2013年06月23日

ブラジルはデモとサッカーに夢中もいいけど、経済と株価のカナリア軍団にも期待!?

ブラジルでサッカーのコンフェデレーションズ杯が行われていますが、アジア王者の日本もブラジルには為す術なく完敗でした。
日本はイタリアには善戦しましたがメキシコにも破れ、3戦全敗の予選敗退となりましたが悲観する内容でもないとは思います。

大陸王者が集まってW杯よりもハイレベルなんだし、イタリアとメキシコには力の差を感じさせなかったが、ブラジルはちょっと別格でしたね。
世界最強スペインを倒せるとしたらブラジルだけで、決勝がこのカードになると見応えありますね。

コンフェデも盛り上がっていますが、ブラジルではコンフェデやW杯その他諸々に反対するデモもで盛り上がり、参加者は100都市で100万人を越えたとの報道もあります。
ブラジルの景気も低迷気味で格差も拡大して、サッカー遊びに多額の税金を使う一方でバスや地下鉄の運賃値上げで庶民イジメする政府に不満が溜まるのもわかります。

サッカーの欧州選手権(EURO2012)が行われた時もギリシャが奮闘して、決勝はスペインvsイタリアのラテン財政危機国家同士の対決でしたが、どうもサッカーの大きな大会が盛り上がって勝ち上がる国の経済状況や国内情勢はズタボロという不思議な因果関係がある!?

サッカー好きのブラジル人が金の掛かる球蹴り遊び大会なんてやめちまえと怒り狂っているのだから、庶民の不満はマグマのように溜まっているのでしょう。
しかしながら、欧州ラテン国とは状況が異なりブラジルの財政は健全です。

社会保障が膨らむ一方なのにバラマキも拡大し無計画に放漫財政のアクセルを踏み続けているどこかのデモなき先進国よりも遥かにマトモな国家運営だと思うし、立派な競技場を造る金があるなら地下鉄の運賃据え置きに廻せとデモで主張する国民も、増税は許さないがもっと自分に撒けと政府とグルで後世にツケを廻している国民よりも決して後進的とは思わない!?

ブラジルの株価も通貨もリーマンショック後最悪となる4年ぶりの安値に沈んでいます。
(日本の証券会社もブラジル政府が通貨高で嫌がっている時ではなく、こういう通貨安で困っている時にブラジルレアル投信を煽って何兆円を集めればいいのに・・。今ならブラジルも投資家も助けられる[かも知れない]のに・・。)

スペイン無敵艦隊の華麗なパスサッカーもいいけど、ブラジルの3拍子揃った強い・速い・上手いカナリア軍団も世界を魅了するサッカーだ。
ブラジル経済もサッカーに負けず強い・速い・上手いカナリア軍団を目指して試練を乗り越えて欲しい。

借金漬けの先進国とは違うし、再度経済を高成長へ乗せることも先進国ほど困難ではないし、将来はネイマールをスペインリーグに売るのではなく、ブラジルがスペインやイタリアの選手を引き抜く世界一のリーグになるかも知れない・・。

その為には強い国内経済は必要条件だし、個人的には急がないけど取り敢えず株価を右肩上がりに持っていって欲しいから、経済もサッカーも平和的なデモも頑張れ、ブラジル!

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posted by 韋駄天太助 at 22:16 | Comment(0) | TrackBack(0) | 全般共通 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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