2012年05月17日

少子高齢化の日本では「赤いチャンチャンコを着た永遠の子供達」が消費をリードする!?

日経新聞社が30〜60代1000人に聞いた趣味・嗜好品への消費に関する調査結果はなかなか興味深いです。

1年前に比べ趣味や嗜好品への支出を増やした割合 : 60代16% vs 50代10%
旅行・レジャーの支出を減らした割合 : 50代42%vs他全世代30%台
1年前と比べ外食の支出を増やした割合 : 50代1桁%vs他全世代10%超
将来への全般的な見通しについて「不安」と答えた割合 : 60代2割未満(笑)vs50代36%

アンケート結果を見る限りは、趣味・嗜好品への消費意欲が極めて弱い50代に対して、60代は30〜40代と変わらないか、それ以上に購買意欲が高いと言えます。

千人へのネット調査ではブレもあるので、記事ではヤフーのネット通販でも4月取扱額の前年同月比が50代18%増に対して60代26%増で上回っていること、特に「楽器・趣味」の分野では60代男性が3割近い伸びに対し50代男性は横這いでアンケート結果に近いことも載せています。

やっぱり団塊の世代は「赤いチャンチャンコを着た永遠の子供達」!(笑)

日経では年金問題などの将来不安が世代間の消費マインドを左右していると分析していますが、それだけでは30代〜40代よりも50代のマインドが突出して低いことは説明できない。

やっぱり、団塊の世代は特殊説が必要だ!?
でも、60代を少しフォローすると、定年を迎えて趣味や嗜好品に金と時間を使う余裕が出来たのであって、彼らも10年前の50代にはこの分野への消費を抑えていたのかも知れない。
(欧州を3週間かけて旅行するのは50代ではなかなか難しい訳で、60代の方が趣味・嗜好品への支出が増えるのは人生のサイクルとして自然?)

60代に将来見通しを聞いて「不安」が2割未満ってのは、質問も回答もイロイロな意味で受けますが(笑)、50代は3分の1が不安って回答したのも如何なものか、ニッポン!?
アンケート結果からは、50代は(下の世代と比べても)不安が強すぎる草食系キャラが立ってしまうのですが・・!?
逃げ切り世代の側かも知れない50代がそんなにビビリなら、30〜40代は年金不安にどんだけ怯えたらいいのでしょうかね!?

この記事が載ったのは一昨日の日経新聞ですが、別の記事では昨年度の国民年金納付率が過去最低を記録し、月額1万5千円の保険料負担が若者にとって重いことと制度への不信感が指摘されていて、この老若の対比が日本の現状をよく表していると思いました。

そりゃゲーセンも少子化で子供客が減れば、消費減退で金を落とさない30〜50代はスルーして、60代以上を取り込むのが正解であることは今回のアンケート結果でも裏付けられるし、団塊というボリュームゾーンを狙うのは効率もよい訳です。
でも企業はそこにしがみついても、このマーケットは20年後に膨らんでいない訳です!?

「赤いチャンチャンコを着た永遠の子供達」が本当の子供達に混じってゲーセンで遊んで、ヨットではないけど世界一周豪華客船に乗って加山雄三ばりに「ぼかぁ〜幸せだな〜死ぬまで君を離さないぞ」とこの世の春を謳歌しても、日本に明日も素晴らしい幸せが来るのか不安な夕闇が包むこの窓辺であることに変わりなく(!?)、若者はしらけて「もう離してくれよ」と益々保険料を納めなくなる社会はどこか間違っている!?(笑)

終戦後に生まれた団塊世代は物欲全開、もとい消費意欲が高いのは典型的なキャラだと思いますが、上の団塊と下のバブルに挟まれた50代は消費意欲が低いキャラなのかな〜?

金は天下の回りもの!墓場に持っていってもしゃーない!?
日本経済のためにも、団塊の世代に消費をリードしてもらいましょう!

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posted by 韋駄天太助 at 18:25 | Comment(0) | TrackBack(0) | 全般共通 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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