2011年11月09日

東証大証統合で日本取引所は結構だが、オリンパスの内視鏡で怪しい企業を精査せよ!?

東証・大証の両証券取引所が統合し、来秋にも「日本取引所グループ」という持ち株会社が設立される予定だそうです。
大変結構なことですし、世界3位の経済大国が世界から信頼とマネーを集めるためにも、香港・上海・シンガポール等のアジアで台頭する証券市場との競争に勝つためにも必要なことでしょう。

一方、その東証の1部に上場しているオリンパスは予想通り、疑われていた通りの展開となり、隠蔽しきれず「嘘ついてました。ごめんなさい。」と発表しました!?

正しい行いをした社長の首を切り、不正を隠蔽して記者会見で嘘をつき続けた会社が今更何を言っても信用されません。
今の社長さんが知らなかったと言うなら、嘘をついているか、本当ならその判断や推測も出来ない人が社長に選ばれるという意味で、どちらにせよ問題企業です!?

有価証券報告書虚偽記載で金融商品取引法違反等の刑事責任を問われる可能性も高く、東証1部に上場し約20年も粉飾決算を続けてきたのなら、証券取引所にも責任はありガバナンスを考えるべきでしょう。

上場してなければ許される訳ではありませんが情報非公開なら上場するなと言いたいし、上場企業にこんな事を許せば資本主義のシステムが成り立たないから、やっている連中からすれば決算書の数字をいじるごときの行為に極めて重い罪が課せられる訳で、資本主義を汚す行為の粉飾はスピード違反とは違ってお縄頂戴で豚箱行きなんだって!

従って、オリンパスだけではなく、(共犯の?)監査した公認会計士と監査法人、(20年間気付かなかった?)証券取引所や司法の社会的責任も重いでしょう。

今回は世界的にも名の知れた大企業であり、不正を正そうとした英国人社長が結果不正な人達により首にされたことが証明された訳で、海外メディアの関心も非常に高い。
日本人社長なら皆平気で隠蔽するのかと疑われても仕方ない。

東京電力の原発対応でも隠蔽体質が世界から非難されたばかりであり、今回の件も含めて当然日本企業全体の体質・問題として疑われるでしょう。

世界が決算も信用できないリスクを負って、日本企業の株を敢えて買う程の魅力があるでしょうか?
こういう話が出てくる度に膿を出せって言葉も、どうせ10年後も言ってるんだろう(?)と聞き飽きた感がありますが、膿に膿を出せって言っても存在の全否定だからね!?

もうちょっと監査法人を叩いた方がいいと思うけど、20年間隠蔽を見つけられなかったのなら、どんな無能な会計士と監査法人やねん!能力の問題ではないし、たまたまオリンパスを担当した会計士個人の問題でもないでしょう。

勿論、隠蔽の秘密を守るために理由をでっち上げて外人社長を首にし、株主を欺き、従業員を欺き、記者会見で嘘を言い張り世間を騙したオリンパス経営陣の責任は極めて重い!

世界に誇る技術も製品もある優良企業にダメ経営陣が甘えて振り回した結果がこれで、株主も従業員も被害者ですよ。

外人社長が告発して海外メディアが騒がなかったら、大失態が今でも隠蔽されて将来的にうまく闇に葬れていたかも知れない訳で、それが日本の正義の欠如(=小さな不正義の蔓延)、不正に甘い緩い社会、正義より黒でも長いものに巻かれろのウン○まみれ体質だと思います!?

でも、この文化って格好悪いよね。だから表面的に場当たり的に膿を出せって何十年と同じ事を言い続ける訳だ、いつまでも膿の産出機能は温存されたままで。

オリンパスが世界に技術を誇る内視鏡で覗いて除去すべきは、オリンパス体内で膿をいつまでも出し続ける腐敗の根本だ!
インチキ決算の数字もその高性能の内視鏡でよく覗いてみろって、病んでいるのは精神でしたね!?

そして、それは日本企業全体と日本社会も程度の差はあれ、抱えている問題だと思います。
日本の取引所が1つになっても、そこに並べられている商品の説明が嘘八百であれば世界のマネーは逃げていく。

オリンパスを責めるのは勿論だけど、安心ですよと陳列したのは東証であり大証だよね。
オリンパスの内視鏡で世界に覗かれ疑われているのは、“上場 in Japan”ブランドの経営の品質と信頼性です!?

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