日本の初戦対コートジボワールは日曜日の午前10時からで、視聴率が取れそうな良い時間帯に組まれていますね!?
(他の試合は全て午前1時から7時開始なんですけど、NHKさん!この日本だけの特別配慮に「みなさまの受信料」は使われてないよね!?)
日本チームにも頑張ってもらいたいですが、決して楽な組み合わせではないでしょう。
メディアからもイロイロ指摘されていますが、私も一番気にかかるのが絶対的エース(だった)本田の状態・・。
ACミランでのプレーをそれ程見ていませんが、見た時にロシアとは違いセリエの中では本田のスピード不足が目立つなと思いました。
でも、W杯前の代表戦を見た時にスピードだけではなく持ち味のキープ力もシュート力も全てにキレがなくなっていた。
うん?ひょっとして、本田は急速にピークを過ぎてこのW杯を迎えてしまったのでは?
かつてのビッグクラブとは違い、セリエで低迷するACミランの中でもスタメンを張れないのはそれも理由かなーと。
一時的なコンディションの問題だったと本番では私の懸念を払拭して欲しいですが、本田が普通の調子を取り戻せば香川・長友らも絡む攻撃陣は世界の強豪も侮れないし、イタリア・ベルギー・オランダと互角以上にやり合った力はフロックではない。
ただ、課題の守備力は一体何が改善されたのか判らず、もうここまで来たら世界レベルに達しない守備力は攻撃力でカバーするしかないので、長友はガンガン上がって左サイドをこじ開けて欲しい。
攻撃の課題は周りが本田・香川に預け過ぎて(遠慮し過ぎて)トップに入った柿谷なんか本業を忘れて2列目にアシストばっかり供給するし(それが日本の強みでもあるのだが)、皆が香川レベルで細かく難しくパスを繋ごうとしてゴールに迫る前にボールロストすることが多い点かな。
本田の調子が悪そうなら、相手チームのマークも厳しいのだから本田や香川をおとりに使うくらいの気持ちでやって欲しいですね。
さて、サッカー日本代表の話がしたいのではなく、ブラジル代表が母国で優勝できるかの話でもなく、ブラジル経済の話!
ブラジルもOne of フラジャイル5ですが、ボベスパ指数は3月に45000程度まで下げましたが、その後復調して現在は53000付近ですがインドのような株価復活はまだ見えません。
ところが、先週金曜日に指数が前日比3%も上昇したのでW杯お祝いモードかと思ったら、なんとルセフ大統領の支持率が5月の37%を下回り34%になったのが要因らしい。
支持率が低下した分だけ株価が上昇するなら大統領支持率0%を目指して欲しいところですが、つまり株式市場はそれを望んでいるということです。
10月の選挙でルセフが続投することを歓迎していません。
低調な国内経済の中、大きな資金がスタジアム建設に費やされW杯に対するデモやストライキも起きていますから、カナリア軍団が優勝してトロフィーを掲げることでブラジル国民が鼓舞され経済にも影響を及ぼす・・と言いたいところですが、話はそう単純ではないようです。
ブラジルがW杯に優勝すれば、現大統領の支持率も上がり10月の選挙で続投する可能性も高くなります。
そうすると、ブラジル経済にとっては(もっともご本人はそう思っていないでしょうが)マイナスです。
自国開催のブラジルが優勝すればブラジル国民の士気は上がるけど、大統領続投でブラジル経済は上向かず冷え込ませる可能性がある!
ブラジルが早い段階で負ければ、カナリア軍団のみならずルセフ大統領への国民からの風当たりは台風並みで続投できない可能性もあり、ブラジル経済の未来はW杯におけるネイマールのドリブル突破に掛かっていると言っても過言ではないのです!?
(間違えないでね、ドリブルで抜けないとブラジル経済が上向く!?)
そうは言っても私の優勝予想はカナリア軍団ですが、倒す力のあるスペインとドイツ辺りには頑張って貰って、日本の奮闘も楽しみたいと思います。
まあ負けて大統領が続投できないと・・なんて不健全に考えるのは止めて、ブラジルは健全に自国開催のW杯で優勝して、その勢いで経済でも世界に誇るカナリア軍団を目指せ!

コメントを書く