何も急ぐ必要はないのですから、いきなり初日に移行することは避けるべきでしょう。
スワップ・スプレッドを確認して、新し物好きのブロガーさんが初日にやって絶対情報を流しますから(?)、有難く参考にさせてもらって、移行するなら11月上旬からでしょう。
このタイミングだと、今年の店頭FXの年間損益の目処も立ち、今年の税金を考慮しながら移行を考えられます。
更に忘れてはいけないのが、来年3月には大証FXがスタートします。
ここまで含めて計画を立てましょう。
私がベースとなる移行プランを考えましたので参考にして下さい。
何も考えずに、店頭で全決済してくりっくでそっくり建て直しをしてはいけません。
スワップとスプレッドを確認し税金も考慮して、ある通貨ペアがくりっくの方が有利だと判断したとします。
<今年終了時で含み損のケース>
店頭FXでの損は繰り越せないので、決済して移行しても損です。
今後の新規ポジだけをくりっくで建てるようにして、既存分は黒字化するまで気長に待ちましょう。
含み益の別通貨ペアがあれば、損益を相殺して決済してさっさとくりっくに移行するという手はあります。
<今年終了時で含み益(税率アップなし)のケース>
含み益がそれ程大きくなく全部吐き出しても税率がアップしない場合は、頭を悩ます必要もないでしょう。
普通に決済して移行して下さい。(後述の大証FXは考慮。)
<今年終了時で含み益(税率アップあり)のケース>
適用税率が上がるほど含み益のある方に大事なことを言いますよ。
移行スケジュールはこのケースの人に一番都合がよいのです。
税率の範囲を考えながらアップしないように今年中に含み益を吐き出して下さい。
決済したポジションだけくりっくで建て直します。
残りは来年1月以降に決済して移行して下さい。
こうすれば、税金の支払いを2年に分割することができ適用税率も抑えられます。(後述の大証FXも考慮。)
<大証FXへの移行も睨め!>
上記全てのケースに当てはまりますが、移行スケジュールで是非3月の大証FX開始を考慮して計画しましょう。
まだ詳細不明で使えるかもわかりませんが、シェア0からスタートする後発は常に前者(くりっく)を上回り条件で勝負してきます。(取引所ですから税制はくりっくと同一の筈です。)
今年中にくりっくに全て移行する場合は、条件が良ければ再度大証に乗り換えるのも良いですが、手数料・スプレッドが二重になってしまいます。
移行を慌てる必要はないのですから、来年3月まででくりっくと大証両睨みで移行できるスケジュールを考えるのが良いと思います。
ざっと書くと以上の様になりますが、状況は人それぞれですから色々な方法が考えられ、自分にとってベストのスケジュールを考える他ありません。
(今年は含み益なんかねーよとの声が・・。まだわかりませんよ年末_↑?)
また、当然店頭FXと併用を続ける方も多いでしょうし、迷ったら移行はいつでも出来るので慌てずゆっくりと構えたほうが良いと思います。

例によってAUD、EURともにS/Lに引っ掛かった虎穴です(>_<) ファンダメンタルを甘くみて、レンジからとっとと抜け出さなかった罰ですね。これで今月マイナスです(T_T)
くりっくと大証、大変勉強になりました<(_ _)>。確かに今ある店頭のポジを慌ててて決済、移行する必要はないんですよね。サラリーマンなので、「くりっく♪くりっく♪」と浮かれてましたが、マネパとヒロセさんに、それぞれほんの少しばかりあるランドとリラは、時期を見てゆっくりと決済したいと思います。
というか、実は今年はくりっくの損失繰越の方でお世話になるような気が…(^_^;) 今年は前半で凝り固まった「買い」バイアスから抜け出すまでのに3度大きな損失を出しているのですが、年内回復は微妙です。構図とすれば「スキャルとデイトレででちまちま稼いだ分が、スワップ狙いにいってS/Lで吹き飛ぶ」の図です。まさに勝率は高いが儲けが少ないという資金減の典型のような流れです(^^ゞ
今朝の状況を見れば、S/Lで損失でもほっとできるのではないでしょうか?
虎穴さんが言った通り、3つの坂の「まさか」に注意ですね。
本当に米下院には「まさか」でしたよ。
米国のリーダー層には世界への影響が見えていますが、下院の議員は日本程度と考えておくべきですかね。
私は為替より株の方がかなり厳しくなってきました。
いい勉強と言えばそうなのですが、トホホです。
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