2012年10月15日

EUにノーベル平和賞!沿道の親戚がレース中のランナーにメダルを掛ける茶番!?

ノルウェーのノーベル賞委員会は平和賞を欧州連合(EU)に授与しました。
ノーベル平和賞が本当にそれで委員会!?

受賞理由は「欧州の平和と調和、民主主義と人権の向上に60年以上にわたって貢献した」ことです。
そのうち、平和賞はワールド(World)とかアース(Earth)に授与されるかも知れませんね!?(まあ、それが究極の理想ですが・。)

でも、軍隊を放棄して平和憲法を貫き戦後60年以上一切戦争をしていない東洋の平和国家に平和賞が授与される雰囲気は全くないように思うのは私だけだろうか?(その理由は書かないけど・・。)

でも、そんな素晴らしいEUという組織に、ノルウェーは民主主義の決定(国民の意思)により未だに加盟していません!?

過去におけるEUの平和への努力や受賞にケチをつけるつもりはないけど、欧州の中でEU非加盟のノルウェーから政治経済的にも極めて重要で利害関係も大きいEUに対して「俺達は中に入るのは嫌だけど、EUは俺達にとっても重要だから、いろいろ大変なこともあるけど、あなた達は一枚岩で頑張れよ」とエールが送られただけの身内による茶番劇に見えなくもない!?

確かに現在EUの中で国同士で武力行使を含む紛争が起こることは考えにくいが、過激な民衆デモ・経済危機・財政危機・国家間の不調和があり、決して「平和」という状況には似つかわしくない。

ドグマ(教条主義)とは距離を置く私としては、受賞理由の「平和・調和・民主主義・人権向上」がEUに現在の危機をもたらしたことも紛れもない事実であると指摘したい。
過激な民衆デモも財政危機も、「民主主義」の向上と腐敗の分別が、人権向上とワガママ主張権利の区別がつかないから生じている訳で、このタイミングでの平和賞授与は良くも悪くも無邪気すぎるように思う。

振り子が右に振れ過ぎた反動で左に振れることは止めようがない自然の原理なのに、無邪気にもっと右に振れと間違った励ましをしているようで、ある意味欧州全体が「民主主義」教の妄信で思考が停止してしまっていることを物語っているのかも知れない・・。

さて、この平和賞受賞がEUを経済統合・財政統合・政治統合の方向へと加速させるのでしょうか?
ヨーロッパ合衆国になれば、ギリシャ危機は日本の夕張危機、スペイン危機はアメリカのカリフォルニア州危機(?)程度で処理し易くなるでしょう。

オバマ大統領もそうでしたが、ゴールに向かう苦難の途中に平和賞が贈られてしまったのかも知れませんが、人類の英知を集めた壮大な実験であるEUという枠組みが、雨降って地固まり統合がより進んで平和と繁栄が実現するのか、危機が拡大して維持不可能になって分裂しまうのかの分岐点にあり、ワールドやアースの未来はこの壮大な実験結果に大きく左右されることは間違いないと思います。

そういう意味では、今回のノーベル平和賞はEUが「平和」のゴールに到着した後に首に掛けられたメダルではなく、沿道にいた身内が「俺は参加してないし、まだ先は長いがお前達ならやれる!頑張れ!」とエールを送ったに過ぎないのだ!?

でも、給水箇所では水を補給してあげるべきで、ノルウェーより愛を込めて「ノーベル平和賞」を首に掛けてやってゴールまで走れと言うのは、ノルウェーそりゃEUに重荷を背負わせ過ぎだ!?

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posted by 韋駄天太助 at 10:49 | Comment(0) | TrackBack(1) | 全般共通 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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