2008年11月29日

スワップ派は何故大損するのか?出口戦略を持たない人が売る時って・・

長期投資とレバレッジは相容れないものであることは指摘した。

スワップ派はロングしてからスワップを可能な限り長く貰い続けることを考える人が大多数なので、出口戦略を持っていないケースが多い。(だから、スワップ派なのですが)

私自身も必ずしもバイアンドホールドするつもりはないが、株式投資も含めて明確な出口戦略(悪く言えば、売り逃げる判断)を持たないことが多く、自分の課題だと考えています。

レバレッジを掛けて持ちっぱなしにする危険は、昨年8月、今年3月、特に10月にやって来た。

そうです、売らないスワップ派が売る時は投げ売りの場合か、自動的に決済される時である。

かつ、スワップ派は短期売買よりも大きな証拠金で取引する方が多いですね。(多い人は数千万円)

大きな証拠金で取引しつつ普段売る気のない人が、耐えて耐えて最後に投げるので、損失額はどうしても膨らんでしまいます。

昨年8月のサブプライム危機発生以降、スワップ派は大損するために取引をしているようなものである。

持ちっぱなしで今回の危機を乗り切るためには2つの方法しかありません。

●レバレッジを抑える
●建値を下げる

つまり、強制決済となるレートをかなり下げる努力が必要だった。(過去形で良いのか?)

円安時に全く売るつもりがないのに、円高時にはロスカットに掛かる、或いは怖くなり投売りしてしまうなら、大損するためにやっているようなものになってしまいます。

実際、この1年少しは多くのスワップ派がこのような状態にあったのではないでしょうか?

もう一度言います。
長期投資とレバレッジは相容れません。

それを両立させる為には努力と知恵が必要なはずです。

レバレッジを掛けてお気楽に放置で外貨預金代わりと考える方は、私のブログではなく他の情報を当たって下さい。
(私も失敗者ですから、成功する方法を教えますではなく、共に考えましょうと言っているだけですよ。)

スワップ派のレバ3倍神話はお亡くなりになりました。
(多数派の意見が全く当てにならないことは何度も繰り返してきました。)

レバ2倍も神話にはならないと思います。

スワップ派でも持ちっぱなしにしたい人とレバ3倍掛けたい人では戦術が変わって然るべきです。

不労所得とすることと、何もしない考えないこととは違います。

スワップ派はトレーダーの1/3の努力でもしているでしょうか?
スワップ派は何故戦術を持たないのでしょうか?(自戒を込めて)

つづきます。

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タグ:FX
posted by 韋駄天太助 at 20:24 | Comment(5) | TrackBack(1) | FX | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
韋駄天太助さま いつも良い記事をありがとうございます。私も今年スワップ派を自認して一時はAUD、NZD、ZAR,TRYで1億円近いポジション持って毎日3万円とかのスワップ金額で喜んでましたが、結果10月に病院に入院してる間に溶けてなくなってしまいました。プラス数百万円の時点で出口が見つかっていればハッピーだったのですが、残念な結果になってしまいました。

今はTRYとNZDを少々だけロングしてるだけで、新たにEURJPYを売ってデイトレで定期収入を得るというコンセプトでやり始めてます。円安に向かう場面ではスワップ派で、折り返して 円高に向かう間はトレードで。という組み合わせでうまいこと行けないかとやり始めてますが。
Posted by progre2033 at 2008年11月29日 21:53
おっしゃるとおりです!!
とっても痛いお言葉です…。
自分はどちらかというと○○王さんの読者っぽい人間ですけど、太助さんの所にお邪魔していきたいです。
Posted by ルル at 2008年11月30日 16:28
progre2033さん、

私も最盛期はスワップで1日4万円程行きました、自慢にもなりませんけど。
スワップにこだわり過ぎていたというか、意地でもホールドしてやろうと思っていた面があり、振り返れば冷静な判断ではなかったと思います。
トレードの方も上手くいくと良いですね。


ルルさん、

自分にとっても痛い言葉です。

○○王さんは、スワップ狙いに関して「レバ2〜3倍で」以外に何もアドバイスしていないように思いますが・・。
(以前も指摘しましたが、商売のために自分の間違いを認めない人は誤魔化すので危険だと思います。)
ドル円が90円前半まで円高に進んだ時も長期的なドル買いを推奨していたようですが、私には何故米ドルを推奨するのかサッパリわかりません。
(ファンダメンタル的な説明もないですし)

私のブログは商売ではないのでテキトーですが、何も押し売りしないので、安心して遊びに来て下さいね。
Posted by 太助 at 2008年11月30日 22:01
 こんばんは! 転戦転戦の出張で疲労困憊な虎穴です(@_@)

 出口戦略…難しいですよね。行動経済学関連の書籍で「プロスペクト理論」を読んで以来、スワップが「確実にもらえる儲け」として強く認知され、損失回避傾向と確実性効果の罠に嵌っていると頭では理解しているのですが…なかなか。

 スワップ派が生き残って行くには…と(半分居眠りしながら)「値洗いしたら価格0円」まで育てりゃいいんじゃん! なんて思って、絶対longの固定建玉と差益を取りに行く売買自在の変動建玉を用意して、固定建玉にスワップと差益を注ぎ込んで0円にするかと考えたりもしましたが、「そんなに簡単に変動で儲けられるなら、固定いらないじゃん」と矛盾に気が付いて堂々巡りです〜。

 
Posted by 虎穴 at 2008年12月02日 00:26
こんばんは!

難しい本を読んでいますね。

「そんなに簡単に変動で儲けられるなら、固定いらないじゃん」

まさにその通りで、今回の円高で内外野からスワップ派に対しトレードへの移行を促す声がありますが、皆がゼロサムの世界で差益をバリバリ取れる訳がないのです。
(勝者が手にするお金はどこから来るのか?)

株でも不動産でも投資対象は沢山あるので、FXにこだわる必要はないと思うのですけどね。
為替の長期予想は難しいと言うのは事実だと思いますし。
Posted by 太助 at 2008年12月02日 21:33

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金利差がなくなっていく
Excerpt: 金利差を利用したスワップ取引に妙味がなくなっていますね。 本当に。 英国(ポンド)も57年ぶりの低金利となり、ますます円高が加速していくんじゃないか?という期待感いっぱいの世の中になってきそうです..
Weblog: GOTEMBA FX Club 〜為替相場で資産倍増〜
Tracked: 2008-12-05 07:19