2013年06月10日

アベノミクス成長戦略のカジノ解禁って投資家が近寄らない証券市場のこと!?

甘利機長!

2週間以上経ちましたが、乱気流を抜ける「まもなく」とは更にあと何週間待てば良いのでしょうか?
乱気流のヘボ操縦で真酔える(オエー!)、もとい迷える子羊達にご教示下され〜!

「まもなく」って永田町の「可及的速やかに」と同程度の長期スパンだったのね!?
本日の日経平均は636円の上昇で結構なことですが、上方向でもまだ大乱気流の中にいることは間違いありません。

先週金曜日に12500円台の安値を付けて、週明けは13500円台で引けたので、ようやく落ちる機体、もといナイフが地面にコツンと当たった音が微かに聞こえるような(そうでないような)感じもしますが、機長様に聞いても答えはわかりません。

先週水曜日に日経が518円下げた時は、安倍総理が発表した成長戦略第3段の具体策乏しく失望売りが主要因と言われました。
1万6千円近い高値ならわかりますが、1万3千円台まで調整した上で更に叩き売るほど、永田町の成長戦略に投資家(&投機家)の期待は高かったのでしょうか?
(日本の政治における経済政策と期待外しはセットでは!?)

第3弾発表時にカジノ特区構想が盛り込まれると期待で買われていた関連銘柄は安倍総理の言及がなかったので暴落したことも指数の大幅安を招いた一因のようです・・。
カジノ解禁と特区の是非は別にして、日本には既に立派なカジノ特区があるじゃない!?

カジノ特区構想期待でカジノを楽しんだ人達は誰で、楽しませた場所はどこよ?
兜町が勝手にカジノ特区になってるやん!
日本の証券市場が大乱気流で射幸心煽りすぎの大博打カジノ場になってるやん!

株価乱高下のジェットコースターもこれだけ激しければ、別段カジノ特区造る必要もないでしょ!?
もちろん本気で言っている訳ではなく、世界3位の経済大国でバブル崩壊も経験している(からこそ?)日本のこんな節操がなく落ち着きのない証券市場を恥ずかしく思います。

証券市場がカジノ特区では、長期目線の投資家が近寄らなくなってしまいます。
様々な理由があるのでしょうが、米ダウ・英FTSE・独DAXの指数が(リーマンショックでもないのに)何週間もこんな乱高下を続ける事態が考えられるでしょうか?
ていうか、日本よりボラの高い新興国の市場があれば教えて欲しい!

乱高下を抜けた後でもいいから、兜町や証取の関係者はしっかり検証が必要でしょう。
投資家が必要としているのはカジノ特区ではなく、(理想でしかないが)健全にタイムリーにファンダメンタルズを価格に反映する証券市場だ!
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posted by 韋駄天太助 at 21:41 | Comment(0) | TrackBack(0) | 全般共通 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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