愛称:+αインド)ですが、信託報酬0.99%程度です。
但し、このファンドはインデックス連動ではなく業種も消費関連とインフラ関連に均等配分で投資するという特徴を持ちます。

(この2本とは別にピクテのアクティブ投信「iTrustインド株式」が3月16日に信託報酬を1.4998%程度から0.9828%程度に引き下げました。
時期的に大和の新インデックス投入を意識しつつ追随は無理なので+αインドを若干下回る水準に設定したと思いますが選択肢に入って来ますね。競争が刺激された訳で良いことですね。)

ここに3つ目の最低コスト「iFree NEXTインド株インデックス」が登場した訳ですが、実は連動対象インデックスが野村ETF(1678)と同じNifty50指数です!
つまり、同じ指数に連動しながら信託報酬は投信(0.781%)がETF(1.045%)を大きく下回りました!
野村は投信より高くなったインドETFの値下げが必要な状況ではないかと思われますが、BRICs(Rは消えたけど!?)各国を統一で1.045%に設定しているのでインドだけ下げられますかね?どう出ますか?

「iFree NEXTインド株インデックス」は海外ETFと比較しても低コストは引けを取りません!
日本の大手ネット証券にて買付手数料無料で買えることが多い米国ETF「ウィズダムツリー インド株収益ファンド」(EPI)の経費率が0.85%です。
香港市場の「iシェアーズS&P BSEセンセックス・インディア・インデックスETF」(2036)の経費率が0.64%ですが、これが日本からインド投資できる最安コストではないでしょうか?
しかしながら、インドETFを買うためだけに為替手数料も高い香港ドルで香港市場にて取引するのは少し敷居が高いと思います。

これらを考慮すると、円貨で取引できて売買手数料も掛からないジャパニーズ投信「iFree NEXTインド株インデックス」の信託報酬0.781%が実質的に日本最安値と言ってよく、多くの人はこのファンドで充分だと思います!

「iFree NEXTインド株インデックス」は設定後間もないのに(間もないからこそ)楽天証券の積立設定件数ランキングでは16位となっているように期待を集めているようです。

インドへのインデックス投資も今後更なる新規参入で更なるコスト競争が起こることを期待すると共に、インドのみならず先進国か新興国かに関わらず単体個別国のインデックス投信(ETF)が更に増えてコスト低廉化が進むことも期待します!
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posted by 韋駄天太助 at 21:14 | Comment(0) | TrackBack(0) | 全般共通 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする