2014年05月18日

インド総選挙はモディ人民党圧勝でフラジャイル5から政治経済大国へと歩めるか?

あれ、「フラジャイル5」ブームはもう過ぎ去ったの? 早っ!
1月のアルゼンチンショックをきっかけにフラジャイル5が売り浴びせの標的にされて、フラジャイルの底のタイミングで煽られてチキンとなりあんな脆弱新興国ワースト5に投資するなんて恐ろしいと喚いていた人が一番ミスター「フラジャイル1」だった訳だ!?

インドのSENSEX指数は1月中旬の21,000から2月上旬に20,000近辺で底を付けてから順調に上昇し史上最高値を更新して現在は24,000を超えています。
インド脆弱で怖いよーとメディアが煽っていた2月頭に買っておけば3カ月程度で20%増です。(結果論ですが・・。)
特に5月に入ってからは総選挙で野党人民党が勝利してモディ氏が首相になるとの期待で上昇して、結果予想以上の圧勝で24,000まで到達しました。

個人的には人口が10億人を超える巨大国家で民主主義のシステムが上手く機能するのか懐疑的に思うことも多いのですが、平均年齢20代の民衆は低カースト出身でチャイ売りから成り上がったモディを更に首相へと押し上げる判断を下しました。

詳しくありませんが、州知事時代には経済政策で実績を残したので首相としてインド経済停滞打破への期待は高いようですが、宗教面では個人的な信仰と政治を分離できないリスクがあるようです。

私にはインドのモディ次期首相とブラジルのルラ前大統領が良い意味で重なって見えます。

ルラも貧しい農民の生まれでまともな教育も受けずに12歳で靴磨きとして働き始めてあれよあれよと大立身出世を果たして大統領まで成り上がりました。
全てが大統領のお陰とは思わないし運やタイミングの良さもあるが、ブラジルのルラ政権時代は経済を中心に上手く廻っていたことを否定する人は少ないでしょう。

やっぱり勢いのある新興国はルラやモディのような成り上がりキャラがトップを務めるのが似合いますよ。
そういう意味では、(少なくとも私には)ルラを彷彿させるモディ新首相率いるインドには期待してみたくなります。
前政権が経済改革で後手に回り成長率が落ち込んだ閉塞感を打破するためにも強いリーダーシップが必要です。

しかしながら、リーダーだけの問題ではなく12億人の民主主義国家が足の引っ張り合いで改革を阻む構造もあるのでしょうし、アジアの2巨大国家を比べた時に必ずしも中国の一党独裁よりもインドの民主主義が優れているとは思いません。
(勿論、中国が独裁故に多くの問題を孕んでいることは否定しないが・・。)

中国のスピードに負けない為にも民衆から信任を受けた強力なリーダーがインドには必要なのです。
今は同程度の人口ですが近いうちに中国を抜いて世界一の人口大国となることが確実なインドですが、政治経済の両面で中国ほどは世界に大きな存在感を示せていません。

モディ氏がインドをフラジャイル5の一角から構造改革を経て、人口だけではなく真の政治経済大国へと成り上がらせることが出来れば、米中のGゼロという歪な世界の勢力図を塗り替えることになるし、旧先進国の日本とアセアンも含めて「西から東へ」で中国一辺倒ではなく均衡の取れた「アジアの時代」到来となるのかも知れません。

頑張れ、モディ率いるインド!次はSENSEX指数30,000を目指そう!?
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posted by 韋駄天太助 at 23:50 | Comment(0) | TrackBack(0) | BRICs | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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