2013年09月16日

視聴率30%の「半沢直樹」って本当に面白い?日本社会の病巣の倍返しだ!?

言いたい放題の巻!

TBSドラマの「半沢直樹」が大変な人気で終盤は視聴率30%を越えているようです。
理由は様々あるのでしょうが、私には30%越えの答えは簡単です!?
それは、初回から20%の視聴率+日本の付和雷同・村八分恐怖症の国民性で説明がつきます。
10%分は強迫観念や話題に乗り遅れたくない等の消極的理由で皆が見ているから私も見るのでしょう!?

だって、このドラマに国民の3分の1が熱心に見るような魅力がそんなにありますかね?
そういう私は全部見た訳ではないが、そこそこ面白いとは思いますが、まあバブルなしなら視聴率18%が妥当では!?
(って、普段ドラマはほとんど見ないので他との比較はできないのだけど・・。)

私がドラマ評論家風に要因を後付け解説すればこうなる。
主人公はバブル世代の入行。
メガバンクが合併を繰り返す前の、三菱・住友・三井・三和・富士等の都市銀行はバブルを謳歌し大学生の志望(現実は死亡?)ランキングを独占し、都銀内定者はハワイ旅行で拘束・接待されるという浮かれた時代だ。

でも、有名大学と有名銀行の門をくぐり二十歳そこそこで人生の勝ち組と勘違いした自称エリート達も世の中はそんなに甘くないことをまざまざと体験することになる。
戦後日本の絶頂期に入行したが、その後バブル崩壊・不良債権・合併の連鎖を経て、メッキが剥がれて組織が精神的にも腐敗していく「失われた25年」は銀行に限ったことではなく、輝きを放った戦後日本というシステムが機能不全に陥っているのにしがみついて変われない日本全体と同期する。

隠蔽力に長けたあくどい者が組織の上に行く傾向は、銀行のみならず不祥事で騒がれる大企業にも見受けられ、これは日本人全体の精神的堕落である。
私に言わせれば、バブル世代は昭和世代最後の末裔であり、日がまた昇った偉大なる戦後日本をまざまざと見せ付けられ、誇りに思い、尊敬もし、恩恵も受けた。
それ故にその反面、インチキ儒教(年功バカ序列)に染まり上意下達で、ダメ上司に物申す、おかしいことをおかしいと言うメンタルは欠如している。
(そして、腐った組織の中で自分もなりたくない者にどんどん似ていく年功バカ序列の拡大再生産・・。いつの間にかー、わかんなくなったー、僕は誰ー?by キマグレン)

その対極として描かれているのが主人公の半沢直樹であり、こんな奴いる訳ねえからドラマとして受けるのだ。
銀行のみならず、日本の大中小企業に共通したリアリティのあるドロドロした腐敗組織(&人)と、ロクデナシ上司を次々とやりこめていくリアリティのないサラリーマンヒーローという組み合わせが絶妙だった。
現代日本人にとっての坂本竜馬、現代サラリーマン(特にバブル世代)にとっての半沢直樹、どちらも対極過ぎるからファンが多いのだろう。

また、多くの聖人君子ならぬバブル上の管理職にとってはドラマの悪徳キャラ上役達に自分の中にもある嫌な(ダメな)部分を戒めながら見ている人も多いのだろう。
ただ、明日月曜から出社するサラリーマンの多くが日曜の夜に半沢を見て溜飲を下げているとすれば、ちょっと不健全な気がしないでもない。
(半沢の1/100程度は自分で実践してみたらどうか?ダメ組織で1/10もやっちゃうと自分の身が危険かもね!?)

そうだ、視聴率が30%を越えてしまうのは、日本人が半沢直樹の対極にあり、日本社会が東京中央銀行のカルチャーと相似しているという、現代日本の病巣を浮き彫りにしている。
半沢直樹がすごいドラマというより、現代日本社会が逆のベクトルですごい現実だから視聴率が高まり、日曜の夜にわざわざリアリティのある腐った会社組織のドラマを見て、リアリティのないサラリーマンならぬスーパーマン半沢に自己を投影し夢のひと時だけ現実逃避したいのだ!
つまり、視聴率30%は現代日本社会の不健全さを示すバロメーターであーる!
日本社会の病巣による視聴率倍返しだ!?

と書いてはみましたが付和雷同せず、銀行本店の都心オフィスの中にも存在する限界集落の村八分を恐れずに、出向させられた銀行さんが出向先で勇気を出して上司扱いしてくれない部下にぶち切れるのとかベタ過ぎるやろとか、ドラマが面白くないとかツマラナイって思っている人はそう言おう!

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posted by 韋駄天太助 at 11:42 | Comment(4) | TrackBack(0) | 全般共通 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
半沢人気に便乗した炎上型アクセス稼ぎ、お疲れさまでーす。
Posted by 記事読みました! at 2013年09月17日 07:29
炎上してへんがな。(笑)
Posted by 太助 at 2013年09月17日 11:22
いるんだよね〜筆者みたいの!
俺は普通と違うよ。俺の見方はちょいと違うからねって
斜めに見る事がカッコいいと思っている奴。
いや〜それにハマっていて見事と言うしかない(笑)

半沢面白いでしょう!昔流行った「どてらい奴」ってドラマ思い出すな。

普段ドラマを見ない奴が、なんで語るの?
その程度のドラマと言っているに…。
高視聴率がそんなに気になるの?(笑)

原作の面白さがTVでも活かされているけど
やはりTVの演出の盛り上げ方はうまいよ。
それと主演の堺雅人の表現力と
ウケるなりの理由がちゃんとある。

むしろこれが流行ってくれないと
日本のTVはどうしようもなくなっていくじゃん!

もっとちゃんと見てほしいな…全く。
面白い物を面白いと普通に言える勇気を持って欲しいよ。
付和雷同なんて言わないから大丈夫なんだよ、勇気を出してね、筆者さん。


Posted by エイジ at 2013年09月17日 17:40
エイジさん、
持ち出している70年代のドラマから推測するに、それなりのご年配の方かと思いますが、読解力の問題ですかね。
あなた風に軽ーく返答すると、
いるんだよねーあなたみたいに自分が面白いから他人も面白いと感じる筈だと押し付けるタイプが特に高齢層に多く。
それも含めて、「限界集落の村八分」と表現したのだけど、真っ直ぐな方にはちょっと難しかったかな?
BLOGOSにも同一コメントがあったので、そっちから来たのでしょうが、堺の演技と演出で半沢チョー面白れーと、本日の日記帳を書いて誰が読むの?(あなたみたいな内容で)
因みに、私は「そこそこ面白い」と書いているし、半沢をネタに社会・経済・世代論・倍返しオチと取り混ぜていることを、反論は歓迎だけど「斜め」としか捉えられないなら、今後貴殿に私のブログは読まないことを強くお勧めします。
Posted by 太助 at 2013年09月17日 19:41

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