2013年08月27日

昭和から平成の歌姫に紡がれる才能と母娘のアンビバレントな葛藤と消せないブラッド・・。

(投資には関係ない話。)

芸能ニュースに関してノゾキ趣味はないのですが、先日元歌手の藤圭子さんが亡くなられました。
彼女に関して知っていたことと言えば、宇多田ヒカルの母ということと、「圭子の夢は夜ひらく」というヒット曲と、同じ相手と離婚・復縁を何度も繰り返していたことと、カジノ資金何千万円を持ち歩きアメリカの空港で没収されたことくらい。

ぶっ飛んでいる人だなあ程度の印象だったのですが、芸能ニュースで知る限り本当に波乱万丈の人生で色々と考えさせられました。
18歳であの歌を情感たっぷりに歌い多くの人の心を震わせたのだから、色々と突き抜けている部分があって当然でしょう。
(どこまでが固有の性格で、どこからが病気なのかは、本人にも周りにも病院の先生にも正確にはわからないでしょう・・。)

でも、正直言ってあの曲は一回聴けば充分で、何度も聞くと私はウンザリしてしまう・・。
歌い手は素晴らしいけど、演歌特有(日本特有?)のマイナス感情にどっぷり浸かったジメジメっぷりに窒息しそうな空気を感じてしまう。

当人の実体験が歌詞に近いものであったとしても、毎日あの歌を歌わされたら気が滅入って、歌手も辞めて自由の国アメリカにでも行きたくなる気持ちもよくわかります。

そして、愛娘は自由の国の空気を浴びて育ち、自分が背負わされた「陰」とは正反対に「陽」の楽曲で日本を代表するシンガーソングライターとなり、自分の夢を代わりに叶えてくれた。
歌で親の生計を助けるために学業を諦めるしかなかった自分の代わりに、愛娘は米国の名門大学に入学した。
貧乏で苦労した自分に愛娘は歌で大きな富をもたらしてくれた。

その富でカジノに大金を費やし5年の世界旅行で5億円は使ったと豪語した彼女の心中に去来したモノは達成感だろうか?虚無感だろうか?それとも・・。

母娘の間には互いに他人には推し量れないし裁けないアンビバレント(愛憎共存)な思いが強くあったのかも知れない・・。

でも、昭和の歌姫から平成の歌姫に「天賦の才」は誰の目にも確実にブラッド(Blood)を通じて受け継がれている・・。
他人が一言だけ勝手を言わせて貰えるなら、それだけで与えるモノは充分だし、受け取る者は充分恵まれていると思う。

彼女の人生を垣間見ると、人それぞれ人生のテーマは異なるし、一部だけを見ると隣の芝は青く誰も手にしない富も得ているけど、それと同じくらい影には壮絶なモノを抱えているということを、凡人は妬み・やっかみ・僻む前に思い知るべきなのかも知れない・・。

宇多田ヒカルの切なく悲しい声も、オカンに負けず劣らず良いと思うけど、受け継がれた才能と経験と・・。

故人のご冥福をお祈りすると共に、天才と自慢したくなる娘の傷が癒えて(というのは無理かも知れないけど)乗り越えて、音楽活動に復帰し様々な感情を糧にしてまた素晴らしい楽曲を届けてくれることを祈念して止みません。
posted by 韋駄天太助 at 23:53 | Comment(0) | TrackBack(0) | 全般共通 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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