2011年12月12日

グロソブ継続できず償還される日は来るか?最大投資先が円で毎月分配は成立せず!

「船頭多くして会議は踊る」(←なんか違う!)の欧州会議は一定の成果ありと先週金曜日は評価されてNYダウも勢いよく上昇しましたが、週明けはムーディーズによる来年1Qの欧州加盟国格下げリスクが意識されて回避モード。

リスク選好に傾いても直ぐに打ち消されて、一向に上昇できない今年後半のパターンそのもの。
今年は年末ラリーも期待できないのかな〜?

では、最近取り上げているグロソブの情報を追ってみましょう。
グロソブをウォッチすれば、債券危機の世界の今が見える!?

グローバル・ソブリン・オープン(毎月決算型)の11月末時点の通貨構成比ベスト5は、
@円    22.5%、
Aユーロ  16.5%、
B豪ドル  14.3%、
C米ドル  13.7%、
Dカナダドル 9.7%。

10月末にトップだったユーロをとうとう我らの円が抜いてしまいました!

グロソブ改めダメソブ、もとい、ドメソブ(ドメスティック・ソブリン)だ!?

私もグロソブ=ユーロ債というイメージがあったのですが、強い円は国益信者の方には喜ばしいことなのでしょうか?

でも、この投信は毎月分配で有名でして、(ユーロでも充分おかしいのですが)円が主要通貨の投信で一体何を原資として毎月分配しちゃってるんでしょうか?
毎月分配されている人はその金がどこから来ているのかを理解しているのでしょうか?

更には、豪ドルも基軸通貨の米ドルを抜き去り第3位につけました。
毎月分配するなら、金利の高い豪ドルの比率を増やさざるを得ないでしょう。

決して円を評価している訳ではなく、ユーロを売って得たマネーを一旦円に逃避している特殊な状況がたまたま11月末に生じただけなのかも知れません。

しかしながら、中長期的にもユーロを減らした分何を増やすべきか手を打てない苦しい台所事情が見て取れます。

これで1万口あたり毎月35円の分配を続けちゃうのだから頭が下がります。(笑)

今の基準価額は5000円を割っていますが、年間420円の分配をするなら8.4%の利回りが必要なのですが、こんな高分配を継続できる金利はブラジルレアル以外には思いつかない・・。

なんかやってることが、高齢者の票を失うことを恐れて年金支給額を下げられず、財源もないのに2.5%多く払い続けている政府と変わらないよね!?

まあグロソブが高齢層のツボを押さえているからバカ売れしたのでしょうが、年金とは違って子供のポケットに勝手に手を突っ込んで年寄りにばらまく訳にはいかないのだけど、分配やめれば客が離れるのはわかっているから、とんでもない茶番の分配を騙し騙しやり続けるのでしょうね。

そういう意味では世界だけではなく日本の文化も色濃く反映して、グロソブの商品設計はやっぱりコテコテのドメソブですよ!?

グロソブが遠くない将来に、原資もなく分配し基準価額が0に近付き継続できず、購入時の何分の1に小さくなって顧客に償還される可能性に1ユーロをベットします!?

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posted by 韋駄天太助 at 23:56 | Comment(0) | TrackBack(0) | 全般共通 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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