2012年05月26日

フェースブックIPOの悲劇!?猫も杓子ものお祭り騒ぎに付和雷同で参加するな!

米フェースブックIPOから一週間が経過しましたが、25日の終値は31.91ドルで18日の初値42.05ドルから24%も下落しました。
米国が世界が期待した超大物新人のIPOが(一週間後の途中経過に過ぎませんが)こんな期待外れの結果になることを誰が予想できたでしょうか?

事の経緯を詳しく把握している訳ではありませんが、IPO前とは別の意味でてんやわんやの大騒ぎです!?
●引受主幹事のモルガンスタンレーが一部投資家だけに業績見通し引き下げを伝えていた(怒った個人投資家は集団訴訟)
●上場初日のナスダックのシステム障害により、買い注文をキャンセルできなかった個人投資家による損害賠償請求。

不調に終わった要因は、投資家人気に乗じて公募価格を引き上げた上に売り出し株数も25%増やしたことが大きいようですが、他にもウォール街の不手際や胡散臭さ、ザッカーバーグCEOの投資家軽視の姿勢など様々な要因が指摘されています。

創業から10年に満たないのに、世界中の利用者数が10億人近く、上場すればトヨタに匹敵する時価総額で、話題性は満載です。
米国でフェースブックのIPOに当選した人は当たりが決まっている宝くじを買えたような気持ちだったでしょうし、日本でも初値が付いた後に将来性を期待してあのFB株を購入した人も多いでしょう。

私はFBの将来性に見識を持っていませんので何とも言えませんが、「アラブの春」を加速させたツールで利用者が世界に何億人もいる巨大SNSであってもビジネスモデルの収益性評価はシビアであるべきだと思います。
PER100倍の高成長が織り込まれた人気IPO株に安易に飛びつくのはリスクも大きいはず。

欧州問題で地合いが悪かった影響も少なくないとは思いますが、逆に市場はFBのIPOに最悪の地合いを変えてくれる救世主の役割を期待していた訳です。
公募価格38ドルで手に入れた人は始値で手放せば約10%の利益は得られたはずですが、世紀のIPOなのにそんな価格では売りたくないのが人情で、システム障害も手伝って様子見しているうちに一週間経ったら「宝くじ」が大きな含み損という人も米国には多いはず。

私は表現を変えて何度も似たようなことを言うのですが、誰もが儲かると聞きつけて猫も杓子も欲に目がくらんで殺到してイケイケドンドンお祭り騒ぎが始まったら、その集団には落雷率が高いから、外野で見物していた方が無難です!?
何故か、そんな時に限ってタイミングよく(?)システム障害が起こっちゃったりするのかも知れないし。

絶対儲かると言われた日本のNTT株上場も結果はどうだったのでしょうか?買っていた層は?

「自分は運が悪い」と全ての原因を自分の外側に押し付ける前に、悪い運を招かないよう安易に自分が他人大勢に流されて変なものに(?)近寄らないことを考えるべきではないかと、今回のFB上場でも思わされました。
(自分は出来ているという意味ではありません。)

フェースブックと異なり、投資家の投資行動に「連帯」は必要ないし寧ろ害悪だ!

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posted by 韋駄天太助 at 22:03 | Comment(0) | TrackBack(0) | 全般共通 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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