2012年09月10日

ユーロMMFが繰上償還!ユーロだからMMFだから安心という固定観念がもたらした!?

ユーロ建てMMFが繰上償還や買付停止となる異常事態(?)が起こっているようです。
大手3証券の中で、野村證券だけは通常通り買い付けできますが、大和証券は10月31日に償還することを決め、SMBC日興も新規買付を停止し12月6日に償還すると発表しました。
ユーロの短期金融市場での金利低下により運用が困難になった為です。

大手証券ではなくネット証券で買っているから大丈夫ではなく、例えばマネックスでは外貨建MMFで日興だけを扱っているので、マネックスでユーロMMFを購入している全ての顧客が償還を食らう訳で、ちょっとビックリの事態です。

犬が人を噛んでもニュースにならないが、人が犬を噛んだら・・・。
南アランドMMFが繰上償還でもニュースにならないが、ユーロMMFが・・・。
ちょっと例えがイマイチ!?南アランドなんて最近ユーロより大人しいし!?


外貨建てMMFは為替差益が非課税というメリットもあり、FXや外貨預金と比べても運用が有利だと専門家やFPもプッシュすることが多かったですね。
彼らが間違ったことを言っていたのではなく至極真っ当な意見だと思いますが、投資の世界に「安心」なんてないってことを第一章で徹底指南する必要があるのでしょう。

償還時にユーロ建てでは元本が保証されていると言っても、為替差益が優遇非課税と言っても、2000年来の1ユーロ100円割れでは償還時に利益を出せるのは稀代の相場師だけでしょう!?
(稀代の相場師ならMMFで償還までホールドしないし!?)

ユーロMMF愛好家は堅実・無難・安心・安全を求める傾向が強そうですが、この損失の仕組みは彼らがちょっと蔑んで見ている(笑)南アランド・トルコリラの高金利通貨で最悪期にロスカットされるのと似たようなものです!?
ユーロでもMMFでも、買いたい時に買えない、相場の底(?)で売りたくない時に強制的に売らされるリスクに晒されるということです。(トルコリラにユーロの上から目線は間違い!?)

FXではなくMMFだから、南アランドではなくユーロだから安心と専門家の勧めを丸飲みして「固定観念」に安住していなかったでしょうか?
トルコリラではなく、ユーロや米ドルや我らが円だから安心と未だに決め付けていないでしょうか?

確かに寄りかかってしがみついてりゃよかった「安心」「安全」が次から次へと消滅していく大変な時代です。
でも、消滅させているのは「固定観念」に安住し、自分の非は一切疑うことなしに被害者と称したがる人の安易なメンタリティーではないかとも思うのです。

激動の時代には、過去(の定石)にしがみつくことは自ら進んで失敗を選択しているようなもので、未来を手放すことなのかも知れない・・。
激動のユーロとユーロMMFの運命や如何に!?

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posted by 韋駄天太助 at 12:20 | Comment(0) | TrackBack(0) | 全般共通 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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