NHKが経営計画の中で来年10月からの値下げ予定額を明らかにしました。
口座・クレジット払いは8.9%の値下げで月額120円の減額になります。(振込払いは月額70円減)
NHKにしては大きな進歩ですが、私はNHKの受信料をドカーンと月額120円に値下げせよと言いたい!?
えっ、無理に決まってるって?
決まってないよ。その予算で出来ることだけをやってくれれば結構。
(勿論、今の社員数や同じ給与水準は維持できないけどね。)
NHKの受信料は現在月額1345円(衛星契約なしの場合)ですが、インターネットや携帯等の通信手段が多様化して、消費者の通信料固定費は増大している中で適切なのだろうか?
<例>
固定電話 NTT基本料 約1700円
携帯 SBホワイトプラン基本料 980円
ネット ADSL12M最安レベル 約1900円
各家庭の通信や情報アクセスのための固定費は手段の多様化により大幅に増えている中、NHKが言う「いつでも、どこでも、誰にでも、確かな情報や豊かな文化を分け隔てなく伝える」ために毎月1200〜1300円の受信料を強制するのは妥当だろうか?
テレビとラジオと紙新聞しかない時代には妥当だったかも知れない放送法を、こんな情報豊かな時代に維持する必要は全くない!
NHKの謳う高尚な目的は皮肉にもインターネットの登場により実現され、NHKの役割は最早ないと言っても過言ではない。
(勿論ネットは自分で情報や文化を選択する必要があるが、一元的で一方通行の放送が高度成長期に紅白歌合戦の視聴率80%越えなんて北朝鮮もピックリの画一性を強化した負の面があることも事実でしょう。)
インフラとしての必要性や重要度から言って、月額120円程度で充分じゃない、NHKって!?(本当は無料でいいのだけど。)
3.11で、民放も緊急時にはCMなしで24時間体制で災害情報を流すことも確認されました。
120円は民放よりきめ細かくスピーディーな災害情報に使ってもらって、その他の情報に対して国民に金を払わせる必要はない!
120円じゃ職員の給料も払えないって?
そんなことはない、民放も視聴者から金を取らずに社員に高給を払ってるんだから!
●NHKでCMを流せ!
大河ドラマなんてCM流してスポンサーのお金で作ればいいんだって。引く手あまただよ!
見てないからわからないけど、「篤姫」は豊かな文化だから国民は皆見るべきで受信料で賄って当然なんて押し付けはやめるべき!
「特定の勢力や団体に左右されない独立性を担保する」ことが必要なら、ニュース番組等はノンCMでやればいい。
大体NHKがかなり「特定の勢力や団体」だから意味ないんだって!(オイオイ!)
●契約を2段階にして、スクランブルをかけろ!
CMがダメなら、災害情報等の国民生活に必要なインフラとして基本料120円、紅白・スポーツ・大河ドラマ等の「豊かな文化」放送料として見たい人だけ1200円の追加料金の2段階制にすべし!
で、少なくとも災害情報(あるいは日々のニュースを含む)以外の情報は受信料を払わない人にはスクランブルをかけて見れないようにする。
払う人が払わずに見る人の分まで負担して、福山主演の大河ドラマ制作費をボッタクリ受信料で賄うような、ふざけたシステムは改善すべき!
それじゃあ、受信料激減するって?
それは社会に必要ないってことだから、身の丈にリストラして下さい。
●受信契約義務を廃して、堂々と月1200円の有料放送で勝負してみろ!
月額2415円のWOWOWを見たくてテレビを買った人が、何故見ないNHKにも月1200円の支払義務が発生するのか?という不条理の基本に立ち返って。
国民にはテレビを買ってもNHKを見ない自由と、その場合の受信料負担義務免除が与えられるべきでは?
一応表面上は自由資本主義国家なのだから。(紅白視聴率が80%越えた昭和38年でも!?)
NHKは今の放送内容で月に1200円の価値(=資本主義では価格と一致する)があると思うなら、正々堂々有料放送で民営化すればいい!
さんざん批判しましたが、私は現状の民放のていたらく(幼稚で横並びの内容、新宿二丁目、過剰な韓流、質のあるお笑いではなく内輪の宴会のノリ)を見ていると、NHKの方が遥かにまともな放送をしているし、民放より見る価値があると思っている人は大勢居るはず。
WOWOWとNHKのどちらと契約するかと問われれば、私なら間違いなくNHKです。(あくまでWOWOWとの比較ですが・・)
少なくとも、WOWOWの映画に金を払うか?大河ドラマに金を払うか?、大晦日に村八分が怖くて(!?)横並びで紅白を見るか?民放の格闘技を見るか?は国民の自由のはず!
原発問題で電気料金は上がる、年金・健保の負担も上がる一方、メディアは多様化し家庭の固定費も増えている中、必要なインフラとは言えないNHK受信料の低廉化or無料化は、家計における固定費削減の数少ないメスの入れ所だと思います。
残念ながら、この国では競争にさらされない組織・団体は例外なく腐る・・。
放送法の既得権益にしがみつくNHKが国民生活に必要かどうかは、NHKではなく国民が決めることだ!

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