2014年06月28日

日本代表のW杯惨敗の責任を監督と選手だけに押し付けず日本全体も批判しよう!

サッカーねたです。
日本代表のW杯敗退に関して、監督や選手がイロイロと批判されていますが(私もしましたし)、それは当然であり非難・中傷・罵倒ではなく批判のないところに進歩はない訳で、それを日本で一番上手い人達が頑張ったのだから批判は出来ない「感動をありがとう」とか言ってしまうのは単なる日本的甘やかしだと思います。

しかしながら、惨敗の責任は監督・スタッフとピッチに立った(ベンチに座った)選手だけにある訳ではなく、サッカー協会・Jリーグ・メディア・ファン・国民性にも大いにある訳で周辺環境が変わらなければ日本代表だけが進歩することはないでしょう。
ということで、今回は監督と個々の選手への批判は控えて、今後のために周辺の問題を前向きに批判します。

●日本の異常な商業主義優先も敗因の1つ!
この問題を指摘する声が小さいのも不思議ですが(いや理由は簡単だけど)、現地時間夜10時(日本時間午前10時)という遅い時間帯でイレギュラーに試合が組まれたのは決勝までのW杯全試合の中で唯一日本−コートジボワール戦だけです。
監督や選手が真剣勝負を夜10時から行うことを望むでしょうか?

この変更は日本サッカー協会からコートジボワール側に要請したものですが、選手のためではなく当初予定の日本時間午前4時から6時間後ろにずらして放送したいメディアの要望をサッカー協会が汲んだということのようです。
両国協会の合意があれば変更可能だそうですが、結果として試合時間が変更されたのはこの1試合だけです。
この変更によりコートジボワール国内では試合放送が夜中になるはずで、どんなお土産で合意してくれたのかは知りませんが、日曜の朝10時から放送するために選手に夜10時からの試合開始を強いたのは日本だけです。
勿論文句を言いたいのはコートジボワールの監督や選手でしょうし(何故言わないのだろう?お土産は何?)、条件は両チーム全く同じです。

しかしながら、湿度や雨の影響の悪条件とも重なって、日本が後半に連続で2点を失ったのは夜11時20分前後です。
集中力切れるって!眠くなるって!
ザックの交代策もそりゃ“時差ぼけ+寝ぼけ”になるって!?
視聴者が朝10時からボテチ食いながら下手したらビール飲みながら観戦するために、選手は夜10時からドログバとも眠気とも戦いながら試合させられて、選手のコンディション不良を一方的に責められるのか?

勿論ワールドカップも商業だけど、日本独特の異常な優先順位の間違いが代表の足を引っ張ったのではないのか?
(日本の勝利を望むなら、選手のコンディション優先で日曜なんだから朝4時に早起きして見る程度の努力は多くの人は納得するでしょう。)

●マジメで一生懸命な国民性が本番で力を出させない!
日本代表はアジア公式戦や親善試合では好成績でしたが、1年前のコンフェデ杯でも3連敗で強豪が集う世界大会では結果を残せなかった。
実力差は勿論だが日本代表が本番で普段着の実力を発揮できないのも一要因だと思います。
彼らのメンタルが弱いのではなく国民性として日本人が本番でメンタルが弱く、それはオリンピックでも指摘されることです。
この一瞬のために4年間の全てを犠牲にしてストイックに努力して来たら、試合の前日は眠れずコンディション不良となり、どうしても力んでしまいトリプルアクセルも上手く飛べないかも知れません。
マジメで一生懸命過ぎると普段出来ていたシュートもパスもディフェンスも出来なくなってしまうかも知れません。

