2016年02月15日

日経平均は先週1万5千円を割れたが節分天井彼岸底なら調整はまだまだ?

日経平均は先週月曜日に一時17,000円台に乗せましたが、そこから急降下して金曜日の終値は14,900円台でまさか(?)の1万5千円割れとなりました。
マイナス金利発表直後のようなN字回復での上昇とはならず、2月1日の17,900円台の高値から2週間ほぼ右肩下がりの急降下となってしまいました。

金曜日の米国市場や原油相場の上昇により、週明けの日経平均は1万5千円台中盤へと500円以上の上昇を見せていますが、近頃500円前後の上下は特に説明の必要もない寄せては返す波のような(笑)
ネットでもテレビでも毎日株価が500-900円上昇・下降したと報じているようなイメージで麻痺してきますね!?

ファンダメンタルズ的には中国と原油の2大リスクに米・欧の景気・金融懸念が加わり、日本も読めないマイナス金利と円高で先進国不安も追加の世界総崩れ懸念と言ったところでしょうか。

1万4千円台が2月にお目見えするなんて専門家の先生方からは聞いてませんって話の大バーゲンですが、実際に遭遇すると足がすくむのが感情を持った正常な人間ってものですね。
でもやっぱり思い出したいのは、先生方に煽られて2万円台で安心してロングしてしまうのと1万4千円台でまだ落ちるかも知れないナイフを掴むのとでは、一体どっちが恐ろしく無謀な暴挙なのかと・・。

でも、押し目なのかはわかりませんね。
節分天井彼岸底という相場格言は、新年からの高値が2月上旬で天井を付けて調整に入り3月中旬に安値を付け易いというアノマリーですが、今年は新年早々からだだ下がりなので少し様相が異なります。

しかしながら、1月21日の安値から反転してマイナス金利発表後に付けた高値は2月1日です。
ささやかな節分天井から今年2度目の暴落が始まっているのは格言通り?
ということは、ここからまだ1カ月間調整して3月中旬に安値を付けるとしたら日経平均も1万4千円台も通過点ということになってしまいますね!?

直ぐに霧が晴れることはないように思いますが、春分何ソレ?の米国でFOMCが3月16−17日に開催ですね。
うーん、確かに底を付けるイベントとしては有力候補が1カ月後に控えていますが彼岸底となりますか、さて?
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posted by 韋駄天太助 at 11:52 | Comment(0) | TrackBack(0) | 株式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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