<通貨ペアの大幅追加>
クロス円5ペア・クロスカレンシー11ペアの追加により、7通貨ペアから23通貨ペアへと充実のラインナップとなりました。
上場延期となっているトルコリラ・メキシコペソも追加されれば、25通貨ペアです。
店頭業者でもこれに勝るところは、SAXO・GFT系を中心に限定されるでしょう。
<指定決済・両建て可能>
これまで先入先出法のみの決済方法でしたが、建玉指定の決済が可能になりました。
くりっくの大きな欠点が改善され、ようやく店頭業者に追いつき普通の事ができるようになっただけですが、大きな前進です。(個人的にはこれが一番助かる)
両建ても可能となりましたが、この点は後述します。
<マーケットメーカーが5社に>
従来のゴールドマンサックス・ドイツ銀行・UBSに加え、ドレスナー・クラインオート・三菱東京UFJの2社が参加しました。
(リーマンも参加し6社になる予定だったのですが・・。)
これによりスプレッドの縮小と流動性確保が期待されます。
<取引時間の延長>
地味なのですが結構重要です。通常時(冬時間)の月曜の取引開始が7:55から7:10に45分間早まります。
これにより月曜朝の値段飛びが小さくなることは期待できます。
しかしながら、夏時間は早まっていませんし、平日間でも朝1時間は取引できないので、くりっくの欠点としては残っています。
今回の改善・強化の中で私が強力な武器になると思ったのは両建てです。
私は基本的に両建ては税金対策以外では無意味だと考えています。
両建てするなら決済すべきとの考えです。
そうは言っても簡単にできないのが人間というものでもあります。
また、大きく利が乗っているポジションを下落トレンドだからと決済してしまうと大きな税金がかかってしまうというケースもあるでしょう。
そんな時、くりっくの両建てはとても強力にあなたをサポートします!(えっ、わかってるって?)
両建てする時の最大(?)のデメリットは、スワップの受取・支払の差額分を毎日確実に支払わなければなりませんよね!
長く続ければ結構な負担になりますよね!
ところが、くりっくならスワップの受取と支払は同額なので、買いと売りで同じポジション両建てしてもスワップの支払いは発生しないのだ!
驚いたでしょ?(知ってるよ!)
これが何を意味するかと言うと、両建てした瞬間から損益はピタリと動かずに固定されるのです!
お望みなら10年間両建てしていてもロスカットにならない!・・筈なんですけどね、理屈の上では?
(で、それに何の意味があるの!?)
両建てるポジションのスプレッド・手数料のコストは掛かりますが、スワップの支払いが発生しないのは大きいでしょう。
更に今回ドルストレートが大幅に追加されたので、クロス円の暴落ヘッジに完全両建てで打ち消すのではなく、ドルストレートを売り建ててスワップはプラスのままヘッジする手段も可能です。
(例えて言い換えると、AUD/JPY買いをAUD/USD売りでヘッジして、一時的にUSD/JPYに変えてボラティリティを抑制できる。)
基本的にはリセットした方が良いと思いますけど、ちょっと迷うなどうしようと考えるなら、取り敢えず両建てして損益の変動をスワップ含めて0に出来るのは大きな利点だと思います。
両建てするなら、くりっく365で!
(回し者ではありません、東金取から少し宣伝費を頂きたいくらいです。)
<P.S.>NYダウ・クロス円大暴騰でしたが、これでトレンド転換となって欲しいですね。

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