<ファンド> :信託報酬率[税抜](変更前→変更後)
国内債券インデックス:0.31%→0.16%
外国債券インデックス:0.38%→0.20%
外国株式インデックス:0.39%→0.24%
頑張って三井住友DCを下回り国内最安を奪還する債券ファンドはスルーして、外国株式ファンドにフォーカスします。
既に国内最安にもかかわらず更に0.15%引き下げて独走状態に入るかに見えます!?
しかしながら、三井住友が信託報酬0.16%のDC外国株式インデックスファンドSも開放すると1位の座は奪われます。
この段階で引き下げたということは対抗は無理でこれが目一杯という判断でしょう。
だから、債券ファンドと同時に引き下げて更に安いというイメージを与えた方が、下回れないのに事後追随して2位となるより良いとの判断では?
つまり、三井住友がDC外国株ファンドを一般向けに出しても、ニッセイはこれ以上対抗しないと読みます。
しかしながら、MSCIコクサイ連動の国内上場ETFの信託報酬が0.25%なので、投信の方が0.01%低いというビックリ低コストであることには変わりません。(狙ったんでしょうが)
しかも、ニッセイファンドは大手ネット証券で取り扱われており還元プログラムが適用される場合は更に安いということになるのかな?
某大手で最大条件の還元だと信託報酬0.24%分がポイントで全て返って来る可能性があるのかな?
あまり言わないほうがいいのかな?(笑)
さて、ニッセイ引き下げに対するリアクションは起こるでしょうか?
今回は投信よりも高コストになってしまったETFの方も引き下げで対抗して来る可能性があるでしょう。
三井住友のDCでは様子見していた他インデックスシリーズもニッセイが動いたのなら対抗せざるを得ないと引き下げる可能性もあります。
日本はどんな業種でも競争が少ないとトコトン談合して高価格を維持するが、一旦料金競争が起こるとトコトン下がって世界でもトップレベルの低料金になるまで止めない二面性があると思います。(根っこはどちらも横並びなんだよね。)
日本の投信はバカ高い・ぼったくりと言われながら、インデックスファンド間では熱い競争により世界水準のレベルまで下がって来ているように思います。(インデックスの差別化は基本的にコストだけだから)
更なる健全なインデックスファンドの引き下げ競争とアクティブを含めた投信全体に低コスト化が拡がることを期待したいと思います。
ニッセイさん、引き下げもいいけど新興国株ファンドも国内最安で出そうよ!

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