4/23に付けた高値20,252円から千円程度下げて、2万円がちょっと遠くなった感じで良いですね!?
前夜の米国市場がイエレンFRB議長による株価割高発言で下げたことも影響しました。
その米国でITバブルの高値を更新していたナスダック指数も4/24〜4/27に付けた5100近辺から現在は4900近辺まで調整しています。
上海A株指数も4/27の高値4700近辺から4400近辺まで調整しています。
世界とは関係のない日本の黄金週間ですが、世界のバブル3兄弟はGW直前までに大きく膨らみ、GW中に明らかな収縮を見せて息切れし始めました!?
独DAXも引き続き順調な右肩下がりで、なんだか”Sell in May”っぽくなって来ましたね!?
本来の「売り逃げろ」という意味なら、これじゃあ”Sell in April“だろと言いたくなる程の前倒し調整ですが、このフレーズを皆が意識するから皆が売り逃げる前に売り逃げてやるという行動が表れているのかも知れないし、もしかしたらまた直ぐに持ち直して最高値を付ける前の単なる押し目に過ぎないのかも知れません・・。
今週の日本は今日と明日の2営業日だけだし、明日は米雇用統計なのでGW気分継続で本格的に動くのは来週からでしょうが、そういう時に限って大きく動いたりするものですしね!?
今日はイギリス総選挙の投開票があるし、二大政党が過半数を確保できずに連立の混迷でEU離脱が意識されるような展開になるのでしょうか?
ギリシャのユーロ離脱は何度も市場を揺らして来て今もまさに現在進行形ですが、国名と退出(Exit)を合わせた略語でGrexitと言われますが、英国のEU離脱はBrexitと言われるそうです。
まさか、GrexitとBrexitというEU圏縮小懸念が同じタイミングで重なって市場のリスク要因になって来るとは・・。
“Sell in May”を加速する要因としては両者ともにウォッチしておいた方が良いかも知れませんね。

コメントを書く