TBSはみのもんた氏が「みのもんたの朝ズバッ!」を降板することを25日に発表し、翌日みの氏が記者会見を行いました。
直接的な理由はみの次男が窃盗の犯罪を犯したことですが、次男が容疑を認めた段階で降板は当たり前であって、何故決定発表までに20日以上も掛かるのか?
本人の執着心に関わらず、TBSは毅然とズバッとみのを降ろすというテレビ局として正しい姿勢を見せるべきだったのだ、2週間以上前に!
成人した息子の軽犯罪で何故親が責任を・・とみの降板に批判的な声があることも承知していますが、それらの意見はポイントがずれていますよ。
みのが言うには報道番組らしいが、高潔で正義の司会者が社会悪に切り込むというスタイルのワイドショー番組の司会者を続ける資格がないと言っているだけで、多くの人は親が世間に頭を下げて謝罪せよとか、引責引退しろとは言っていない。
何故なら、多くの人はみののように他人に高潔を求められる程、自分を立派な人物とは誤解していないからだ!?
みの次男の犯罪背景をワイドショーの司会者やコメンテーター並のいい加減な分析を私がするとこうなる。
父親は大富豪であり、本人は高校から慶応でコネ入社も強く疑われるが世間的にはトップレベルの給与水準であるテレビ局勤務であり、窃盗を行う動機には首を傾げる。
ただ、会社近くで酔って寝ていたサラリーマンからバッグを盗み、近くのコンビニで降ろそうとした浅はかな行為からは、その学校暦や会社の社会的信用とはかけ離れた極端な地頭の悪さが透けて見える。
(何故コンビニATMで防犯カメラに映ることがわからない?
暗証番号はバッグの免許証から生年月日を把握できても、今時それを番号にしている確率は何%か?ホントに慶応卒でテレビ局勤務?)
ギャンブル等や家のローンで多額の借金があるか、テレビ局の高給以上の派手な生活をしてリボ払いが膨らんでいる、ベロベロに酔っていたか、何らかのオクスリの影響等が何もないとすれば、この愚行の背景は以下のように考察される。
親父は大物テレビタレントであり自分は有名テレビ局社員であり、軽犯罪でも周囲に大きな影響を及ぼすことは理解していただろう。
おそらく潜在意識では父親や会社に対する不満が大きく、みのや日テレに迷惑をかけてやりたいという気持ちがどっかにあったと推察され、稚拙な犯罪手口も含めて学校暦や年齢や勤め先からは掛け離れた強い幼児性が透けて見える。
彼がみのもんたの息子であるという背景とは無関係に今回の窃盗事件が起こったとは言い切れない。
(だからと言って、みのに事件の責任があるとはならない。)
みの氏は記者会見でセクハラについて問われ、「私は腰をたたいたつもりでした。セクハラをするつもりはありません。彼女はよくとちるお嬢さんで、その度に背中をたたいていた。彼女に聞いてもらった方がいい」と答えました。
えっ、叩いたのが背中から腰にすり替わっとるがな!
「つもり」って、手の1/3はお尻に達していた可能性もあるってこと?
なんか隠蔽追及されて前言修正する逃げパターンと全く同じだよ。
(司会者であるあなたが数々の隠蔽に憤って来たであろうことと・・。)
更に、セクハラが強く疑われるバワハラを日常的に女子アナの背中に加えていたことも告白してるがな!
女子アナの指導は局が行うことだし、「彼女に聞け」と権力者が言っている時点で「もし言ったら」とプレッシャーを彼女にかけているのであり、エロオヤジに背中を触られて腸は煮えくり返っても、どんなに不機嫌でもカメラの前では笑顔を作るプロの女子アナならニコニコしてるよ。
このセクハラ回答だけでも、みのが報道番組の司会者をやる資格なんて(失ったのではなく)端からないんだって!
みのがブレークしたのは日テレ午後のワイドショーで、視聴者の奥さんが番組に電話相談するというコーナーで、とても親身にアドバイスして時には「奥さん、あんたね」と怒鳴りつけ説教するというみののクサイ演技が受けて、これがその後の国民的人気の「みのもんた」というキャラの原型を作ったと思います。
視聴者の奥さんから、時には
「中2の息子が万引きで警察に呼ばれました。私の育て方が悪かったんでしょうか?」
「旦那が職場の部下にセクハラで訴えられ、裁判になっています。離婚すべきでしょうか?」
という類の相談もあったかも知れない。
その時にも、みのは高潔に自分はさぞご立派な振りをして、もしかしたら息子の万引きも「奥さん、あんたの教育が悪い」と説教し、自分は腰を触って指導しするけど「そんなセクハラ旦那とは直ぐに別れなさい」と無責任なアドバイスをしたかも知れない!?
(ある意味、中学生で万引きしてくれた方が大人になってから窃盗しないように導ける訳で・・。自分は息子が大人しく羊の皮を被っていることを見抜けなかったのでしょう。いや責めないよ一般人なら、人はみな不完全。)
勿論、みのもんたの演技を見抜けない視聴者にも問題はありますが、彼は「みの信者」を裏切ったのです。
30過ぎの息子の犯罪で責任を取る必要なんかないし、なんなら深夜枠でニタニタしながら「みの揉んだの夜ズバッ!」という新番組の司会者でもやってくれて構わないのですけど、正義で高潔な「みのもんた」キャラの演技はもう続けられないから報道もどきのワイドショー司会者は首だってだけですよ。
たかが別人格の成人した息子の軽犯罪で・・、Yes論外降板です!
みの氏は自分を磨いて報道に復帰する意欲があるようですが、もう育ち盛りじゃないし、セクハラを認識できない耄碌エロジジイに残念ながらその資格はない!
みのさんはしゃべりが天職なら、しかめっ面してエラソーに説教垂れてるよりも、原点に戻ってプロ野球珍プレーのおどけたナレーションの方が誰も敵わないし似合っている!
世間の為にも放送界のデマゴーグ「みのもんた」はもうこれで終わりだ!

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