2011年10月29日

リスク回避でも選好でもとにかく買われる悲しき円は武士道の欠如で戦後最高値更新!

ギリシャ問題は、「船頭多くして船山に登る」かに見えたEU首脳陣が、田原総一郎さんを司会に入れたくなるような(それじゃあ壊れるよ!)朝まで徹夜で大激論の結果が好感され、ここ数ヵ月の鬱憤を晴らすような怒涛のリスク選好となりました。

これでギリシャ問題が解決される保証もなく、イタリアの債務懸念もいつ大きく表面化するかもわからず、ロシアンルーレットの拳銃がギリシャ帝国からローマ帝国に渡される過渡期に過ぎないのかも知れません。

共産圏の復讐!ロシアンルーレットはあざ笑った旧西側をぐるぐる廻り始めるスタート地点を後にした始まりに過ぎないのかも知れません、(その生々しい言い方やめてくれ!)

かと言って、世界全体が縮小均衡や後退に向かうと悲観している訳ではなく、次に進むために払うツケはまだまだ多いのだろうと思います。
“This time is different!”(今回ばかりは違う!)という意見に対して、そう言って違ったことはこれまでもなかったし今回もいつもの景気後退期と変わらないという楽観論も多い。(正確には7月頃までは多かったかな?)

しかしながら、私は一貫して言っていますが、アフターサブプライムの世界経済は、
”This time is absolutely different!”(今回ばかりは絶対的に違う!)
のだと思うし、カチコチの固定観念アタマでは現実を見ても真実を見えなくしてしまうのかも知れません・・。

さて、これでドル円もリスク志向でようやく80円に向かうかと思ったら、戦後最高値を更新してるがな!

8月から3カ月近く世界の激動には我関せずと(?)76〜78円のレンジでペッグしていたドル円ですが、膠着から抜け出したのは円高方面ですか?
リスク志向でQE3のドルじゃぶじゃぶ期待で円買いドル売り?

日銀の金融緩和策も安住大臣の投機筋へのアシスト、もとい牽制介入発言も虚しく75円台に突入?

豪ドルみたいにリスク回避でとことん売り込まれて、リスク選好でブイブイ買い戻されるならバランスが取れるのだけど、このドル円とかいう通貨ペアはどっか故障してない?

リスク回避の円買い、リスク選好のドル売り(円買い)では永遠に円が高値を更新し続けるっちゅうの!
(まあ事実、120円からそのお陰で遥か75円まで「思えば遠くへ来たもんだ」なのだけど・・。)
日本は強烈な内憂外患だらけで感覚が麻痺しがちですが、お人好しの外交と同様に為替でもババを掴まされていますね。

いまだに「強い円は国益」の米国追従プラザ合意信者は75円を世界で一番日本が評価されていて輸入品も安くなると歓迎しているのだろうか?

為替介入が難しいなら、何故米国に対してQE3を牽制する発言の1つもできないのだろうか?
沢山買い込んだ米国債も円高で大赤字だし、格付けも高くないしもう買わないよって何故言えないの?

日本はいつも要求されるだけで、世界に対して何も要求しないよね。
これってオトナではなくてコドモだよ。

私はこう思う、こう考える、こうすべきだとハッキリ言わないモジモジ君が美徳で得するのは日本国内だけで、こうしてくれたらウチもこの要求は飲むって駆け引きを戦争のつもりで米国や中国とやらないと、これからもババを掴まされ続けるよ、この国は!

ロシアンルーレットが日本に廻ってきても、無策とその精神を恥じずに全てが他力本願で“しょうがいない”って言うんだろうね。

戦後民主主義により「武士道」は日本海に深く沈められてしまったようです・・。
「武士道と云うは死ぬ事と見付けたり」
戦後日本と云うはただ長く生きる事と見付けたり・・?

えっ、円高と何の関係があるかって?
後輩のモジモジ君達に沈められた「武士道」の欠落と大いに関係があると思うんだけどなあ!?
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posted by 韋駄天太助 at 10:19 | Comment(0) | TrackBack(0) | 全般共通 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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