2011年12月05日

海外資産の課税強化、5千万円超は報告義務付けへ!海外金融機関の口座開設は慎重に!

2012年度税制改正で、海外に5千万円以上の資産(預金・株式・不動産等)を持つ個人は、年1回税務署への報告が義務付けられるようです。
ほとんどの人には全く関係のない話だと思いますが、このような動きがあることは知っておいた方が良いでしょう。

私も10万円以上まで報告義務が下がれば対象なのですが、全く縁のない話です。
以前に郵送での手続きだけで海外の銀行に口座を作り、口座維持に必要な10数万円を海外送金しただけで、ほとんど放置状態です。

別に5千万円も海外に移さなくても、数百万円レベルでも海外の金融機関に預けることを検討する方も多いと思いますが、安易に海外の口座は作らない方が良いと思います。
(放置状態の私が言っても説得力はないのですが・・。)

海外の金融機関に預ける動機は大きくわけて3つだと思います。
@日本では買えない金融商品へのアクセス
A資産の分散(究極は日本破綻論から資産を守るってやつ。)
Bその他(公には言えないような動機!?)

私の目的は@でしたが、ここ数年日本の金融商品も豊富になり低コスト化が進んでいると思います。
金融商品の豊富さでは米英に適いませんが、FX・CFDは外資が日本で同じラインナップを提供しているし、海外のETFも日本の証券会社で主要なラインナップは(若干手数料は高いが)購入できる。

従って、手間暇とコストを掛けて海外口座を作ってまで、海外の商品にアクセスする必要性は薄れてきているし、その傾向は今後も続くだろうと思います。

金融商品に限らず、日本は規制に守られた談合体質ではとんでもなく高コストだが、規制緩和で競争が起こると横並びで際限なく低コスト化が進む傾向があると思います。
ネットで日本株を売買する手数料は世界的にも安いと思うし、FXのスプレッド競争もしかり、海外を羨ましがる必要は全くありません。

金持ちは海外の金融機関で庶民が知らない素晴らしい金融商品を買っているなんて都市伝説ですよ。(せいぜいが最低預入数百万円からのヘッジファンド)

Aについては、ネットで破綻をやたらと煽って私が口座開設をサポートしましょうと儲ける手段に使われますが、慌てて直ぐに行動する必要はないでしょう。

日本が破綻するからと不安心理につけこんで来るのですが、欧米の金融機関に安心して預けられるのかをよく考えたほうが良いと思います。
日本なら○○銀行が危ないらしいなんて噂も耳にすることもあるでしょうが、海外の銀行については情報が伝わりにくいし遅れがちです。

日本の財政破綻論を否定する気もさらさらないのですが(!?)、危惧すべきは日本だけではないし、英語も全く出来ないなら海外の銀行に預けて安心できるのでしょうか?

Bについては、良からぬ事を考えるのはやめましょうね、その為に報告義務が課されたのだからと。

いくらか払えば口座開設を手取り足取り代行してくれる業者もあるし、口座開設して海外に資産を移すのは誰でも出来ます。
しかしながら、ある程度英語に自信がある人でなければ、そこから海外の銀行と5年・10年と付き合っていくのは簡単ではないと思います。

日本人の普通の感覚では、客を神様扱いしてくれない海外のサービスにはイライラすると思います。
振込手数料の無料回数が減っただけで、改悪だ!もう使わない!と毒づく人には耐えられないですよ、海外銀行の横柄さは・・。(笑)

条件が変わったのだけど英語で書いてあるからサッパリわからんのなら、やっぱり口座を作らない方が良いと思います。
そりゃ相当なお金持ちは業者に金を払い続けてサポートしてもらうのかも知れませんが、庶民がそこまでして海外口座を維持するメリットも少ないでしょう。

海外口座があったらいいな程度では作らない方が良いと思います。
報告義務は生じない規模でも海外口座開設は慎重に!

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posted by 韋駄天太助 at 00:41 | Comment(2) | TrackBack(0) | 全般共通 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
韋駄天太助 様

すいません。ここのところ、コメントがお留守になってしまいまして。またコメントさせて、いただきます。

>年1回税務署への報告が義務付けられるようです。

ついにキャピタルフライトに対する処置が始まったか、とういうところです。これからは締め付けが厳しくなるばかりで、緩くなることはないでしょう。武富士裁判で税務署でもどうしようもない時がある、ということが知られてしまいましたから。

>ある程度英語に自信がある人でなければ、そこから海外の銀行と5年・10年と付き合っていくのは簡単ではないと思います。

たしかにそのとうりです。口座開設も自分でやりときできなければ、何かトラブルがあった場合でも、何も出来ずにオロオロするばかりです。

しかし、あえて自分を英語を読み書きできなければいけない、英語を習得せざろうえない環境にして、英語の能力を身につけられるかも・・・。(自分のお金がかかっている分、必死にならないと)

とにかく、海外に預金口座を作るなら、自分は不退転の覚悟を持って作ろうと思います。
Posted by ヨーゼフ at 2011年12月11日 13:53
ヨーゼフさん

すいませんなんて、コメントは気が向いた時に気軽にして頂ければ。
海外移住なんかも視野に入れている人は英語(等)を習得した方が良いですよね。
医者に掛かっても、説明わからない・できないでは不安ですものね。
Posted by 太助 at 2011年12月12日 19:34

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