新興国連動は今のところシリーズに含まれていませんが、先進国株と債券・リートは12月18日、日経225は12月7日が設定日です。
楽天証券とマネックス証券では今日から取扱いが開始されていますが、他証券ではまだ扱われていません。
SBI証券は販売会社に名を連ねているようですが、自社のホームページでは何ら案内がありません。
DIAMのホームページでも日経225の販売会社は楽天とマネックスのみで、設定日から注文できないのは一歩出遅れた感があります。
ニッセイの値下げなどインデックス投信の信託報酬引き下げ競争が急激で、DIAMも扱うとEXE-iの影がまた薄くなる等の懸念や葛藤があって出遅れたのかな!?
或いは薄利の商品なので取扱いを18日に揃えて、大々的に宣伝せずにひっそりと商品棚の奥の方でラインナップに加えたいのかも知れません!?
一方、楽天証券は三井住友DCシリーズと並べて大きく宣伝し、「楽天証券が取り扱う年金専用ファンド(DCファンド)並みの低コストが特徴です」と煽りまくってます!?
12月に入ってインデックスシリーズを出してきたDIAMが後発のお約束として三井住友DCもニッセイも下回って来た訳ですが、今年のNISA残り枠を使って欲しくて年内に間に合わせた感もあります。
これでインデックス信託報酬引き下げ競争は、DAIM1位で当面の決着はついたのでしょうか?
ニッセイの引き下げはDAIM想定外で三井住友DCだけを意識していたでしょうし、守りたいのは日本最安でしょうが再対抗する余力があるのかどうか・・。
eMAXIS・STAM・Funds-iやそれを下回ったが既に影の薄いEXE-i等のもう安いとは言えないインデックスシリーズがどう対抗するのか・しないのかも気になります。
どうせ値下げするなら急激な変化の中で先に動いた方が負けって面もあるし(!?)、競争は来年に持ち越しでじっくりジワジワやった方が顧客の為でもあると思います。
毎月最安ファンドが目まぐるしく変わる状況では、顧客の方も簡単には飛びつけないし、インデックスファンドの客層を考えてもお互いに腰を据えて競争を見極めるべきでしょう。
ということで、急いで決着をつけず来年に持ち越して健全に競争して下さい!

コメントを書く