2013年09月10日

2020東京五輪に向けて"裏あり"の土建大国ではなく"おもてなし"の文化大国を目指せ!

東京五輪が決まりましたね。
私は以前もブログで公言した通り、東京開催に決してポジティブではありませんでしたが、熱心に招致活動された方は報われて良かったと思います。

ポジティブでない理由は沢山あるのですが、過剰に一極集中した首都「東京」という存在が日本の停滞を招いていると思うことと、地方分権して「画一性」から「多様性」に無理矢理でも振り子を振らないとこの国は再生しないと思うから。
五輪で東京が復活し日本が復活するなんて短絡的過ぎるし、50年前の途上国が貧困に描いた「坂の上の雲」発想と何も変わっていない!?

さて、東京五輪が決まった以上はビッグイベントを日本経済復活のために利用しなければなりません。
どうしても貧困な発想で五輪=インフラ整備=土建大国で経済成長という、いつか来た成功体験の道をそのまま貧困に描きたくなりますが、東京のインフラは既に充分整っており過剰な整備は必要ない。

自民党は地方(票獲得作戦ミエミエ)のコンパクトシティー構想を打ち出しており、東北被災地復興に加えて東京も五輪でガンガン公共工事を行うのでは日本中を掘り返す土建大国の復権である。
忘れてはいけないのは、コンパクトシティも地方の更なる過疎化を見据えたものであり、日本は既に人口減少社会に突入して今後益々加速していくこと。

東京五輪のために立派なスタジアム建設?(老朽化首都高の修繕は必要だろうけど)リニアの部分開通を間に合わせる?都内の地下鉄延伸は早める? 等検討するのは結構だが、お祭りの後に人口減少社会の負の遺産とならないことも充分に考慮する必要がある。
五輪招致で日本がアピールしたのは「おもてなし」の精神であり、その反対で「裏あり」の癒着談合土建大国の復権ではない!?

50年に一度のお祭りだからと「ええじゃないか音頭」を皆で無責任に踊って、後先を考えずに公共工事をやりまくり、宴の後に残されたのは使えない箱物と借金の山という「いつか間違えて来た道」にならないように注意が必要。(国民性は10年単位では簡単に変わらない・・。)

日本は2020東京五輪に向けて(スポーツのみならず)文化大国を目指して世界にアピールして輸出する、あるいは観光客を惹きつけるべき。
そのためには、日本が今回の招致活動で見せたプレゼンテーション下手と世界への情報発信力不足という苦手の克服に鍵があると思います。

今回の日本のプレゼンは海外でも評価が高かったように、日本人の控えめさとセールスポイントは自信を持って身振りを交えてしっかり主張するというバランスが良かったと思います。
体質もDNAも文化も異なる日本人がスペインと同じラテンのノリでプレゼンやれと言われても無理なのだから、少々控えめであった方がアピールになると思います。
ロビー活動なんて、向島の料亭にでも行って密室ヒソヒソと「越後屋、お主も悪よのう」とか言いながらやるもんだと日本人は思っている訳だ!?

しかしながら、「沈黙は金」「以心伝心」「言わぬが花」と思っているなら、お前らプレゼンに出てくるなって言われちゃう訳で、苦手をある程度克服して世界にアピールできた今回のプレゼンに日本のポジティブな変化という希望を見たい。
「欧米人にはわびさびがわからねえ!」と言いつつ沈黙して殻に閉じこもり、自分達は「さび」の説明を(日本語でも)出来ないのが典型的な日本人です!?

五輪招致でアピールした日本の美味しい食文化も情報発信力のなさで海外にまだまだ知られていません。
寿司やラーメンを海外で拡めているのも売りたい日本人よりも気に入った外国人であり、個人で自国語の情報発信ができるネットの恩恵が大きいと思います。
食に限らずアピール下手を克服すれば、世界に受け入れられる日本の文化はより増えていくでしょうし、それを五輪に来た外人さんが帰ってから拡めてくれるはずなんて他力本願ではなく、2020年までに日本がアピールして五輪で来日したら是非その文化を直接楽しんでとアピールしなければならない。

その為にも、サブカルチャー寄り過ぎの日本はもう少しイロイロと大人になるべきかも知れない。(使い分けができればいいのだけど、ゆるキャラやAKBにどっぷりじゃね・・。)
東京の山手線で数分刻みに時刻表通りにやって来る電車を見て、欧米先進国から来た連中も感嘆の声を挙げるのだから、現状で充分!更に金掛けた過剰インフラで外国人を「おもてなし」する必要なんてない!

それより2020年五輪を契機に、世界から評価される裏のない「おもてなし」文化大国を目指そう、ニッポン!
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posted by 韋駄天太助 at 11:58 | Comment(0) | TrackBack(0) | 全般共通 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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