盛り上がって参りました・・orz。
以前から言っていますが、問われているのはギリシャの破綻という小さな(?)問題ではなく、地球上の「民主主義」というイデオロギーや仕組みそのものの瓦解なのかも知れません・・。
民主主義が死に場所を求めているなら、ギリシャの地はその墓を建てるのに相応しい場所ではあるが、相応し過ぎてこの物語はあまりに出来すぎているので違う展開を期待したい。
アテネで生まれた民主主義はその民度に従い、アテネの地で2012年6月17日に永眠す・・、じゃ困るのよ!?
ギリシャ国民がどのような選択をするのかは蓋を開けてみなければわかりませんが、私は世界が固唾を飲んで見守るギリシャ選挙結果を予想する意外な材料を見つけましたよ!
それはなんと、16日に行われるEURO2012のギリシャvsロシアのサッカー試合結果です!
半分冗談ですが、半分(いや十分の一程度)は本気です。
この試合にギリシャが勝利すれば、予選を突破して準々決勝に進出を決める重要な試合です。ギリシャ国民が盛り上がらない訳がない。
順当に行けば現段階で予選首位のロシアが勝つと思いますが、サッカーなんて1試合で強弱の通り結果が出るとは限らないスポーツです。
もしギリシャが勝てば、ギリシャ国民のナショナリズムが高揚します。(笑)
「おいおいギリシャがユーロの中でベスト8だよ。
もしかしたら、経済では絶対に勝てないけどサッカーならドイツにだって(まぐれで1回)勝てるかも知れないぜ。
俺たちギリシャ人だってやればできるよな。
緊縮財政やらなくても、経済成長を頑張れば借金も返せるんじゃないか、サッカーだってユーロのお荷物じゃなくてベスト8だぜ。
万が一、ユーロ離脱になっても、俺たちって結構やっていけるんじゃねえかな。
ギリシャのサッカーが選挙の前にそれを見せてくれたんだよ!ドイツなんか、政治もサッカーもやっつけてしまえ!よーし、反緊縮だー!」
と、こんなマインドがギリシャ国民に拡がりかねないと妄想してみました!?
冗談ではなく、選挙の前日にギリシャの旗を振りながら応援してナショナルチームが勝ったりすれば、投票にも影響はあると思うのですけどね・・。
ラテンの血ですから!
(選挙前日にグループ最終戦の試合日程が組まれていることも、まるで仕組まれているみたい!?)
ということで、(本当はどっちでもいいのだけど)サッカーではロシアに頑張ってもらいましょうかね。
サッカーぐらいはギリシャに良いことがあればいいねと応援したいけど、タイミングが悪すぎる!
サッカーの結果はどちらでも、ギリシャ国民の皆さんはクールダウンして頭切り替えて投票に行って下さいね。
部外者はもう見守るか、パルテノン神殿にご加護を祈る程度しか出来ませんね。
沈黙のパルテノン神殿から、「自ら助くる者を助く」と聞こえたような、空耳のような・・。
(あれ、沈黙の伊勢神宮からも・・、この話はまだ早いね!?)

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