2014年04月10日

終わって「いいとも!」で10年遅いけど後番組がお台場テレビの凋落を物語る!?

言いたい放題の巻!

32年続いたお昼のバラエティー番組、タモリ司会の「笑っていいとも」が終わってしまいましたね。
確かに1つの時代の終わりと言えばそうなのでしょうし、私も感慨はあるのですが、でも個人的にはまともにあの番組を通して見たのは何年?いや何十、二十年前だっけと思い出せません!?

相変わらずオマエは見ずに語るのかと言われそうですが、二十年前の内容と終了前の「いいとも」の内容に大きな違いがあるのでしょうか?(笑)
それこそが偉大なマンネリであり見る側の安心感なのかも知れませんが、私は別にタモさんが嫌いではないし、テレフォンショッキングの友達の輪がやらせでも構わないのですが(!?)、途中からまともに見られなくなりました。

一言で結論から言うと、「笑っていいとも」はバラエティーの中でも幼稚なので時間潰し以上の価値が見出せない。

タモリ論を語るつもりもないが、初期の頃はカメラには映せない安産のお守りを手書きしてゲストに見せて喜び、このオッサンは昼の生放送で何してんだろうという(別に面白くもないのですが)アブナサがあったし、名古屋を「えびふりゃあ」でdisるネタを得意としていたりと国民的人気を誇るようなキャラではなかった。
いつの間にか、それらも封印し毒を消して好感度を下げるような芸風は捨てて、お昼の顔として国民的人気のタレントに成り上がったのがタモリで、まさに32年間グラサンをかけ正体を隠して(?)「いいとも」の司会者を演じ続けて番組を成功させたのだと思う。

ダウンタウンの松ちゃんが言ったように「アルタの客は笑いがわかってへん」というdisりがまさに「いいとも」という番組の長寿を的確に説明している。
箸を転がしても笑ってくれる(プロには物足りない)客と視聴者に対して、32年間平日お昼に箸を転がし続けていたのが「いいとも」であり司会のタモリだと思います。
松本がボケ倒して笑いの真剣勝負を挑まれても、平日昼間では見る方が疲れるっちゅう話ですわ。
たけし司会では濃くて毒がありすぎて平日昼間のランチのお供にはならんっちゅう話ですわ。

あっさりと幼稚でしょーもない話で客と一緒にワーキャー騒いでお昼の気分転換になれば良かったのであり、「いいとも」をお笑い番組と捉えると内容にも司会のタモリにもケチが付きます。
視聴率が下がったのは、司会者の高齢化以外にもタモリと同世代の団塊が大量退職しても内容が幼稚だから取り込めないし、仕事の合間に気分転換で見ていた人はネットサーフィンに流れている等の影響が大きいのかなと思います。

「いいとも」が終わるのは10年遅いと思いますけど、それを継ぐ後番組の陳腐さがフジテレビの凋落ぶりを物語っているのかも知れませんね。
マンネリ・幼稚と言われても「いいとも」はオリジナリティのあるバラエティー番組だったと思いますが、後番組は「いいとも」のアイドルや若手お笑いを並ばせてワーキャー騒ぐスタイルを真似しつつも情報番組として対抗した「ヒルナンデス」を更にそっくり真似ているような内容でちょっと情けない。
「いいとも」のコピーのコピーでオリジナリティーのない劣化版しか作れないなら、終わらす必要もないわな、新陳代謝になってないもの。

お台場のテレビ局って、人気女性アイドルグループの単なるジャンケン大会を生中継したり、ヤング?リトル?なでしこの海外での(日本以外は誰も興味を示していない)無観客試合をごり押し生中継したり、幼稚すぎる文化が根付いちゃってないですかね、なんか頭の中が「お台場合衆国」で世間とずれて視聴率が取れないのでは?

フジテレビに新陳代謝が必要なのはお昼の時間帯だけではなさそうだし、若返りよりオトナ化が先かも知れない!?
タモさん、32年間お疲れ様でしたー!その継続は力であり偉大です!
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posted by 韋駄天太助 at 15:22 | Comment(0) | TrackBack(0) | 放談雑談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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