2014年05月09日

「ドラえもん」がディズニーで全米放映され日本アニメはオタクから世界のサブカルへ?

日経新聞によると、米ウォルト・ディズニーが今夏「ドラえもん」を全米7800万世帯で視聴可能な子供向けチャンネルで計26話を放映するようです。
英語吹き替えでストーリーや登場人物も文化や習慣に合わせて一部変更するようですが、これは画期的ですね。

1つは、日本から輸入されたアニメだがアメリカの子供達と親には「ディズニー」ブランドなので偏見なく安心感を与え作品の評価にもゲタを履かせられる!?

2つ目は、日本のアニメ作品は世界的に人気で評価が高いと言っても、まだ一部のオタク文化に留まっており、アメリカの子供達に「ドラえもん」人気が拡がればその影響は世界に拡大し、日本のアニメが世界のオタクにのみ受け入れられる閉じた文化から一般的なサブカルチャーへと格上げされ商業的にも大きな意味を持つ。
(日本でも「全米が泣いた!」なんて嘘でも宣伝されると映画を見たくなる人が多いのは、米国の文化や評価に対する盲信がある訳だ!?)

まあ、のび太の軟弱で他力本願なキャラが米国では受けないという意見もあり反応はわかりませんが、ディズニーが一部変更して放映だし米国での(世界でも)ブランド力は絶大でしょう。
でも、米ディズニー製作の「アナと雪の女王」は(見てないけど)世界中で受け入れられ大ヒットして、日本が誇る「ドラえもん」は原作連載から44年も経た後にやっと米国で放映されるという現実は、作品のテーマや質や普遍性の違いなのでしょうか?

ブランド力やマーケティング力、日本の閉じたガラパゴス日本語と言葉の問題がなくても情報発信力の欠如に大きな原因があるように思います。

更には、日本は世界に誇るサブカルチャーをサブではなく中心に置いてしまい老若男女が幼稚に染まりすぎるのが世界に普遍性を持てない1つの理由ではないかと思います。
例えば、「くまモン」が日本で人気に火がつくと老若男女が喜びメディアも飛びつくから外国でも当然人気になると思っちゃうんでしょうね。

NHK夜9時のニュース番組で「くまモンがニューヨークに登場」と放映し、着ぐるみが愛想を振りまくのですが誰も寄って来ないし、しょうがないからNYのオッサンに近寄ってくまモンがチョッカイを出すのですがオッサンは苦笑いするだけでNHKがインタビューしてもあまり「くまモン」に肯定的なことは言ってくれない。
結果、日本の誇る「くまモン」はNYで全く相手にされずというニュースになってしまったのですが、当たり前やん!
「こんなモン」をNHKニュースで流す必要があるのか?(こどもニュースじゃねえんだぞ!)

それが許されるのが日本であり、サブカルを立派な文化扱いしてしまい大人が喜んでいる国であり、彼我の違いを理解していない証拠でしょう。
(更に言えば、日本では世界の「キティー」と熊本の「くまモン」も同列の扱い!)
ディズニーも「ドラえもん」を小学校低学年向けの有力コンテンツと位置づけているということは、裏を返せば日本とは違ってアメリカでは小学生でも高学年には受け入れられない可能性があると考えているのではないでしょうか?

「ドラえもん」も日本で長くテレビ放映されていますが、ディズニーが採用に至ったのはマスメディアではなくインターネットの力の方が間接的に大きいのではないかと思います。
(メディアの力なら何故44年も掛かる?)

ネットにより更に世界共通語の英語文化が席巻すると言われましたが、実は日本のようなローカル言語のガラパゴス文化が世界に評価される逆の潮流の方が大きいのかも知れません。
映像や音楽等の表現は言葉なしに通じるし、英語圏の人達がメディアを通じて知る日本の文化は日本側のアピール力不足により貧弱で欠如して誤解されているが、ネットを通じで知った日本の文化を英語に限らず彼らが自発的に自分の言葉で彼らの国に伝えてくれることでクールジャパンが世界的に拡がっていると思います。

今回の米ディズニーの「ドラえもん」放映も、そのまま輸出しても受けないが現地の人達と組んでどうローカライズ(ある意味グローバル化)すれば受けるのか(現実的に言えばゼニになるのか)を日本が学ぶきっかけになるし、成功すれば日本のアニメ全体が世界の閉じたオタク文化から「どこでもドア」を抜けて世界に誇る普遍的なサブカルチャーへと飛躍する土台となるかも知れません。

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posted by 韋駄天太助 at 13:25 | Comment(0) | TrackBack(0) | 全般共通 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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