2013年07月21日

iシェアーズ3ETF(先進国・新興国・フロンティア)国内上場後の滑り出しは順調!?

iシェアーズの世界3セグメントの先進国(コクサイ)・新興国・フロンティア国ETFが7月17日に東証に上場されました。
まだ取引開始されて3営業日しか経過していませんが、取引状況はどうなっているのでしょうか?

【乖離率(%)】    17日 18日 19日
1581:先進国株   +0.67 +0.27 -0.46
1582:エマージング +0.34 +0.90 +0.34
1582:フロンティア +0.87 +1.86 +1.24

この数字だけを見る限り、上場直後でこの乖離率は極めて優秀と言えるのではないでしょうか?
特に先進国はブレが1%以下に収まっていて、3日目はマイナス乖離でありプラスにだけ乖離している訳でもない。
この辺はさすがETF本場米国のiシェアーズ銘柄の重複上場と言えるのかも知れません。

やはり乖離は先進国<新興国<フロンティアという結果になっていますが、フロンティアの乖離も日本国内ETFを基準にすれば極めて優秀な部類に入ると思えます。(それ程国産ETFがアレなんですけどね!?)
ただ気を付けたいのは、18日にエマ株ETFをたかが+0.9%の乖離で買った場合でも、0.18%の信託報酬の5年分に相当するコストを購入時に支払っているのと同じであり、0.01%の信託報酬は目を皿にして厳選する人が売買時の乖離率に無頓着なのは算数的には極めて不思議な大間違いの行動である!?

【売買代金[19日]】
1581:先進国株   52百万円 (vs 1680:日興 33百万円)
1582:エマージング 22百万円 (vs 1681:日興 22百万円)
1582:フロンティア 35百万円

上場初日の売買代金は膨らむので3日目で比較しましたが、日興の同種ETFを先進国では上回り新興国は同水準ですね。
上場直後だから売買する人と逆に手を出さず様子見する人がいるので、今後日興の国産ETFとiシェアーズのどちらがより選好されるのでしょうか?
売買代金でフロンティアがエマージングを上回っていますが、エマは日興と競合する上にフロンティアは日本初であり上場直後なので、今は自然な傾向でしょう。

Iシェアーズの3ETFは静かで順調な滑り出しと言えるのかも知れませんが、私も上場直後のETFはなんであれ手を出さずに様子見しているチキンの1人です。
3カ月は様子を見たいと思っていますが、iシェアーズは滑り出しの乖離率も小さいし、今程度の乖離率を継続的に保ってくれれば数週間の様子見で購入するかも知れません。
やっぱりフロンティアETFを少しだけホールドしたいな!
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posted by 韋駄天太助 at 20:36 | Comment(0) | TrackBack(0) | 株式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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