2013年06月15日

フロンティアETFを含むiシェアーズのワールドクラス3銘柄が東証に上場!

ブラックロック・ファンド・アドバイザーズが7月17日に下記3銘柄のETFをJDR形式で東証に上場させます!

コード:銘柄名 [管理報酬]
1581:iシェアーズ 先進国株ETF (MSCIコクサイ)       [0.25%]
1582:iシェアーズ エマージング株ETF (MSCI エマージングIMI) [0.18%]
1583:iシェアーズ フロンティア株ETF (MSCI フロンティア100) [0.79%]

米国ETFでは有名な“iシェアーズ”シリーズの日本重複上場であり、この上場自体は画期的なニュースだと思います。
しかしながら、MSCIコクサイ連動の先進国ETFは既に国産ETFが2銘柄上場し、三菱UFJのMAXISは信託報酬0.25%(+消費税)で同程度のコストである。
(というより、国産ETFが本家の米国ETFを真似て同コストにしたのだが、消費税分だけ若干高いことになる。)

従い、ブランド大好き日本人には堪らないかも知れないが、それ程のインパクトはない。
今回のニュースで私の目を引いたのは2点。

●新興国ETFの年間報酬がたったの0.18%!
コスト競争も激しい米国ETFをそのまま日本に持ち込んでくれたので、なんと新興国ETFのコストが驚愕の0.18%です!
何故か同シリーズの先進国を下回る低コストであり、日興AMの国産・新興国ETFのコストも当然下回ります。

当たり前ですが、10年ホールドしても管理報酬で抜かれるのはたったの1.8%に過ぎない訳で、長期保有には有利になります。
このコストで20カ国以上の新興国に分散投資してくれるのだから素晴らしい!
因みにiシェアーズ日経225ETFの年間報酬が0.17%ですから、コスト構造的にはおかしいように思いますが、日経平均を買うのと同程度のコストで新興国に分散投資できるということです!

●フロンティアETFを早くも日本で手軽に買えるとは驚き!
フロンティア、つまり辺境の地、新興国の中の新興国、つまり誤解を恐れずに言えば世界の3軍ETF(!?)を1軍(先進国)・2軍(新興国)とセットで早くも日本に投入するとは驚きです!
このETFが米国に上場されたのは昨年であり、まだ1年経っていません。

米国は多種多様なETFが上場されて羨ましいなと指を咥えていた本邦投資家は多いと思いますが、米国に1年も遅れずに日本でフロンティアETFが買えるなんてマジで投資の最先端を行く奔放投資家になれますよ!?
管理報酬0.79%を新興国と比べると高く感じますが。フロンティアですからこの程度は高いとは言えません。

しかしながら、フロンティアETFを世界中により分散して投資する安易な手段として捉えるべきではなく、中身を理解して納得してから買うべき偏ったキワモノETFだと思います。

フロンティアですから、流動性や規制等様々な問題があることは容易に想像できるし、ETF組成上も広く分散したというより、何とか投資対象にできる100銘柄を集めて積み上げましたという感じを受けます。
国別構成比はクウェート・カタール・UAEの中東3カ国で50%を越え、業種別では時価総額が大きく資金が集まっても吸収できそうな金融業が50%を越えています。

投資信託で言えば、ありがちな中東アフリカ株ファンドとどれ程の違いがあるかと言えば、フロンティアETFはパキスタンやアルゼンチンも少し組み入れてまっせ!程度の違いかも知れない・・。
コストの安い中東アフリカETFと言えば、全然違うとはいえない!?

フロンティア国家群に投資するなら、ある程度偏ってしまうのは仕方がないし、納得した上でアロケーションの割合なり買い方や金額を決めるべきでしょう。

個人的にはフロンティア投入よりも新興国コスト0.18%の方がインパクトがありましたが、運用側には指数との乖離が少ない連動性に頑張ってもらって、投資家は日本の証取に黒船がやって来てくれたのだから良い商品なら積極的に売買することが、更に豊富で低コストな米国ETFが日本に重複上場されることに繋がり、国産ETFの低廉化と外向きの競争に繋がれば良いと思います。
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posted by 韋駄天太助 at 20:58 | Comment(0) | TrackBack(0) | 株式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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