2014年07月09日

NISA枠年240万円との麻生発言で「カップ麺は今400円?」の金銭感覚を思い出した!?

NISA枠が年300万円に拡大との憶測もありましたが、麻生太郎財務・金融相は具体的に年240万円という金額を挙げて拡大に意欲を示しました。

切りのよい200万円枠ではなく、240万円とする理由については以下を挙げました。
●使っている人は毎月10万円ずつ積み立て預金みたいな感じで使っている
●次は240万円。そういう感じでしないと割り算が面倒。カネを移す上では現場にあった感覚。

そういう使い方も一定比率を占めるのはわかるが、その決め付けは誰が吹き込んでいるのでしょう?
小学校を卒業していれば面倒な割り算でもないと思うが、麻生さんと同年代の方々には面倒かも知れないし、毎月積立派にとっては端数が出ずに12で割り切れる枠の方が受けはいいでしょうね。
麻生さんにとっての現場とは証券会社であって顧客ではないように思いますが、店頭証券会社にとって大事な「顧客の声」が拡声器で伝えられ金融庁役人を通して大臣の耳に入っているということでしょう。
でも、拡大して年間240万円の枠ならニーサ(少額投資非課税制度)ではナイサ(NISA)!

毎月20万円ずつドカンドカンと投資することを「積み立て」と言うのか?
初任給月20万円の新卒社員が一体どれだけNISAに興味を持ち、枠を使い切れるのか?

3月時点のNISA口座数のうち、60歳以上が約60%、50歳以上が合わせて75%超を占めています。
その一方、20−30歳代は合わせて10.9%に過ぎません。
枠拡大も結構ですが、制度導入目的の1つである「若年層の資産形成に資する」という大義名分はどこへ行ってしまったのでしょうか?
NISA of the old people, by the old people, for the old people! だよね、この制度は!

どうもね、麻生さんのドカンと月20万円が「積み立て」という金銭感覚は、総理時代のご発言「カップ麺は今400円位しますか?」を思い出させます!?
(積立と呼んでいいのはせいぜい月5万円で、やっぱりカップ麺と同じで4倍程上振れするんだよね!?)
いや私もNISA枠拡大で困ることもないので基本歓迎ですが、若年層に浸透していない問題も指摘されがコッチ(young people)には何ら改善策は示されないのに、100万円枠では足りない人達(old&rich people)の要望には早急に答えるのはこの国の世代間不公平なダメ政治を象徴しているのでは?

更には、法人減税の代替財源として配当等の金融課税強化も挙げられている中、NISA枠拡大(金融税収減)という政策との整合性をどう取るつもりなのかが見えないと一概にはNISA拡大に賛成とは言えませんね。

NISA枠拡大は議論の後、年末に2015年度の税制改正大綱盛り込まれ、早ければ16年から実施される可能性があります。
ということは、再来年から年240万円枠に拡大し、その後5年間で計1200万円の非課税枠が使えることになるかも知れません?

5年間毎月20万円をドッカーン、もといコツコツ「積み立て」られる人はカップ麺なんて粗末な食い物を買って食べたことがない方に限られるかも知れませんが!?
議論の経緯を見守りましょう。
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posted by 韋駄天太助 at 17:58 | Comment(0) | TrackBack(0) | 全般共通 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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