2011年10月08日

「天上天下唯我独尊」の体現者スティーブ・ジョブズが天命を終え天に召される!

スティーブ・ジョブズ氏が亡くなりました。

約1カ月前のCEO退任時に、記事を書いたばかりなのに・・。(演説を一度は聴くべしと↓)
http://financial-free-fx.seesaa.net/article/224140079.html

賞賛の声、早すぎる死を惜しむ声、様々ありますが、短くとも太く生きただろうし、彼に長生きは似合わないような気もする。

2005年のスタンフォード大でのスピーチで一度は死を宣告されたガンが奇跡的に除去できたことを告白したが、その後に彼はiPodを進化させ、iPhoneとiPadを世に送り出した。
世の中を前進させる能力を持ち、世の中でやるべき大きな使命が残された者に対する粋な計らいだったのかも知れない・・。
彼に対して必要、というより世の中に対して。
惜しいけど、ジョブズが果たす役割はここまでだったと思うべきでしょう。

ジョブズのスピーチの中に「カルマ(業)」”karma”という言葉が出てきますが、キリスト教の「原罪」とは異なり、東洋的な考え・思想・宗教?(←ドグマなので、この言葉はあまり使いたくない!?)です。
彼は自由の国のシリコンバレーで紆余曲折はあっても成功を収め、表面的にはとてもアメリカ的でアメリカを体現しているようでもあるが、彼の演説を聴いて私が感じたのは「天上天下唯我独尊」の何たるかを語っているようで、それを現代に体現した人ではないかと・・?

お釈迦様(仏陀)が生まれて直ぐに7歩あゆんで言ったとか言わないとか(言う訳なかろう!)、世の中で私が一番偉いという意味とか(旗に書いて喜んでいる暴走族の解釈と同レベルやね!)、事実も不明で解釈も曖昧な言葉ですが、私は好きな言葉ですね。

ジョブズの言う、他人の為ではなく自分に従い自分の為に生きろという価値観は、特に日本では協調性がなく自分勝手な奴と後ろ指を差されがちです。
でも、人間はそもそも「天上天下唯我独尊」の存在であり、自分の意思や判断が自分にとっての最上位にあり(その結果は自分が負う)、他人のそれに従うことは本来の人のあり方ではないというのが、私なりの「天上・・独尊」の解釈なのですが、世界中の人々に楽しみを提供し続けつつ、それを体現してみせたのがジョブズだと思います。

何故日本でジョブズが登場しないって何を今更の議論も起こっているようですが、その理由は百以上挙げられると思いますが、誰も指摘していないことを言わせてもらえれば、仏の教えすらこの国では守られていないからだと。
(念のため、当方は特定の宗教を教条的に信仰する者ではありません。)

勿論仏教ビジネス(お経屋)は根付いていますが、お布施でベンツを乗り回す坊さんに「色即是空、空即是色」の意味を教条的に教えてもらっても胡散臭いし、信仰を問われると一応仏教と答えるが自分で意味を考え見出そうとする仏教徒はこの国にほとんど居ない訳です!(意味わからんけど、お経聞いて手を合わせれば、仏教徒?)

話がそれましたが、「天上天下唯我独尊」を行く奴に拍手はしなくても許容する文化がなければ、ガラパゴスの閉鎖的で独特なケータイ文化の中でりんごの木は枯れて実を付けないよ!?

スティーブ・ジョブズというアメリカ人が、意識的か無意識か、実は仏陀の教えを高いレベルで非教条的に実践していたのではないかと思えました。

誰もが共有し、生の最大の発明である「人生の終着点」へと”Think Different”で世界を前進させながら、旅を終えたスティーブ・ジョブズ氏のご冥福をお祈りします。

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posted by 韋駄天太助 at 01:33 | Comment(3) | TrackBack(0) | 放談雑談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
日本では出る杭は叩き、足を引っ張るのが好きな国民性からでは無理でしょうね。

ぱっと思いつくのは孫氏か、ホリエモン氏でしょうか。ジョブス氏と比べるには失礼ですが

管理人も好きではないようにお見受けしますが、許容はしているのでしょうか



Posted by ネッテラー at 2011年10月09日 00:31
こんばんわ。

非常にためになりました。

近所の坊さんはフォルクスワーゲンの旧車と新車を乗っていますよ。

早く天に召されてほしいです。

Posted by 24歳FX at 2011年10月09日 01:45
ネッテラーさん、

>孫氏か、ホリエモン氏
>管理人も好きではないようにお見受けしますが、許容はしているのでしょうか
好きではないような言動をしましたか?(笑)
孫さんについては、欠点や非難されるべき短所があっても、あの長所は日本では稀有だし活かされるべきと以前にコメントした覚えがあります。

ホリエモンについては、
●法を犯したのなら言い訳は通じない。
私は一応投資家なので、投資家を欺く粉飾決算に関しては世間より見る目は厳しいです。
指示してないが部下が勝手にやったとの主張は常識的には考えにくく、司法の判断が間違っている可能性は否定しませんが、私には判断のしようがありません。
検察に別の動機があったとしても、犯罪は犯罪であり、それなら経営者失格であると思います。

●稀有な経営者・人物であると判断できる実績が足りない
世間ではあたかもホリエモンが傑出しているとの判断が当たり前であるかのように語られますが、彼がライブドアの経営者としてどんな素晴らしい活躍をしたのか私にはよくわからない。
フジテレビを手に入れるためのニッポン放送の買収は、外資の投資銀行が全て考えてシナリオを整えホリエモンをそそのかしたものと推測しますが、その案を実行する判断力と批判を恐れない行動力があったことは認めます。
でも、一体彼が何を為したのでしょう?+続けていれば何が為せるのかには個人的に疑問符です。
他にも諸々ありますがキリもないので、私はホリエモンを高く評価はしませんが、日本のカルチャーにアンチテーゼをぶつけられる点では稀有な人材だったと思います。
(罪を償い終えれば、反省を活かして再度活躍することも期待します。)


24歳FXさん、

それはお車代を包むにも、車両の減価償却費とハイオクのガス代でコスト高に困りますね。(笑)
少子高齢化の時代には引く手あまたで、いいビジネスですよ。
お布施にはデフレも影響ないし、税金も優遇されてますからね。現金払いで領収書もないし。(笑)
まあ、どうでもいい形式に大金を払って、儲けさせる方も悪いと思いますけどね・・。
Posted by 太助 at 2011年10月10日 20:31

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