大反響の前回シリーズを長く書いている内に、くりっく365の新システム稼働日になってしまいました。
こんなタイミングでマイナー通貨の追加とはKYと言えばそうですが、半年前から計画したことなので仕方ありませんね。
煽りではありませんが、今日買うものが5年後に笑うのかも知れませんしね。(私は資金不足!)
スター為替のシステムにログインしてみましたが、寂しい7通貨ペアしか表示されない画面に、ズラリとズロチ円まで含めて画面一杯に通貨ペアを並べてみると壮観ですね。
通貨ペアの豊富さでは店頭に引けを取らないし、平均点以上でしょう。
取引画面を見て気付いたことを書きます。
●出来高が総じて少ない
現在の市場環境・初日なので様子見・まだ月曜午前というマイナス要因を考慮しても、HKドル/円・ポンド/ドルの出来高が今のところゼロです。
さすがに、ユーロ/ドル・ランド/円はある程度の出来高はありますが。
●マイナー通貨の流動性が低い
トルコリラ・メキシコペソは上場延期となりましたが、ポーランドズロチも今のところレート配信されていません。
(欧州時間以降のみの配信なのか詳細情報まで確認していません)
その他はレート配信されていますが、ランド円他も午前9時頃に数分間レート表示がされませんでしたし、数十秒レートが消えることは頻繁にあるようです。
初日なので上手く行っていないのか、相場環境による流動性低下か、判断しにくいですね。(後者だと思いますが)
スプレッドについても、午前中のものであり、現状店頭でも開き気味であるため、異常時での比較となってしまいますが、ランド円だけ簡単に。
午前10時頃に10秒程の誤差はありますが、3業者のスプレッドを比較しました。
Bid Ask スプレッド
くりっく 8.42 8.45 0.03
HiroseTrader 8.40 8.46 0.06
フォーランド 8.37 8.54 0.17
意図的ではありませんが、たまたまくりっくのスプレッドが一番狭い時に当たりました。
少し前の時間帯では、くりっくのスプレッドは20銭ありましたので、決して有意な比較ではないことはご了解下さい。
(他2社もかなり広かった筈です)
しかし、マーケットメーカー5社の威力か、金融異常時の午前中に3銭のスプレッドを見せてくれたことは大いに評価できます。
くりっくの手数料210円/1万通貨(ランドは10万通貨)x1往復を考慮して、4銭を加えても遜色なさそうです。
(金融不安が落ち着いた平常時に比較したいのですが)
因みに、くりっくの新通貨ペアのレート・スプレッド・出来高はログインしなくても東金取の公式HPのマーケット情報で確認できます。[↓コチラ]
http://www.click365.jp/
(私は外出時にここでレートを確認することも多いので、通貨ペアが増えて重宝できそうです。)
明日スワップの水準も確認できますね。
※念のため、現在多くの店頭業者でマイナー通貨の取引に注意が喚起されている状況ですので、常識的にはくりっくのマイナー通貨を取引するタイミングではありません。
煽りではありませんので取引される場合は自己責任で。
<P.S.>10時35分現在、ズロチ円のレート配信も始まり、ランド円のスプもまた20銭に拡がりました。
あくまで一時点のスナップショットとして参考程度で。

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