優勝を公言していたビッグクラブ所属の選手達が固くて普段の実力を発揮できず、代表引退も口にしてしまう執着心のない内田のパフォーマンスが割と良かったのは一生懸命さの違いなのかも知れません。
だからと言って、内田が全力を出していない訳ではなく気負い過ぎないので肩から力が抜けて普段と同じプレーが出来るのだと思います。
背景にはストイックな努力を賞賛する国民性があるし、生真面目な一生懸命さはむしろ自分にも他人にも害だという発想がない。
特に彼らはW杯や五輪が全てのアマチュアではなくサッカーで食っているプロなのだからこの90分の為に4年間を費やしたと入れ込む必要はないし、時の運で勝つことも負けることもあるともう少し気楽に捉えていれば普段着のプレーが出来ていたのではないかと思います。

●海外メディアをコピペするだけで意思のない国内サッカーメディア!
何を今更ですが、日本のサッカーメディアはW杯にも出場できない世界ランク100位以下で的確な批判が出来ないから、監督も選手も育たないのではないのかと今回も痛感させられました。
イタリアのスポーツ紙が日本の各選手に付けた点数と論評を全て和訳してコピペ記事で稼ぐなら、日本のスポーツ紙が何故独自に採点しないのか?
「外国人記者は日本戦をこう見た」みたいなインタビューを載せるなら、日本の記者がどう見たのかをまず聞かせてもらいたい!

テレビのW杯ダイジェスト番組ではお笑いやアイドルを並べてバラエティー化するのはまだしも、試合のハイライト映像を流す時までスタジオに並んでいるタレントの顔を抜くのは意味がわからないしW杯への冒涜とは思わないのだろうか?
伝えるメディアがこういう次元だから、代表が決勝トーナメントに進めないんだよ!?

●堂々巡りの敗因分析は卒業しようよ!
海外メディアの多くが日本の敗因にワールドクラスの9番がいないと挙げたからなのか、コピペ思考停止の国内サッカーメディアが日本にはストライカー育成が急務とか同調しています。
んなこたぁー何十年前からわかってるよ!日本サッカー史上で釜本以外に何人いたんだよ?
ハッキリ言うけど、今後も出てこないって!この問題は解決できません。

Jリーグの得点王は30代で身長も高くない佐藤や大久保です。世代的にストライカーは劣化しているかも知れません。
20年計画で育成することと、4年後を目指して取り組むことは分けて議論しないと。

ウルグアイのスアレスなんて人間の姿をした狼がピッチを駆け回っているのだから、ボールを追いかけていると本能が蘇って来て噛み付いちゃうんでしょう!?
でも、その獲物を狙う本能があるからプレミアで得点王にもなれる訳で農耕民族の日本では登場しませんって!(登場されても困るけど!?)

他にも経験不足とか(えっ、日本は5大会連続出場でコロンビアは16年ぶり出場ですけど経験から学ぶ力不足では?)、9番だけではなく決定力のなさとかミドルシュートの精度とか、フィジカルで劣るとか、いつまで同じ事言ってんの?もう言い古されたよっていう敗因分析が多いですね。
じゃあ解決策はJリーガーが皆筋トレに励んでアフリカ勢に負けないフィジカルを作るって不可能なんだから、それを踏まえて変えられない弱点は強みを伸ばして補っていく他ないでしょう。

野球でもメジャーで本塁打王を取れる選手を日本で育てるのは不可能だし、その弱点を補うのはピッチャーの針の穴を通すコントロールや多彩でキレのある変化球であり、その力で日本は米国を倒すのも夢じゃない訳だ。(ダルや田中がいれば)
サッカーでもそういう強みをもっと作って伸ばす必要があり、それは次期代表外人監督が3年掛けて日本人の特性を把握して指導することではない!
100mを走ったら外人には勝てないけど、マラソンなら負けない訳だ。
脚力を活かしたスピードでは負けるけど、小回りを効かした俊敏さでは勝てる訳だ。

ということで、日本代表が勝つためには監督と選ばれた選手が一生懸命頑張るだけではなく、サッカー協会・メディア・ファンも代表には劣ってもワールドクラスを目指す必要があるのかも知れません!?
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posted by 韋駄天太助 at 23:59 | Comment(0) | TrackBack(0) | 放談雑談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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