2009年06月22日

円キャリートレードは崩落したが不死鳥の如く復活する!?日米キャリー同盟結成?

サブプライムショック以前はキャリートレード全盛の時代でした。
(私はこの頃FXをやっていませんが)

低金利通貨を売って高金利通貨を買い比較的長めにホールドしてスワップ金利を享受するトレードの一手法です。

キャリー対象の低金利通貨として最も好まれたのが我らの円であり、それが右肩上がりの円安をもたらし、企業努力とは関係なしに輸出企業の業績を好転させ日本経済も持ち上げたことは確かでしょう。

リーマンショックと共に円キャリートレードは大崩壊しました。

その頃は、機関投資家もレバレッジを効かせられなくなるからキャリートレードはもう復活しないと専門家・アナリストは盛んに言っていたように記憶しています。

私はその当時から景気回復過程でキャリートレードは復活するし円はまた売られて円安に振れると書いていたと記憶しています。
(過去記事も多くなって探すのも大変になってきたので、いつ頃書いたか定かではないのですが)

でも、もう既にキャリートレードは盛んに行われていると見るべきですよね。

円キャリーという言葉は本邦個人投資家のいわゆるFXスワップ派にも使われますが、個人投資家が3月から5月にレバを掛けてキウイや豪ドルやランドを買い持ちしまくったという話はあまり聞きませんね。

ということは、クロス円を底からここまで持ち上げて来たのは海外機関投資家・ヘッジファンドの円キャリーが主体であると推測されます。

ここで、1つの疑問が生じます。

サブプライム以前のクロス円の円安は本邦個人投資家のキャリートレードのせいであるかのように言われていましたが、その割合は一部であり超絶円安を招いたのは海外機関投資家のキャリートレードの影響が圧倒的なのではないだろうか?
(キウイ円を底値45円から63円に持ち上げたのは本邦個人ではありませんよね。)

勿論、彼らは本邦個人が買い持ちする前に目ざとく買い漁って、高値を掴まされるのが本邦個人であるという面は否めないのかも知れません。
(極端に言えば、下から20円を持ち上げるのが機関で、そこから更に20円持ち上げて最後に天井を掴むのが個人のキャリーである!?)

しかし、機関投資家と本邦個人の円キャリートレードのスタイルには決定的な違いがあることはよーく認識しておく必要があります。

本邦個人:金利収入が目当てであり買いっ放しのスタイル
海外機関:低金利から高金利にお金が流れることを見越した投機である。金利収入を貰い続けるか差益を利食うかを常に秤にかけているし、リスク回避時には真っ先に逃げるので足が早い。(あくまで私の認識)

このような投機資金が高金利通貨を持ち上げているのだと常に認識しておく必要があります。

また、私を含めて昨年痛い目にあった本邦個人の円キャリーも買いっ放しスタイルは減ってくるかも知れません。

結局、じゃぶじゃぶの過剰流動性が早くも円キャリートレードを再開させたし、今後も続くと考えて良いのではないでしょうか?
(外貨崩落は正解だったが、じゃぶじゃぶで早くも再建?)

結局、景気回復局面では株高に連動した円全面安が起こり、また数年間右肩上がりの円安になる可能性は充分あるのではないでしょうか?

異なるのは、ドルが円に対して強くならず円同様にキャリーで売られる通貨に成り下がる(った)かも知れないということです。

また、クロス全てが円に対して強くなるだろうと現時点で決め付けるのは危険かも知れません。(各国の経済立ち直りと金利引き上げを要ウォッチ。)

しかし、基本的にはリスク回避でのハイボラティリティは付きものだが、以前と同様にジリジリと円安風景になるというのが私の想定です。

外貨崩落したが不死鳥のように復活す!?

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posted by 韋駄天太助 at 10:38 | Comment(0) | TrackBack(0) | FX | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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