2014年01月26日

アルゼンチン発リスク回避?春節の中国とFRB議長交代の米国でもデフォルト懸念が連鎖したら!?

アルゼンチンの通貨ペソが中央銀行の買い支えなく暴落し、他新興国の通貨も連れ安となり世界的な株安にも繋がりました。
思わぬ伏兵が現れ、2014年のアルゼンチンショックと記憶されることになるのでしょうか?
しかしながら、その前日の中国製造業PMIの悪化も効いていたし、トルコリラは既に自国内汚職問題等で史上最安値を更新していたし、アルゼンチンの通貨危機は世界株安のきっかけではなく拍車を掛けた感があります。

タイやウクライナの政情不安もあり、新興国全体に万遍なくマイナス材料があるように思います。
新興国通貨も暴落というより、昨年からジワジワと売られ安値を更新しセリクラで下げ止まりって感じがないのが嫌ですね。
去年から続いて新興国受難の時はまだ過ぎ去らないようですが、何故か悪いことは同時多発的に起こってしまいますね。

循環ですから、リーマンショック後に新興国が世界経済をリードして、今は新興国が低迷して日米が盛り返し欧州も良くなって来たタイミング。
また、逆のトレンドが起こり、そのタイミングは遠い未来ではないと思っていますが、さて?

お屠蘇を飲みながらの正月ボケお気楽今年もアゲアゲ予想をアルゼンチン危機がようやく酔いを醒ましてくれたでしょうか?(笑)
日経平均も週明けは15000円台割れから始まりそうですが、昨年末大納会が今のところ天井になっていますね。(だから、歴史は繰り・・○△□×?)

リスク回避が長く大きくなるとすれば、アルゼンチンから中国、中国から米国へと新たな火種が燻るケースが考えられ、今週から2月にかけては満載された地雷に要注意かも知れませんね!?

<今週>
28日(火):FOMC、タイ総選挙延期するかの判断
29日(水):FOMC
30日(木):米4QGDP(速報)
31日(金):中国春節入り、中国工商銀の理財商品デフォルト可能性、FRBバーナンキ議長退任
<来週>
2/2日(日):タイ下院総選挙(延期なければ)
6日(木):春節休暇終了
7日(金):米雇用統計、米債務上限適用停止の延長リミット、上海市場再開(春節明け)

ペソ暴落後直ぐのFOMCでQE縮小がどんな内容でどんな方向性で決定されるのかは当然新興国通貨を中心に大きなかく乱要因になり得ます。

更に今月で退任するバーナンキ議長最後のFOMCであり、前日銀総裁やプロ野球コミッショナー(!?)退任時の言葉を借りれば「評価は歴史が行う」のですが、リーマン後の世界経済危機を救ったと崇められている(?)現議長が退任する訳で、イエレン新議長の手腕に疑問が生じれば今後の世界経済にマイナスと世界の株価が下向く可能性もあるでしょう。

また、31日は中国が春節休暇に入りますが、中国工商銀行が富裕層に販売した理財商品の償還日であり、いわゆるシャドーバンキングにおけるデフォルトが起こる可能性が懸念されています。
春節は2月6日まで続くので、何かあった時に対応が遅れるリスクもあるのかな?
個人的には、1月31日に材料が重なっていて気になります。

更に、2月に入って7日は雇用統計ですが、昨年10月にすったもんだして債務上限の適用を停止した延長期限と重なります。
そこまでに引き上げが決まらないと直ちにデフォルトする訳ではないですが、財務長官は2月下旬で資金手当てができなくなると述べています。

タイの選挙(占拠)動向やアルゼンチン通貨危機等の新興国個別のリスク要因に加えて、中国のシャドーバンキングから米国のデフォルト懸念へと拡がってしまうと、想像以上にリスク回避が長く深くなりかねず、その地雷はふんだんにスケジュールされているように思います!?

誰もが不発を願いたいところでしょうが、お屠蘇気分で今年は世界的に悪材料が少なく株価上昇とお気楽予想していた専門家が1月の動向も読めないのに、年末の日経平均予想値なんて当たる訳がないんです!
特にこれからの2週間はアルゼンチンに気を取られていると地球儀のあちこちで地雷が破裂して、リスク回避が負のスパイラルとなり地球儀を何周も駆け回る可能性に注意が必要かも知れません。
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posted by 韋駄天太助 at 19:52 | Comment(0) | TrackBack(0) | 全般共通 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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