失業率が8%を下回ったのは2009年1月以来であり、3年8カ月ぶりの快挙です。
これを見て、ストーリーがあまりに出来すぎていないかと一切疑わずに額面どおりに受け取る方がおかしい!?
09年1月といえば、リーマンショック直後にオバマが大統領に就任した時期です。
その後に、09年後半には一時10%を超えた失業率は牛歩の歩みで改善はしたが先月まで8%台で足踏みしていたのに、オバマが再選を目指す大統領選の前月に0.3%も一気に改善して、オバマ就任後に始めて失業率7%台に低下したと・・。
GE元会長のジャック・ウェルチ氏が「雇用統計は信じらない数字・・・。討論会に勝てないと今度は数字を変えてくる」と発言したようですが、そう疑って素直に言葉に表わしてしまう気持ちはわかります。
でも、作為はなくたまたまベストタイミングで劇的に7%台に低下しただけでも、この時期では疑われて選挙対策と濡れ衣を着せられてしまう訳で、決めつけられた疑惑も正しいかどうかは一般人にはわからない訳で・・。
オバマにとっての神風(?)が1カ月後の選挙結果を左右するのでしょうか?
さて、連休明けとなった今日の日本株は先週末の雇用統計好結果も織り込んでいないはずですが、なんと1.06%も下げて8,800円を割り込んで引けました。
アジア各国もマチマチでしたが、上海は2%近く上げているし、概ね横這いといったところ。
NYダウも金−月でほぼ横ばいだし、日経平均だけがやたらと下げている!
若干円高に振れていることも下落の一因でしょうが、挙げられている理由が、
●アジア開発銀行総裁がデフレに陥っているのは日本だけと指摘(今に始まった話ちゃうやん!)
●中国経済の減速懸念(上海・香港は上げてるやん!)
●尖閣諸島の緊張感(上海・香港は上げてるやん!)
●世界経済の減速懸念(世界は横ばいやん!)
●米雇用統計を精査すると力強くなかった(米国も横ばいやん!)
と、どれも後付けのようでシックリこない。
iPS関連でベンチャー企業にはストップ高が相次いだようですが、日経平均採用銘柄の大企業様にはあまり恩恵がないようだ。
なんで下げているのかようわからんが、山中教授に日経平均のiPS細胞も開発してもらって、若返らせて3万9千円に再生できないものだろうか!?
それができたら、日本人初のノーベル経済学賞か!?(笑)

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